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2月, 2021の投稿を表示しています

料理は自由への扉!!

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  あとがきに 「料理は自由への扉。自分で自分の人生を歩きたければ誰もが料理をすべき。男も女も子供も」と書いてある。 稲垣えみ子さんは 朝日新聞記者の時代から 文章が面白くてファンだったが 東日本大震災後、電気を使う生活から縁を切りたいと思って  クーラー、炊飯器はもちろん洗濯機、掃除機そして冷蔵庫も使わない生活を始めたということで 「そこまで徹底できるとは・・・!!」と思っていた。 お鍋でご飯を炊くことはできるとしても 冷蔵庫のない生活とは・・と。 その後の食生活は 「メシ、汁、漬物」が基本とか。 この本を読んだら それでもとても豊かな食生活をしておられることが分かり この本(図書館で借りている)を手元に置いておき 日々参考にしたい、と思った。とにかく稲垣さん流に工夫をして食べれば 平凡なものでも毎日おいしく食べられるのだとか。そしてわずか10分、20分で食事の支度ができるのだそう・・・すご~~い!! 干し大根を我が家でも最近使うようになったが 稲垣さんによると 干し大根をおろして食べると 味の濃い大根おろしになるそう、もちろん乾いているのでおろし金の上でくねくねするし おろしにくいけれど おいしいのでつい干した大根をおろしているのだとか。生の大根おろしは水っぽすぎ・・・と。 干し野菜のことをいろいろ書いてあったが ゴボウ、里芋、トマト、たまねぎなどのほか エノキダケを半日干すと だしが出てとてもおいしいのだとか。キノコは干しシイタケが一般的だけれど 確かにエリンギとかもさっと干すとうまみが増すのは経験済み。 味噌は発酵食品だから いろいろな干し野菜にお湯を入れ味噌を溶かすと立派なみそ汁になるという。ほかのものでだしをとる必要はないのだとか。温かいものは心を豊かにするので必ずみそ汁を作るらしい。確かにそう・・寒い時期ならなおさら温かいみそ汁があるとほっとするよね。 それと ありとあらゆるものをぬか漬けにしている。 こんにゃくや厚揚げ、ゆでたタケノコなども・・・。厚揚げは 少しだけぬかを落として焼き焦げ目をつけるとおいしいと。ぬか漬け野菜をサラダにしたり、ほかの野菜などと炒め物にしたり・・・・ちょっと物足りないと思ったら オリーブオイルを足したり、ポン酢をかけたり・・・油とポン酢だけは 少し高価な良品を使うようにしているとか。 ぬか漬けは我が家でも夏には必ず作ってい

おまけ②

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 綿向山がある日野町は「日野ひな祭り紀行」として 商店街や商人屋敷などに 桟敷窓越しにおひなさまが見られるということを 数年前に聞き、またテレビなどでも放送されていたので綿向山の帰りに寄ってみた。 日野町観光協会によると150か所くらい飾られているそうだが 一部だけだけど 見せてもらいに町内をぶらぶら歩いてみた。 大体がガラス越しだし 距離もかなり離れているので きちんとした画像はないけれど 「何度も来ることはないだろうけれど やっぱり見に来てよかった」と思った。どのくらいの時代のものかわからないし ひょっとしたらこれは最近のおひな様?と思うものもあったけれど・・・。 塀に赤い布で目印をしてあり 奥の部屋のおひなさまを道路から見る・・という感じ。 この下の三枚は おひなさまの後ろに立派な日本画の屏風が・・ この下の6枚は建物の中にあり 見えやすかったが ライトがついている場所もあり うまく写せなかった。 しもぶくれのお顔のおひなさま かわいいわ~~ この5人のお顔はとても上品で 特に気に入った 京雛 これは 今年京都の寺からいらしたおひなさまだという 衣装がすばらしい 5人囃子の下に2人(左大臣 右大臣)  その下にも3人(仕丁  怒り 泣き 笑い) そしてそれより下の調度品?もすばらしい 人形の並べ方の説明文もあった。 これは 外にあり竹筒の中におひなさま(ひょっとしたら個人の手作りかな?) 右上には4人(?)囃子 日差しの強く当たるところなのでお着物などが変色するのでは?と心配 もう少し近くで顔の表情が見られたらなおよかったけれど 「おひなさま」を見ると気持ちが明るくなれ 無理して寄り道して得した気分。 アイホンで撮影した分に 違うおひなさまがあったのでここに追加

おまけ①

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 昨夜から「冷え込む」との予報。しかし起きた時にはそれほど寒さを感じなかったが 綿向山の駐車場に着き 車を降りたとたん「お、さむー」と。 平日だし駐車している車は5台しかない。9時少し前から登山開始。誰にも出会わない、と思って歩いていた。時々「キーッ!」「キューッ!!」という音が聞こえる。風がきついので木々がふれあってそんな音を出しているよう・・・ 4合目付近で下山してくる人に出会う。5合目に近づくころには 雪はないものの 土が凍っているのが分かる。シモバシラもそこここに・・・・5合目の小屋で話した人は東近江市の人で 以前まで「鈴鹿モルゲンロード(クラブ名)」で登山道の整備などもしていてくれたらしい。 7合目からは 冬道を登山。雪がないので夏道でも通れそうだったが まだ「冬道を・・」との看板もあったので 冬道を登るがその時の風の強さと言ったら・・・・油断したら吹き飛ばされそうな・・・ 4,5人が下山してきた。「寒いですねーーー」と口々に。少し雪もちらついてきた。 しかし思いがけず 樹氷が見られ、「きれい」「きれい」と。今冬御池岳では2度素晴らしい樹氷を見ているが ここはまた美しさが違い なんだか得した気分。  遠くに雨乞岳が見える やはり昨夜から雪が降ったらしい   2時間弱で頂上(1110m)に着いた。風がきついので すぐ竜王山のほうへ。 遠くから見るとまるで梅園!!のよう 尾根では 強い風で寒くてたまらなかった。 途中あちこちに「綿向山から竜王山へは冬季は 天候が変わりやすくホワイトアウトして道迷いを起こしやすい」とか「綿向山から竜王山へのコースは難路で落石や滑落などの危険があるので十分注意してください」などの標示があった。私どもはこのコースは何度も歩いているのであまり気にしていなかったが 確かに 足元に十分気を付けなくてはならない箇所がある。土が凍って固まっているので 滑ることはなく今日は逆に歩きやすかったかもしれない。 途中何か所かシャクナゲの木があるが つぼみがたくさんついていた。春が楽しみ♡♡ 道中で昼食をとったが それも入れて1時間半弱で竜王山(846m)到着。昼過ぎになっていたから気温もだいぶ上がってきたし 太陽も時々顔を出し  すごく穏やかな登山道で 同じ一日ではないような感じ。「気持ちいい~」と思いながら下山。 昨年も全く同じ24日にこの山に来て

乾燥野菜

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 この頃乾燥野菜の栄養価についての記事をよく見るようになった。 これまで大根を干したことがあるし 干しシイタケも購入後 太陽に当て 小袋に分けて保存している。ビタミンⅮがかなり増加するらしいので。 今回大根を分厚い輪切りにして 1週間くらい干してみた。生の大根の煮物をするときには ぬかを入れていったんゆでてから煮物にし、それもかなりじっくり火を通していた。 しかし、輪切りにして干した大根は そのまま煮汁に入れてそんなに長い時間煮なくても よく味が染みるということが分かった。えぐみなども全くないし 甘みも出てきて 生の煮物とはまた違うおいしさ。昆布だしでお揚げと煮ただけだけどとてもおいしく気に入った。11月12月ころの気候のせいで 家庭菜園で大根がよく採れたようで いろいろな人からもらい、細切り、中細切り、輪切りにしておいた。これまでも千切りにした大根をさっと煮ものにするとほんのりと甘くておいしくできることはわかっていたが、時間がない時には 輪切りにしてざるに並べて置いたら 保存できるしとてもありがたい。長期間保存するのには冷凍がいいらしい。  聞くところによると 人参はもちろん キュウリも乾燥させて保存できるらしい。 これは冷凍保存しておいた 酢と砂糖、昆布などでハリハリ漬けに これで1本分かな 厚さも一定ではないけれど煮物にしたら 同じ感じに味がしみ込んでいた 先日早朝のラジオで 干し芋の生産者が話していた。 干し芋を作る時には蒸すことが多いけれど その生産者は じっくり煮ていく・・・と。  話を聞いたら 突然干し芋が食べたくなった( ^)o(^ ) 「紅ハルカ」が 干し芋には向いているらしい。ちょうど紅ハルカが手に入ったので 作ってみた。いつも焼き芋をするときの厚めのアルミ製無水鍋にサツマイモを入れ 4,50分火を通した。大きいまま煮てその後、切るとよい、とのことだったので そのようにしたが 切り方が分厚すぎたようで 1週間かかってやっと干しあがった。 ゆでて切る時に 皮をすべて取り除くほうが良い とてもおいしく絶品の干し芋になったが かびたら困るので 何度もひっくり返し 気を使った。ステイホームと言われている今の時期だから できる作業か?? 干し芋が高価なのもよく分かった。でも市販品はおそらく天日干しではないだろう。

春を告げる

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 自然観察の森JVR講座の日 12月以来なので 2ヶ月ぶりに顔を合わせる。今年度の受講生は出席率がとても良い。部屋には 12月に森の材料を使って作成したアート作品が飾られていた。なかなかどれも立派だし見ていて楽しい。布で縁取りにし額ぶち仕立てにしてくれるKTさんのおかげでよけい見栄えがするのだろう。 この題は「クリスマスツリーでみんな笑顔」だって。 上手に命名するので感心する 私の担当する班の作品 画像ではわかりにくいが 左上部には直角に木を張り付けてある 「無理!むり!飾ったらきっと崩れるよ」と忠告したのに ホットボンドで必死になって張り付けていた。 落ちずに飾ることができていて 本人今日眺めてご満悦!! ネーチャーセンターの雰囲気が変わった、と思ったら 同じサポーターをしているKTさんの小人人形7体があちこちに。 そのほかボール紙で職員が作ったというお面も飾ってあった。これはちょっと怖い。 春を見つけに森の中を散策したが 例年より早く咲いているものもあれば 姿が見えない植物もある。ここでは毎年コセリバオウレンがいち早く咲くが 今年もたくさん咲いていた。バイカオウレンはたったの一輪。ザゼンソウは 結構たくさん咲きかけていた。 セツブンソウは 場所が合わないようで残念ながらおそらく今後も絶えていく運命にあるような… ザゼンソウの花は見えていないが中のオレンジ色         周りに花を包む茶色の苞があり 仏炎苞というらしい ほかに 仏炎苞がつく植物としては ミズバショウがあるらしいし、この森の中にも存在するというが ここでは実際に見たことはない。 男の子は元気があるので「ターザンロードへ行きたい」というが時間の関係で無理。しかしわざわざ坂道のほうへ行きたがる。   サポーターは高齢者ばかりなのでついていくのに必死(';')   ニホンアカガエルがたくさん卵を産んでいた。 走って駆け降りる そのあとは ナラと桜のほだぎにシイタケ菌を埋め込む作業。 電気ドリルであけた穴にシイタケ菌を シイタケ菌植えたほだぎを仮り伏せ この活動では 最後に受講生たちに「ふりかえり」を記入させる。今回いつもの「今日楽しかったことは?」とか「何がむずかしかったですか」などの項目以外に「一年後の自分はどのようになっていると想像できますか」というのがあった。 担当している班の子