多趣味悠優遊

希望ヶ丘にカキランがあるとの情報を得、昨日夕方探しに行った。 水辺にちょうど見ごろの美しいカキランがあり　何枚も写真を撮り 興奮して帰ってきた。 花好きな誰かに話したくてたまらなく　今朝三上山で出会った花好きな人に 写真数枚も見てもらった。 彼女達が期待に胸ふくらませ　その場所をすぐに訪れた・・・・・ なんと　掘り起こされていて　蕾がたった1個あっただけだという。 許せない！！！　花盗人は罪にならないというが　そんなことはない。 自生の貴重な野草を　盗む人を私はどうしても許せない。 野にあるからこそ　価値のある花を根こそぎ持って行って　家の庭で咲いても 美しいと思えないのではないか・・・ 昨日のせっかくのうれしい気持ちが今日は　すっかり萎んでしまった。   　

かねてから　希望ヶ丘の地図の中に 「自生のササユリ」と　見ていたが今回初めて探しあてた。 　わずかな距離の所に 蕾と花とで20個近くあった。 昨年は　1本に6個の花をつけたのもあったようだが それを見つけることはできなかったが　ちょうど旬の花を見ることが出来満足。

予報では午後から雨ということだったが　予定していた伊吹山に登った。 数年前から　3合目まではタクシーしか入れないそうで　仕方なく登山口に駐車し 登り始めた。これまでは自家用車も3合目の駐車場まで入れたのに　なぜ？と思ったが 聞く所によると　軽自動車が運転をあやまり谷に落ちていたのを気づかずにいたことがあったそうで　それ以来一般車は　登山道に入るのを禁止されたとか。そんなニュースは知らなかった・・・ 伊吹初登山者を含め3人。花が目的。まず「カンボク」　　これはここでしか見たことがない。 ガマズミ属らしいが　葉は３中裂しているので区別できる。 ３合目あたりから　オドリコソウ、グンナイフウロ、シモツケなど。イブキハタザオも群生している所があリきれいだった。 ４合目あたりから　小雨が降り出したが　時々晴れ、下界がきれいに見えたが　頂上は１２℃。 この時期この温度だと　とても寒く感じられる。 下山したら駐車場のご夫婦が暖かく迎えてくれお茶やお菓子までいただいた。 楽しい山行とともに良い思い出で 明るい気持ちで帰宅できた。 カンボク  イブキハタザオ ヒメイズイ  オドリコソウ  グンナイフウロ

数年前の今の時期に　武奈ヶ岳に登ったときには ドウダンツツジのトンネルの中を歩いた記憶がある。 その後は　未だにあのようなたくさんのドウダンツツジには出会うことができないでいる。 でも　今回ほんの少しのベニドウダン、そしてコヤマノダケのスキー場付近の 大きなサラサドウダンだけは　見ることができた。 そして 常緑の低木のアカモノが　西南稜はじめ　あちこちたくさんの花をつけていた。 夏になると赤い実をつけることからアカモノという名前がついたらしいが この小さな花にも個性が感じられてなお一層かわいさが増す。