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9月, 2018の投稿を表示しています

ヒスイ色

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大阪の東洋陶磁美術館へ行ってきた。 大阪へ行くJRの車中からは ブルーシートを屋根にかぶせている家がたくさん見受けられた。 6月の大阪地震?それとも今月初めの台風21号? おそらく台風の強風によるものだろう。 あちこち被害が多くて修理業者もなかなか来てくれない、ということも聞いている。 ブルーシートに石などで重しをしているよう・・・・ 明日また大型台風24号がが接近するとの予報、あのような家はますます被害が大きくなるのでは?と気の毒。 秋雨前線の影響で連日雨ばかりだったが 今日は快晴。 大阪は人が多い。 50代初めての海外旅行で 台北の故宮博物館で見た青磁の色の美しさに魅せられ、 青磁に興味を持った。 透明感のある青緑色(こんな色の表現では言い表せないが・・)が 何とも言えず美しい。 高麗青磁の作品約250点。 さすがに見ごたえがあった。 一部撮影禁止の作品もあったが 可能なものいくつかをコンデジで撮った。 ガラスケースの中のものを写しているので せっかくの作品の良さが半減されているが 思い出に残すためにもここにアップしておく この模様は上部の波模様も含めすべて 象嵌。 びっくりしたが 今回の作品の多くは象嵌の模様が多かった この細かい模様もすべて 象嵌 今回最もひかれた作品のうちの一つ 水注 画像で見るより実際の方がもう少し細型だったよう・・ 上の作品 やはり実物より丸く写ってしまう 写真では色がうまく出ていなくて残念! ヒスイ色が比較的わかりやすい作品 捩り花の模様の間に花が描かれている これは枕 この字も象嵌の手法 水滴 こんな水滴をつかったら書のうでがあがったかも? この二つも水滴 唐草の透かし模様 大きな蓋つき容器の中に小さな5点が入るようになっている この3つの精巧な模様!! 2種類の土を混ぜて焼いている (簡単に言うとマーブルチョコ!!みたいなもの) 梅瓶(めいぴん) 大名クラスの人が使う容器を梅瓶というらしい これには蓋があったはず・・と。 水注 タケノコ型が面白い 承

7 7 7

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札幌での高校クラス会に参加した。 昭和37年卒業。指折り数えたら卒業して56年経っているということになる。 9月6日に震度7という大地震が北海道に起きたので 交通網の乱れが気になったが 多くのツアー客がキャンセルをし そうでなくても冷え込んでいる北海道の経済に大打撃!というので どこかで 交通の乱れで待ちぼうけ・・となっても困らないよう心の準備と少しの食料も荷物にしのばせて 出かけた。 3日間晴天続きで 「北海道の空!!」を感じさせられる澄んだ空気の青空の下で 滞在中は余震もなく無事帰宅。 クラス会はとにかく楽しかった。 卒業時たしか53名 そのうち女子は16名 のクラスだったと思うが今回の参加者は 男性 7 名女性 7 名。 「 7 組 で 7名、7名の参加者ですから 7 7 7ですね~」と 卒業以来初めて参加の女性が そのように話し「ほんとだ~」と気づいた。 それ以外にも 56年ぶりに出会った人が 3名。 あの頃は ちょっと不良っぽかった男性が すごくまじめ【?】な紳士になっていたり 高校時代はかわいい坊やというか坊ちゃん風だった人が 普通のおじ(ぃ)さんになっていたり・・ 56年もたったら 変わっていて当たり前。 「これから何年生きるか分からないのだから 来年もクラス会をやるからぜひ皆来るように・・・」という男性に「私はまだ20年生きるつもりですから~」などと 口走った私。 きっと 「〇〇さんがそんなことを言うとは・・変わったな~」と思われたかもしれない。 一番びっくりしたのは 誰もが「高校時代はおとなしい人だったよね~」 という女性が赤坂で居酒屋を経営していたそうで すごく積極的になっていた!!! それにしても高校時代には一度も話したこともなかったかもしれない人たちとも しゃべり、冗談を言い、笑い合い、この雰囲気は一体何だろう。 75歳だから無理もないのかも知れないが 階段をさっと下りられない人が2名、耳が聞こえにくい人が1名いた。 でも 参加できるということは健康だということだと思う。 ハーモニカで 校歌を吹いてもらい 皆で口ずさむ 一人ずつ自分の56年間を 二次会はカラオケルームへ。 女性陣の中には「カラオケって初めて~」「静かなところでおしゃべりしたいから二

高齢化団地

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敬老の日はたしか9月15日だったような気がするが いつからハッピーマンデーになったのだったか。 毎日が日曜日のような生活をしていると ふだんは祝日がなんの祝日なのか全く意識しないようになってしまった。 近所でもいまだに 国旗を掲げている人もいて 「あ!今日は祝日?」なんてこともしばしば。 明日が敬老の日らしいが 我が自治会では今日 75歳以上を招待して敬老会を開いてくれた。 該当者が何人いるのか知らないが 44名の出席。 出席者の男女比はほぼ1対1だった。 私も晴れて(笑) 敬老される身分になった。 今の本部役員は若い人が多く、 てきぱきと楽しく年寄りを楽しませてくれた。 お茶と茶碗蒸し付きのお弁当を いただいた後はゲーム大会。 ● 水槽の中のコップに 1円玉5個を落とし いくつ入るか(画像なし) ● 茶碗の中の金時豆を箸でつまんで隣の茶碗に入れる(一分間) ● ビンゴゲーム ビンゴゲームの数字を出すたびに 大声で楽しいことを言って笑わせてくれる 若い副会長さん、エンタティナー素質十分。 ビンゴゲームでリーチになった人は起立している。 しかし 私はだいぶたっても せいぜい2つしか・・・・ ビンゴになったのは ずいぶん後の方だったが 景品は 滑り止めつきマット。 手触りもよく なかなか良品。 早くビンゴになった人より 良い商品で申し訳ない。 帰りには 出席者全員にタオルセットと有名菓子店の最中まで。 高齢者が多い団地なのに 自治会費をこんなにたくさん使っていいのかな。 自分の子どもたちよりずっと若い役員さん、準備の段階から お疲れ様。どうもありがとう。

植物はたくましいのに

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雨がよく降る。 8月には 雨が降ってほしい!!と 思っていたが そろそろ今度は晴天の日が欲しい。 降ったりやんだりなので山には行けず 傘をさしながら河川敷を歩いた。 ツルボがたくさん咲いていた。 この辺り、8月下旬に草刈りをしたので ツルボも刈り取られてしまい 「あ~もったいない! ツルボの花が終わってから草刈りしてくれたらいいのに~」と思っていた。 でも 2週間余りの間にちゃんと伸びて 花までつけていた。 ただ,刈られてすぐなので 穂の部分が短いけれど・・・ 植物の生命力には感動する。 友人が 難病で片方の足をひざ下切断、もう一方の足は最初指を2本切断、そのあとまた・・・・で そちらの足も指がすべてなくなってしまった。 でもそれで終わりではなく もしかしたら次はかかとへ向かって3㎝くらいのところで 切らなければならないらしい。 「今度はこれで終わりになるかも?」と 喜んでメールしてきた数日後に 全部の指の切断が決まったそうで これまで一切弱音を吐かなかったこの友が 「あの時は 本当にがっかりした・・」とポロリと。 「先生、2段階先くらいまで一度に切断してください」と言ってしまったとか。 でももちろん ドクターも少しでも多くを残したいので「それは無理」と。 昨年ひざ下切断のあとは明るく 切断部分を我々三人に見せてくれ 義足のはめ方や 車いすへの移動も見せてくれた彼女。 麻酔をしても 当たり前のことだけれど大変な痛さらしい。 でも今回は「痛い思いをするのはもう・・・・」との思いが強いらしく ドクターにそんな願いを話したのだろう。 話を聞きながら我々三人の方が そろって胸がいたくなり 体の中に涙が流れたような気がした。 かみさま!  どうして彼女をそんなに苦しめるの? もうやめてください! 植物を見ていて 「こうやって 人間の体も再生したらいいのに・・」と思ってしまった。 小さな植物に例えるのはとても失礼なことだとはわかっているけれど だんだん短くなっていく彼女の足を見ると 気の毒で 何とかならないのか?と思ってしまう。 お願い これ以上切ることのないように‥‥足を守って!! 車いすを押してでも また4人でどこかへ旅行し おしゃべりしたいな~~ ガガイモ こ