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親の介護

早稲田大学の機械工学科を卒業したという 事業家、文筆家の肩書を持つ 平川克美  氏は 2年間 父親を介護し、それをもとに 小説仕立てにして発表した。 『俺に似た人』 である。 自身の経験から介護はやった方がいい、という結論が出たそうである。 真正面から介護に向き合うのは非常に興味深く 親 を介護すると  《人は誰しも誰かから生まれ、大きな時間軸の中で生きている、一人ではないんだ》 ということがはっきり分かる、と。 自分はずっと生きられる、という感覚を多くの人が持っているが  介護を通じ    自分もそう遠くない将来に必ず死ぬ 、ということを自覚できた、人間の生き死にというものが実感として自分の中に入ってくる、このごろは《介護を経験してやっと一人前》 、と思っている、という。 この小説に対して 平川氏自身はの次のように語っている                           ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・' 親父を、介護してみた。 昭和という時代に、町工場で油まみれになって働いていた父親。 若い頃絶対に相容れないと思っていた、「俺に似たひと」のために、  仕事帰りにスーパーでとんかつを買い、肛門から便を掻き出し、「風呂はいいなあ」の言葉を聞きたくて入浴介助を続けた――。 義務感から始めざるを得なかった介護。 その中で透徹した視線で父親を発見し、老人を発見し、さらには「衰退という価値」を発見していく ”俺”の物語                              ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'  確かにそうである、 もうとっくに高齢と言われる年齢になっているのに  「自分もいつかはきっと死ぬ」ということを忘れてしまっている。 身近な人の病気がわかって オタオタしている自分は やはり 「人はいつかは死ぬ」ということを日々の生活の中で 自覚できていなかったからに違いない。  

ミーハーな私?

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先日来どうしても頭から離れなくて悲しんでいることがある        私がいくら頑張ってもどうしようもないこと、 でも悲しくて夜中にふと目を覚まして 眠れないこともしばしば・・・・・・ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■                      ★・。:.・。*。☆・。:.・。*。★・。:.・。*。☆・。:.・。*。★・。 『浅田真央23年の軌跡写真展』が京都高島屋で開かれており 少しの間でも頭から悲しい気持ちが離れられるか・・・・と期待して 見に行ってきた。 恐らくすごい混雑だろう、と思ってはいたが思っていた以上の混雑。 人ごみの間からのぞきながら 見て歩いた。 幼いころからの写真とともに数々の舞台衣装 どの衣装も豪華絢爛というか、きらびやか・・・というか・・・・ 柔らかいドレープが出る生地にたくさんのキラキラ光るビーズ(?)を施してある。 ソチオリンピックの時のフリーの演技のビデオ上映があり またあの感動を味わいたくて椅子に座って鑑賞。 涙もろい私は 何度も見ているのに涙がにじんでくる。 周りにいた女性が 「 何回見ても感動する!ナ~ン回見てもカンド~~ 」と 何度も言っていておかしかったが 本当にそうだ。 こういう催しは女性が多いと思っていたが今回に限っていえば 若い男性も高齢の男性もたくさんいた。 皆やはりあの演技では多くの感動をもらって 涙したんだろうと思う、そうに違いない。 二つのコーナーでは 希望者には写真撮影が 許されていて大勢が列を作って待っていた。 金メダリストの荒川静香さん、銀メダリストの伊藤みどりさんの時にも このようなイベントがあったのかしら。 スポーツ音痴の私は 真央ちゃんのかわいさに魅せられてフィギユアに 目を向けるようになったけれど やはり真央ちゃん人気は抜群なんだろうなぁ。 すごく大きなパネルに真央ちゃん宛にメッセージを書くように用意されていて もうほとんど隙間がないのに ちょっとした空間を探して 小さな字でメッセージを書こうとしている人がたくさんいた。

おしゃれに 「防災ガール」

若い女性が使いたくなるような防災グッズののブランドSABOI   防災= BOSAI  を 並び替えたそう 自分たちが普段使いたくなるようなデザインにこだわった品々 だそうである。 〇かわいいイラストとともに災害伝言ダイアルなどをプリントした手ぬぐい 〇ライトや笛 〇災害時に ヒールから履き替えられる携帯用フラットシューズ 〇携帯食 自分の命を守り 人を助けるための知識やスキルを身につけたい、 という思いから 20代の女性たちが集まって 立ち上げたそうである。 今の若い人たちの中にも こんな素晴らしい人たちがいることに感動である。      ★★   ★★   ★★   ★★   以下にその一部を 転載する         防災 ってなんか難しそう。 なんだかめんどう。 そんな想いを オシャレに面白く 、 そして わかりやすく する“ 防災ガール ” 30 年以内に80%の確率で起きるとされる 首都直下大地震、南海トラフ。 大切な人を守る 準備はできていますか? 自分の事は自分で守る、 そんな若者を日本中に増やして、すこしでも多くの人の命を失わないために 防災ガール は活動しています! ◎これから衝撃的なことが起こります 東日本大震災から3年が経ちました。 東京オリンピックが決まって、各所から原発のことや被災者のことはどうするんだと言う声を聴きます。 まだまだ解決しなければいけないことは山ほどある。それでも私は、引き続き復興を行うことも大切だけど、これからくる災害に向けて、経験したことをいち日本人として繋げ、生かしていかなければいけないと思っています。 同じことは二度と繰り返したくない。あんな想いを自分の将来の子どもや大切な人にしてほしくない。今から一歩ずつでも準備しておくだけで、救える命がある。これはどこかの知らない国の話ではなくて、私たちの話です。 これから 30年以内に80%以上の確率 で、茨城から九州あたりを範囲とする「南海トラフ」と東京都心を襲う「首都直下大地震」が起こると言われています。絶対に起こるものであり、確率でしか「いつくるか」がわかりません。 ◎「防災ガール」とは 災害大国である日本において若者の防災・減災意識を高めるために、 よ

健康寿命

平均寿命では女性はとっくに80歳を超えていたが 昨年ついに男性も初めて80台になったようである。 それとは別に 日常生活を支障なく送れる平均年齢のことを【健康寿命】というらしい。 男性は70歳 女性は73歳 平均寿命との差し引きは 介護や入院が必要な期間ということらしい。 お~たいへ~ん!!! もうすぐ私ども二人はその年齢になる。 少しでも そうならないように努力しなくては・・・・ 高齢者の仲間入りをしてからずいぶんなるがその後の人生をどう充実させるかが 誰にとっても必要になってくる。 東京出身の俳人 築地正子さん     ≪のび盛り 生意気盛り 花盛り 老い盛りとぞ言はせたきもの≫                                  さすがうまいこと言うなぁ~ 創作熟語の中にこういうのがある。  右翁左媼( ウオウサオウ)     ホントダ!! 今の世の中 どこへ行っても おじいさん おばあさんばかり ヨ~~ 近所にも子供の声は聞こえないし 電車に乗っても 年寄りがほとんど  山に行ってもほとんどが高齢者 しかし この創作熟語《右翁左媼》は1990年に住友生命が募った作品の入選作だという。 そのころの65歳以上は人口の12%だったというが 去年は総人口の25%を超えたというから ますます  右を向いたらおじいさん、左を向いたらおばあさん   の時代になっているといえよう。