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1月, 2016の投稿を表示しています

偏西風

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暖冬、暖冬と大騒ぎしていたのが一転、今度は記録的な寒波が襲来すると数日前から連日ニュースが流れ 寒がりの私は少々おびえていた。 先日来、確かにあちこちで記録的に残る降雪があったもよう。 沖縄本島で雪を観測したのは初めてのことだそうだし 奄美大島では115年ぶりの雪だそう。 (この年、北海道旭川市で  -41℃を記録しているとか) この原因は  偏西風が蛇行して大気の流れが変わり たまっていた寒気が一気に南下 して 寒波が到来した、ということらしい。 1500mの上空の温度は -6度以下になると降雪するらしいがそれより数度低かったとか・・・・ 偏西風の流れが変わるとこういうような強い寒気が日本を覆うこともあるようだ。 この影響で九州地方では 各地で水道管破裂、そしてそれに伴う断水・・・・で ずいぶん不自由な生活を強いられているようだ。 幸か不幸か この地域は 寒さは厳しかったものの ほとんど雪も降らなくて・・・・・ 冬になると 寒くても一度は雪山に登りたくなるが今冬はそれも無理かも・・・と思っていた。 しかし 平地ではほとんど降らなかったが 遠くに見える山々はいっぺんに白くなり  「きれい!きれい!」と 感嘆の声を上げながら眺めた。 雪に覆われるとなぜか いつもより近くに感じられる。 ズームで撮影しているのであまりよく撮れていないが 県最高峰伊吹山の雪 雪は辺り一面を白く染め、世の中の汚いものをすべて消し去ったかのような錯覚さえ おきる。 しかし毎年、 残念ながらあちこちでスリップ事故でのけが人や 屋根の雪下ろしでの死者が出る。 まだ雪山登山には行けていないが いつもの山も少し雪化粧をし、 かなり踏まれた登山道の土が持ち上げられて  シモバシラ が出来ていて びっくり! 階段状になっているところには 小さな つらら もあった。 頂上の気温が-5℃の日もあり(私の記憶するかぎり これまでの最低) 友人と 歩きながら  「〇〇県では82歳の女性が側溝に落ちて亡くなったね~」などと言い  「気の毒だけど そんな時にわざわざ外を歩かなくてもいいのにね~」 そしてすぐそのあとで 「私たちもここでけがをしたら 何もこんな日におばあさんが 山なんて登らなくてもいいのにね~と笑

教頭先生

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以前から 市内のホールで市民寄席が開かれている、と聞いていた。 私の落語好きを知っている友人が いつも知らせてくれていたが なかなか あいている日に開かれることがなく 今日初めて参加させてもらった。 この「近江落語会」の代表をしておられる  笑交亭えくぼ  さんの話しによると 年間  県内で60回近くの公演をしているとか・・・・・びっくり!! 市内のホテルが 「市民のために何かさせてもらえるなら…」と場所を提供してくれたそうで 今日は駅近くのCホテルで。 縁起の良いように、と 7匹のフグの絵の掛軸 会場いっぱいの観客で 用意していた椅子が足りなく 椅子もホテルのもお借りした、とか。 女性だけの寄席のときもあるようだが 今回は男性ばかり4人。 一人目は小学4年生の子の落語。 笑交亭どんぐり  さん 申年に合わせて頭もそのように刈ってきました・・との口上から始まった。 暗記力抜群で 10以上話せるのだそうだが 滑舌がいいのと表情がとても上手。 飴をなめながら歌を歌う時の口の動かし方や みたらし団子の餡をしゃぶる時の表情など・・・・・ 2番目は ご自分の創作落語。 40代か50代。 小粋  さん 3番目は京都のある私立中学高校の教頭先生。 夢乃浪漫好 (ロマンス)さん その学校の校長先生は ここの地の出身であることや この市の中学卒業生が毎年数十人そこの学校に入学するそうで 『縁がある』と 上手に 話をすすめて・・・・・ かなり場数を踏んでおられるようで 滑舌もすばらしかったし 何度も大声で笑わせてもらった。 4人目は  小骨 さん。 漫談のあと ギターの弾き語りで 我々も一緒に懐かしい歌を口ずさんだ。 こんな近くで気軽に楽しませてもらえて ありがたい。

生活満足度

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高齢者が幸せに暮らすためのヒントにするアンケートをとった結果が出ていた。 生活に満足しているか否か、とか  寂しいか、という尺度は 個人差があるので必ずしもその結果がすべてを表しているとは思われないが 興味深い。 そういえば ヘルパーの仕事をしている友人が 「高齢者は 家族といる方が 孤立感、孤独感を感じやすい。一人暮らしで 生きがいを持って暮らす方がずっと幸せ」というようなことを 盛んに言っていた、のを聞いたことがある。 たしかに家族と過ごしているのに 孤立感を感じて寂しい・・・としょっちゅうこぼしている人が身近にもいる。 昨年秋 仲良くしている友人がご主人を亡くした。  健康だった時には海外旅行などにもよく行くとても仲の良いご夫婦だった。、  1年弱の闘病生活だったが お二人ともまさかこんなに早く別れることになるとは思っていなかっただろう・・・・と推察される。 3人のお子様たちはそれぞれ立派に成長しておられ 娘さんの家族も車で数時間のところに住んでおられるので よく行ききしているようだが この先は一人で暮らす、という。 これまでに よく食事会、小旅行など4人でしていた仲間のうちの一人なので 出来るだけその機会を多く持ち 彼女の寂しさに寄り添っていきたい、と 他の二人と話し合っている。 昨夜 NHKテレビで 104歳の医師日野原重明さんと 103歳の美術家(書家)篠田桃紅さんの対談を見た。 二人とも 超人であることには間違いなく 凡人の我々が真似できることはない、というのが正直な感想。 しかしお二人とも あるがままを受け入れておられる、という気がした。 お二人とも 青春時代にあの無意味な戦争のおかげで その当時には楽しい思い出がない、と言っておられたのが印象に残った。 追記  2016.1.28

暖冬

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一体これは何? と思ってしまった。 登山道を入ってすぐのところに たくさん捨てて?あった。 ここに置いた後にも恐らく芽が伸びたのだろうが ずいぶん長い芽だ~ 近くの人がわざわざここまで捨てに来たのだろうけれど 山はごみ置き場じゃないのですよ、と言いたい。  『   じゃがいもの芽のソラニンは かなり毒性がきついから 芽が出れば その部分だけではなく 周りをしっかり取り除くことが大切    』 ということは知っているが ここに置いたら 腐葉土などのように栄養になるとでも思ったのかしら?? このところの気温の高いのには びっくりする。 昨日今日は 寒波が来ている、というがそれでも 例年に比べれば 気温がかなり高い、と思う。 天候の異変はほかにも感じられる。 花の狂い咲きはある程度 毎年見ることだけれど 今年は日当たりの良いところのコバノミツバツツジが満開、モチツツジも 背丈が50㎝ほどなのに びっしり花をつけている木があった。 ハナミズキが咲いているのを見た、という人もいる。 我が庭のソシンロウバイも 2月になって咲き出す年もあるのに 今冬は年末に一輪咲き始め 現在は満開。 紅梅もこの通り 我が家には年末年始 大勢集まるので いろいろなものをストックしている。 正月早々、いくら店が開いているといっても買い物には行きたくないから どうしても大目に買い込んでしまう。  今皆それぞれ帰ってしまって 二人だけになって あちこちにあふれている青菜,根菜を いかにして無駄を少なくして 消費しようか 四苦八苦している。 六人に一人の割合で 日々の食事を満足にとることが出来ない、というから せめて 食べられるものを無駄にはしたくない・・・・と思って・・・。 じゃがいももまだだいぶ残っている。 芽が出るのが早いか 食べきってしまうのが早いか・・・・ (*_*) 雪に備えて 年末に夫は腰痛になるのをおそれながら スタッドレスタイヤに取り換えた。 4000円の交換料を 倹約しようと 自分で取り換えたが 数日腰の調子が悪そうだった(;一_一) 琵琶湖の向こうの山々にも 人工雪の白さしか見えない。 ひょっとすると今年は雪が降らないのでは?と 思う。 スタッドレス

「ゆとり」が大切

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子育て中は多かれ少なかれ 行動が制限される。 やりたい、と思っても 子供をおいては・・・・とか 子供を連れては無理・・・・とかいろいろある。 私も40年ほど前、親戚が全くいない状態での子育てだったので 我慢したことも多い。 近所の人にお願いし 一人を預けてもう一人を病院へ・・・などということも何度かは あった。 心安く引き受けてくださった 先輩ママへの 恩は今も忘れていない。 住宅は離れてしまったが お互いにたくさんの時間があるようになったので 時々ランチをご一緒させてもらい 昔ばなしをしている (*^_^*) 先日新聞に 免許講習を受けに二人の子供を連れて行った30代女性が 講師の交通安全協会の人の心温まる言葉に涙した・・・・という記事が載っていた。 多くの人がこのように考え、他人に対して思いやりの気持ちを持っていれば きっと世の中はもっと温かくなる!というような 話。 このことが話題になり あるSNSで ダントツのアクセス数があったようで 後にこの時の講師の写真とコメントが載っていた。 “ これまでも講習中に子供が声を上げたりすることがあり 受講者の中には親子の方に目をやったり 迷惑そうな顔をする人がいたので ある時から 子連れの受講者に理解を求める挨拶を はじめにするようにしたら 講習がスムーズに進んだ  ”  という。 お母さんの気持ちにゆとりができるだけではなく 他の人も集中するようになった 、とか。 そして「子どもを連れてくる人にはそうせざるを得ない事情があると考える、あの日のあいさつも当たり前のことをしただけ」とあった。 このように 気持ちの持ち方にゆとりがあるということは 本人だけではなく周りの人にとっても 穏やかに物事が進むように思う。