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8月, 2020の投稿を表示しています

栗の葉と枝で

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 JVR講座の日。 草木染め、今回は栗で染める。 講座生の受付をしたが 次々と参加者が・・・ 染色用の布が余っているので 付き添いの保護者さんも希望する方には草木染を体験してもらった。 草木染の簡単な説明を受けてから まず 受講生の中から進級した人の表彰。 まず模様付け、ビー玉と割りばしくらいしかないので それを輪ゴムでくくって・・・私が担当する1班には 草木染初体験の人も多く、「ひもの締め方がゆるいよ」「布をたたんでから縛ると一度にに何ヶ所か模様ができるよ」「名前の布は見えるように模様付けをしてね」など話すことがたくさんある。 1時間弱で模様をつけ終わり そのあと その布を水に浸す。この工程は「むらがなく染めるために忘れないように」、とのこと。 今日は最近の中では最も多い参加者がいるがとにかく 3密を避けなければならないので班ごとに分かれて 作業をさせる。もちろん皆マスクをしているが 子どもたちはこのところふだんの生活の中でマスクをしている機会が多いせいか 抵抗がないようだが 私はふだん短時間しかマスクをしていないし 大勢の子どもに囲まれ「これはどうするの?」「こっちはどうするの?」など次々たずねられ 大忙し。  朝から担当の方が 栗の葉を煮だしてくれてあり その染液に 模様付け済みの布を投入。濃い赤茶色になっていて よい香りもする。 20分くらいは染液につけておいた方がよいので その間 森の中を歩く。「暑いので 一回りでいいです・・」と森の職員。 花はあじさいの咲きガラが少しと ツルボの花が一本だけ。男の子はトカゲが出てくるたびに大喜び。  溝の中を マムシがにょろにょろしていたのを見つけたときにはビックリした。「刺激を与えないように見るだけにして、そっと見るだけにして」と。人間の気配を感じたのか マムシの方が逃げてくれてよかった。 媒染液は アルミニュウム媒染と鉄媒染。「2色にしたい人?」と聞くと 数人が手を挙げたので私が担当。 カンカン照りなので 「しんどい」「まだ?」などと言う子もいて気をつかう。 複雑な模様にしたり ゴムを固くまいたりしていると ほどくときに布を切らないよう気をつけなくてはならないが あやまって穴をあけた子もいなくて皆それぞれに大満足していた。 鉄媒染だけ

猛暑日

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昨日夕方 「ナツエビネが見ごろ、早く見に行った方が…」との情報が入る。 毎日猛暑日が続くので少し涼しくなる週末に見に行く予定だったが 急きょ 今日出かけた。 今回はこれまでとは違い すごく丈の高い花が多かった。 株のしっかりしているのが多くて 「来年からもまだまだ楽しめそう…」とうれしかったがそろそろ 「ひょっとしたら来年は見に来れないかも?」と思った方がよいかもしれない・・などとも思う。 UE氏は 「花を見に来る時には大勢で来るのが楽しいね」っていつも言ってくれる。本当に優しい方だ。 AG氏の案内で これまで見に行かなかった場所まで「もしかしたら 咲いているかも?」と連れて行ってもらえた。 登山道で見つけた花々と同じくらいの花があちこち(全部で5,60個はあったと思う)咲いていたし 30本以上の株が群生しているところがあり 、そこは来年は咲くように倒木をわきへ押しやったり周りのシダを刈り取ったりした。 「こっちにも・・」「あそこにも・・」と聞くと 見に行かなければナツエビネに申し訳ないような気がして斜面を登ったり下ったり・・ 山の中ではそれほど感じなかったけれど 昼過ぎに車のところへ戻ったら「命の危険を感じる暑さ」だった。 今日、滋賀県内では39度を超えた地域もあったらしい。 たくさん写してしまい、 アップする画像を選ぶのに一苦労(*^▽^*) 下の画像は 今回の中でも特別 丈が高いもの 分かりにくいが上までずっと花がついている 倒木からナツエビネが生えていた、がんばれ~~ ナツエビネを探しているときに ツルリンドウの花も見つけた。 これはこれでかわいい。 登山口にあった「ハグロソウ」 名前の由来は葉が黒いから『葉黒草』またはお歯黒のように花びらを唇に例えて『歯黒草』の2説があるらしい。 ここに来た時しか見たことないが 本州中部より南にしかないのだとか・・

花言葉は「男ぎらい」

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 10年以上前に 神秘的な花「カラスうり」を知った。 どうしてあの小さな蕾から たくさんのレース糸のようなものが広がっていくのか不思議で・・不思議で・・・・ 花好きな友人と市内のカラスうりが生えているところを探し当て 夜自転車に乗り 懐中電灯を持って 道路からその花を見せてもらいに通った。 4、5回は通ったと思う。 道路で懐中電灯が光ったり消えたりしているのを不審に思って家から出てきて「何してる?!!」などと言われなかったのは幸いだった、と思う。 初めは7時ころ見に行き、 そのあと 8時半、9時ころをめがけて見に行った。 夜が明けたらしぼむ花なので 「何時ころまで咲いているのかしら」と 友人は明け方4時ころも一人で見に行き 「もうしぼみかけていたよ」と報告してくれた。 今回 我が家の垣根で育っているカラスうりをアイホンで撮影したのをここにアップする・・・ 暗くなってからの撮影は 右手に電灯、左でアイホンを持ちその親指でシャッターを押しているので 不安定だし 花の位置も一定ではなくて… 8月13日7時  蕾が膨らんできたので「きっと今夜、ひらく~」 蕾の上に続いている葉は 違う植物で カラスうりの葉は左下の濃い緑 13日17時半 蕾の先が割れてきた ❤ うっかりして 18時半ころは見るのを忘れた~~~ 13日19時半 13日20時半 13日21時半 画面右下も伸びていくはずだが 何かが邪魔しているのかもしれない 13日22時半 下の中央左がカラスうりの葉 13日23時半 14日1時半 14日3時半 レースをそろそろしまいかけている 14日5時半 14日6時半 14日7時半 14日11時 こうして観察してみてわかったことは 日没後開き始め 9時から10時ころには開ききってしまうようだ。 夜開く花で有名なのは月下美人。 大きな花であでやかで 毎年新聞記事にもなる。 カラスうりはそれほど知られていないし、 手入れなどしなくてもはびこる植物だけれど この花を見ると自然界の不思議を感じる。 夜開く花が白いのは 月下美人はコウモリを寄せ付けるため、カラスうりは受粉のため夜行性の【スズメガ】を寄せ付けるためだそう・・・ 花言葉が「男ぎらい」だって・・・ この花が日没後にレースのような純白の花を咲かせ、日の出前にはしぼんでしまうことにちなんでつけられたらしい