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7月, 2013の投稿を表示しています

ライチョウ 母鳥の愛

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今回北アルプス一部の山行で 何度かライチョウに出会った。 蓮華岳のそばを歩いている時に 少し雨模様になった。 ライチョウが羽を膨らませ 珍しい鳴き声を・・・・・ ふと見ると そばに4羽のひなが・・・ 自分の方に注意を向けさせ ヒナから遠ざけるために威嚇したようだ。 2度も近づいてきて 羽を広げた。 動物の母性はすごい。

出会い

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新しい山行での楽しみの一つに 新しい出会いがある。 今回の針の木小屋での宿泊では 夕方の天気予報を皆が心配してみていたが 雨、雨、雨・・・・・・ 次の日の予定はそれぞれ違うが どうしようか迷いつつ 眠りについたが 夜中の雨音の大きさには 何度も目が覚めるほどで 「あ~やっぱり天気は期待できないのか」と。 朝になるとそれぞれのグループに別れ出発の準備。 私達は 昨日蓮華岳付近でであい、 「今何時ですか?」と聞かれ「今夜の宿泊は同じ針の木小屋ですね~」としゃべった人と 朝になってからも「よかったら 一緒に大雪渓を下りましょう」ということになった。 「ほかに男性二人も 下りるそうですので 皆で一緒に行動しましょう」と。 激しい雨のため ザックカバーをつけ合羽を着て アイゼンをつけて いざ出発・・・・・ 結局もう一組の夫婦とで7人の 列。 かなり急な斜面なのでアイゼンをつけていても 怖がって なかなか進まない。 男性二人組のうちの一人は大学の山岳部の顧問ということで 慣れておられ いろいろなアドバイスをくださる。 昨夜の大雨で 恐らく流されたのであろう、木と周りの泥が数百メートル上の方からの後も残して 雪渓上に 転がっている・・・・ ちょうど真ん中くらいでは 落石まであって 怖い思いもした。 いつ落石があるか分からないので 常に気を配っていなければならない・・・・ 2時間近くかかってやっと ある程度安全な場所まで降りることが出来 ほっとする。 扇沢では偶然 全員が同じ場所に駐車しており そしてまた同じ温泉に全員が寄った。 温泉では夫が大学の顧問の方と話をかわし 「どこの大学ですか?」と尋ねたら なんと東大のスキー山岳部の顧問に乞われ 剣岳でキャンプをするため その足慣らしのために ここに登ったらしい。 前日も顔を合わしていたのかもしれないが 朝食を隣合わせで食べ少しだけ 話した。 その人と一緒に下ることになったのも全くの偶然。 雪渓を下りるときの指導も指図もすごくさりげなく 素敵な人だな!と思ってはいたが 東大出身の方だったとは・・・・そして昭和18年生まれの69歳だそうで私とまったく一緒。 その方と行動を共にしておられた人はどういう立場の方かはしらないが その方もとても笑顔が素敵でいつ

上には上がある・・・ 物理学者 米沢冨美子さん

大学時代の2年先輩に M 製薬会社に就職していたのに退職し 大学院に入り直し 修士課程博士課程にすすみ その後も大学の助手を経て教授にまでなった女性がいる。 結婚もし お子様も二人育てられた。 あのころは 今のように女性が働くのは当たり前の時代ではなかったので その先輩のことを 「彼女は特別!」という思いで見ていた。もちろん尊敬の念ももちつつ・・・・ しかしその数年先輩の 米沢冨美子さんの話を聞いて 「うわぁ~~上には上がある」と思ってしまった。 以下に【私の履歴書】を読んだ人の感想文に少し手をくわえて・・・・ ***  ***  ***  ***                ***  ***  ***  *** 紙おむつも全自動洗濯機もない時代、また、夫は家事育児を全くし​ないのが当然の時代に、孤立無援で1人で子育ても家事もし、その​中でめざましい成果を上げていかれるさまは、あっぱれというしか​ない。   小さい長女を抱えて次女を妊娠し、つわりで苦しんでいるときに、​休日も家事をせず寝転んでいる夫に「君が勉強している姿を最近見​なくなった。京大の助手になったぐらいで慢心してたらいけないよ​」と言われ、 言い返すどころか、その夫の一言を逆に発憤材料にして、睡眠時間​4時間で机にかじりつき、つわりも気合いで消し、ものすごい研究​成果を上げるなんて。 お子さんの迎えのために、毎週の研究会もさわりの部分しか聞けず​早退しながらも、「このくらい後からいくらでも取り返せる」と思​っていた。 また、子どもがいると海外はおろか国内の学会ですら参加が難しい​ことが常に悩みの種なのだけど、米沢さんはいとも簡単に子連れで​海外をも飛び回り、国際学会にもいつも子連れで参加し、お子さん​は会場のいちばん後ろの席に座らせておいたという。お子さんと一​緒の学会での写真が、ドイツの地方紙の1面を飾ったこともあった​とか。 さらに、この方、3人のお子さんの教育にも手を抜かないどころか​、すごい教育ママだったそう。 自身のアメリカ留学から帰国後、お子さんたちの英語力を衰えさせ​ないためにもあらゆる手を尽くす。お子さんたちをアメリカのキャ​ンプに入れるため、毎夏企業と契約して渡米し、ひと夏で集中して​研究し成果を出す。3年間アメリカ人女性を住み込みで家に置い

ぼけないための頭の使い方

今朝の朝日新聞 ≪天声人語≫ より 老後をどう生き生きと過ごそうかとは誰しも考えることである。 多湖輝さんの著書「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」で 紹介されているのが次の言葉だそうで うまく表現されていると感心してしまう。 日々の暮らしの秘訣          「キョウイク」 と  「キョウヨウ」   これは「 今日行 く ところがある」 と  「 今日、用 がある」 うまいっ!! こういうふうに表現することを考えつくことこそ 脳が元気な証拠でしょうね~

花火大会

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ここの地域ではまだ学校も夏休みに入らない今の時期に河川敷で花火大会が行われる。 川沿いに住んでいる我々にとっては 毎回特等席でじっくり楽しめる。 これまで猛暑続だったが 今日は午後から気圧不安定となり 激しい雨が降り出した。 時には雷も近くで・・・ なんでまた今日に限って~~~ しかし 2時、4時、6時に 「予定通り花火大会を行うぞ~~~~」とばかりに 高らかに 合図の花火が上がった。 もちろん雨が止んでほしいとは思っていたが 「本当に大丈夫?決行できるの~?」という感じの 雨である。 しかし傘をさしながらも浴衣姿の女性などが次々に会場の方へ歩いていく・・・・ で店があったり少しはイベントも計画されているからかな・・・・・? 「止めばいいのに~~」 止んだ!!! ほんの一時間前くらいから すっかり雨がやみ 定時に花火大会が始まった。 風がなく 家のそばから見ていると先の花火の煙に隠れて 煙の周りが光っているだけ・・・・ 「これじゃ~ここにいては楽しめない!」 と思って より近く より近く…へと歩いた。 じっと止まって 椅子に座って眺めている人も大勢いるが 「どうせ見るなら近くへ行って」と 空を見上げながら歩いて歩いて・・・。・・ 花火はいつ見ても心ワクワクする (*^_^*) 小さな自治体で 予算も少なく わずか1000発、1時間足らずであるが いつも感心するのは盛り上げ方がとても上手である! ラストになると すごく盛り上がり 終わったら感動してひとりでに拍手をしてしまう。 今年は子供たちの家族が来れなかったので夫婦二人での鑑賞になってしまったが つくづく「見せてやりたかったなぁ~」 と思う。 こんなすぐ近くで花火を楽しめる…など こんな恵まれている人はそういないでしょうね。 ありがたいことです! 不況の影響で 数年間は 花火大会がなかったが 数年前より また復活してくれとてもうれしい。 せっかくの動画だけれど 音が入らない!! 花火というものは威勢よくドーンという音とともに楽しむのだーと実感する

レザーアーティスト

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鳥取県米子市出身の 本池秀夫氏の 「革の世界展」が 京都の美術館「えき」で開催されている。  以前革工芸をたしなんでいた、ということから 友人がこの展覧会を知らせてくれ また 近所の方が招待券をくださったので あまり予備知識もないままに見に行った。 本池さんは 大学在学中にヨーロッパに旅し ローマの骨董屋で出会った陶器人形に魅せられ人形作家を志した、という。 革の人形、実物大の革の動物など・・・・ 世の中には飛んでもなく器用な人がいるもの…とつくづく思う。 馬や各種の犬、様々な猫、ゴリラなど実物大で作られており また人形は表情の一つ一つが細かく、帽子や洋服はもちろん 靴なども実際の靴のハリ合わせと同じ作りで 精巧に作られている。 本池さんの言葉より 【皮は 動物の一部です。食用になったのち いわば廃物である皮が加工され 革へとなります、そこに自らの感性や技術を活かし 新たな命を吹き込むのが 私の仕事です】 これまでは 展覧会などに行くと 記念になるものを一つ購入していた。 何もない時には 絵葉書などでも・・・・・ しかし 今「物を減らす」ことを心がけている時に 使わない葉書なども必要ではない… キーケースや ブローチなどの小物などでも 相当な値段がついている。 素敵なネックレスがあったが  5ケタ の値段。ハイになっている気持をぐっと押さえて我慢する。 9月にあるクラス会の時に参加しているみんなに渡そう・・と昨年より靴型のストラップを製作中で 自分の携帯電話にもつけている。 同じようなデザインの靴をブローチにしたものがあった。 色も5種類もあり 一つ一つ手に取って それを眺めていたら 隣にいた女性が「素敵だけれど高いですね~」と話しかけてきた。 よせばいいのに!! 私の携帯電話のストラップを出して見せ 「これでも小さくて縫うのが大変なのにこんな小さいのは  きっととても大変!」というと  「これは機械縫いだと思うし あなたのほうが味わいがあっていいわ~」だって・・・・ まぁ~なんて嬉しい褒め言葉かしら。