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1月, 2017の投稿を表示しています

笑いで血液さらさら (#^.^#)

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大いに笑って老化を防ごうと命名されたらしい近江落語会の さらさら寄席 。 23回目だそう。 野洲小劇場で本日開かれ 聞きに行った。 今回初めての試みとして 「大喜利」もあった。 大人気の女性メンバー「おれんじ」さんの 『 オレオレ オレンジサギ 』も野洲弁で大いに笑わせてもらったが もう一人の女性の『 シルバーウエディングベル 』もとても楽しかった。 自称29歳、しかし24歳の娘さんがいるというこの女性の落語は初めて聞いたが 弁舌さわやか、まったくよどむことなく はっきりとした発声で 聞きやすい。 たっぷり笑わせてもらった。 高齢化社会になって 100歳以上の人のうち 女性の割合が80%を超える、などと説明した後 「今の60代、70代の人は最も元気です。お金はある、時間はある、元気もある、孫の手はそろそろ離れつつある・・・云々」と。 なるほど 半分は当たっているよね~~ 81歳の新婦が ウエディングドレスを着、84歳の新郎がタキシードを着て 超有名なホテルで結婚披露宴をする話・・・・・・ 参加者の平均年齢75歳、リウマチの新郎と腰痛持ちの新婦の入場には30分かかり、 お祝いの言葉をもらう予定だった新郎の小学校時代の恩師は当日朝急死し 披露宴出席者全員で黙とうすることから宴が始まる・・・・・・・ 一緒に行った友人と「これからはひょっとしたら これに近いこともあり得るかも・・・・」と言いながら 聞いていた。 いつも木戸銭がいらないので なんだか申し訳ない、と思いながら聞かせてもらっているが 「良い趣味を持っていてうらやましいよね、こうやって大勢の人に楽しんでもらえるのだから・・・・」 と言いつつ 次回の4月16日の寄席を楽しみにしている。

青空と樹氷

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前日になって 「明日は申し分のない晴天のはず。どこかへ・・・」と声がかかった。 綿向山へ行くことに。 ひょっとしたら駐車スペースがないかもしれないので 最悪引き返す場合も・・・・・と。 朝はかなり冷え込んでいて 道路の温度表示は-6℃!! 確かに雪は相当の量。 案の定、駐車するところ探し(冬期以外たっぷり停められるところはあるが そこの雪が 踏み固められているかどうかわからなかった ため) 登山開始は家を出てから2時間たっていた。 しかし スッキリと青空が見え、風もなく 登山日和。 アイゼンを装着し ワクワクしながら歩く。 つづら折りの登山道はしっかり踏み固められていて トレースがついている。 だんだん温度が上がってきているので 樹氷が溶けてしまうのでは・・・・と思いながら歩いたが 大丈夫!! しっかりたっぷり樹氷を楽しむことができた。 頂上では 目の前にどっしりとした 雨乞岳、鎌ヶ岳がきれいに見えた。 遠くに「ひょっとしたらあれは中央アルプス?」 「あれはきっと御嶽山?」が見えていた。 帰り 少しだけイハイガへ通じる道の方へ行ったら 一段と美しい樹氷が見られ 何度も「きれい!」「わ~きれい!」と。 冬期に何度も来ているが 今回の樹氷は これまでの中でも最も美しかった・・・とおもう。 すばらしかった。 つぎつぎ登山者が来るので あまりゆっくり写真を撮る間もなく カメラを出してすぐカシャッ!とシャッターを切っていて構図も考えるまもなく・・・・・・いずれにしてもあのすばらしい景色が写真では到底あらわされない。 3合目小屋 「いらっしゃい」と書いてある 5合目小屋 イハイガの方へ行く道からの景色 かなりズームにしているのでわかりにくいが息をのむような美しさ!! 師匠(#^.^#) とともに 雪庇がスゴ~イデスネ 遠く中央に三上山が・・・ いつもの木曜日はほかのところへ行く予定があるが 場所を取れなかったため 休みになったので 良い時に誘っていただき とてもラッキー!! 声をかけて下さり いつものことながら感謝!感謝です。 思いがけない

バスがだめなら飛行機がある!!

今年の大相撲初場所では 大関稀勢の里が14勝1敗で優勝した。 スポーツ音痴の私は 相撲の取り組みを見ても 「勝った」か「負けた」かしか わからない。 夫は「あの立ち合いは・・・」とか「横綱があんな手を使って・・」「あれじゃ、いつまでたっても・・・」とか 言いながら取り組みを見ていて 何年も前から稀勢の里のことを「ああいう相撲では横綱にはなれない」と話していた。 確かに 中盤戦まではいいところまでいっているのに  後半戦ガタガタと崩れだして優勝できなかったので 「この人はこのまま終わるのだろう」と思っていた。 横綱白鳳は 稀勢の里がなかなか優勝できない時にこんなことを言ったそうである。 「大関には強ければなれるが 横綱にはそれ以外のものも必要で  稀勢の里関にはそれがない」  👈 表現の仕方は違うが内容的にはこんなことだった・・・・ それほど真剣に相撲中継を見ているわけではないが 昨年は優勝してはいないものの、最多勝利だったそう。 今場所後半は一挙に稀勢の里に期待する声が多く聞かれるようになった。 横綱になるのも間違いないらしい。 ただ、「日本出身力士として19年ぶりの横綱」ということを あまり強調しない方がいいのでは・・・・? モンゴルはじめ多くの外国人力士によって大相撲が盛り上がっていることは間違いないのだから。 相撲好きで知られる脚本家の内館牧子さん、横綱審議委員を務めておられたこともあるが これまで何回も期待を裏切られた稀勢の里に対して 「 ダーイジョブ! ダイジョブ ! バスがだめなら飛行機があるんだから 」と思いながら 心の中で応援していたという。 内館さんは 稀勢の里の年齢のころ、何もかもうまくいかなくて しょげていたそうで 同世代の人が次々とチャンスを手にして去っていった。 ところがそのころの社長が「バスがだめなら・・・・・」と言ったのだそう。 それを聞いて一念発起し 「そうか 何台ものバスに乗り遅れても飛行機があるわ、飛行機が来た時に 乗り遅れないように準備をしておこう 」と思ったのだそう。 その後の内館さんの活躍は 誰もが知っているだろう・・・・ 照ノ富士、琴奨菊、豪栄道の3大関が優勝の経験という点で さきを越し きっと焦っただろうが 稀勢の里にこういうエールを送っていたのだという。

ニッポンの宿題  ゴミ屋敷

去年テレビ番組で ゴミ屋敷が放映されていた。 家からあふれ 玄関に立ち入ることもできず、庭からあふれ、道路まで占拠しているごみ、ごみ、ごみ。 高齢化社会になっているに伴い、このようなゴミ屋敷が増えているという。 高齢者が 自分自身を放任、放置して 「 セルフネグレクト 」に陥ってしまい 社会的に問題のあるゴミ屋敷になる例が多いのだという。 年をとって体力を失ったり認知症になったりしてごみの処理をできない、たくさんの動物を飼って放し飼いにする、自分など生きていてもしょうがない と医療や介護のサービスなども受けようとしない 等々  その結果著しく不潔な環境で暮らし 周囲にも迷惑をかけることになってしまうのだという。 しかし、このような生命に深刻な打撃を受ける状態に陥ってしまった人を救い上げる制度や法律が整っていないのだという。 東京都足立区では「 おせっかい行政 」を掲げ これまでごみ処理は環境部、道路は土木部、ネズミや害虫などは衛生部の担当で連携が不十分だったが  問題のもとを解決するために 居住者支援を考えたり 地域包括センターをはじめとする 福祉とも連携するようになり 時間はかかるけれど根本的に解決するよう 行政も住民と一体となって考えていっている・・・・そう。 テレビでゴミ屋敷を見たときには単純に 「変人?偏屈な人?」などと 思って 近くに住んでいる人は気の毒だわ、と思っていたが 高齢化社会に伴って あちこちでこういう事態が起きる可能性がある、ということを知った。  我が家も高齢者二人だけの住まい。 もののない時代に育っているので 「もったいない」という意識がすごく強く 不要になったものでも 「何かに使えるのでは・・・・・」と思い 保管している。 母が亡くなった時に 荷物の整理がとても大変だったので その後しばらくは自分のものもかなり 思い切って捨てた。 少し時間がたったらまた いろいろためこんで・・・・ まだまだ物はあふれている。 年末年始息子家族が帰ってくるので その時用の寝具類、すごい量。 寒い季節なので あれもこれも・・と用意しているので 一年に一度しか使わないのに押入れを占領している。 その時期に貸し寝具を利用したり、皆でホテルに泊まったり・・という手もあるのだろうけれど とにかく貧

雪の重み

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滋賀県にも珍しく14日夕方から16日まで雪がちらつき いつも行く山道に不安定に立っていた灯篭が上から何段も転がり落ちていたし 木々も何本か 倒れてしまった。 よく登る道にあった木だがどのように立っていたか思い出せないが 直径3m以上あると思われる根があらわになって登山道をふさいだ。 コナラの木で 岩の上に生えていたようだから 大木なのに根が浅く、雪の重みに耐えかねて 倒れてしまったのだろう。  まだ生きている木のようで かわいそう・・・・ 大木でも このようにあっけなく 命を落としてしまう、自然現象だから しょうがないのか・・・・ 倒れた木を反対側から見たところ 雪はすべての景色を美しく見せてくれ 見慣れた景色でもうっとりすることもある。 大きなツララ ここにもツララ

3,000円!!

新聞の投書欄には様々な人の意見が載っていて 「フムフム なるほど・・・・」と思うのもあれば「え?なんてこと言うの?」と思えるような考えの意見に出会うこともある。 人さまざま 人いろいろ いろいろな意見があって当たり前である。 しかし、今朝の新聞の大学生(男性)の投書にはびっくりしてしまった。 この彼は 「遊びに行こう 飲みに行こう」という誘いがあれば できるだけ付き合うそうだが 周りにいる「お金がないから・・・・」と誘いを断る人に対して  大まかにまとめていえば 「3000円の飲み会を断ったとして本当に3000円持っていないというのか? 集まって楽しむことには 見えない価値が含まれているはずだから そんな断り方をして貴重な機会を逃してはならない」   という意見。 題は 『お金が持つ 人と楽しむ価値』   この彼はよほど おぼっちゃま で 苦労知らず、裕福に育ってきたのだろうと思う。 学生にとって3000円がそうそう簡単に出せるお金だとは思えない。  だってひとり親家庭の学生など 「勉強をがんばりたいが お金も欲しい」と 学業以外にも アルバイトをかけ持ちして がんばっている子も大勢いるはず。 もちろん両親がそろっていても そうそう たくさんのお金を使っていい学生ばかりではないと思う。 我々 リタイア世代でも、親しい友人とランチで3000円くらい出費することもあるが そうそう しょっちゅうなら やはり家計に きてひびいてきて  断らざるをえない事もあるだろう。 今の時代には ネットで投書できるのでおそらく明日にはこの学生の意見に対して 反論(?)も出るだろう。どういう世代の人がどのように反論してくるか楽しみ・・・・・

神の使い?  悪魔の使い?

カラスのことである。 私が子供だった頃、カラスは頭が悪い、というのが一般的な考えだった。 しかし 最近では反対である。カラスは賢い、と思われている。 野菜つくりをしている人は 「トマトにネットを張っておいても ネットの下からつついている」とか 「びわの実を よりおいしくなるまであと一日待とう、と思っていたら カラスにつつかれた」  等々 カラスの害に悩まされている人は多い。 カラスが 小玉スイカを口にくわえて 遠くへ飛んで行ったのを目撃した、という人もいる。 宇都宮大学農学部で カラスの脳を調べたら アヒルやカモ、ニワトリ、鳩など比べると明らかに カラスの脳は重かったそうである。 また 神経細胞の密度も群を抜いているとか。 数々の実験で 人間の顔の識別もできそうだし、動植物の種別も見分けられそうだし、色や輪郭で総合的に判断できるそうである。 目の構造を調べると 人間より光の波長を感じる能力が高く、人間には見えない紫外線を感じている、そして 味覚もあり 苦みや酸味は嫌うということもわかってきた、と。 紫外線を吸収する素材のごみ袋が開発され 人間には中身が見えるがカラスには中身を識別できないようにしたが しかし これまでのごみ袋の倍ほどの値段になり  あまり使われていない、だとか。 一方嗅覚は鈍いのだそうである。 ゴミ袋などが荒らされるのは食べ物のにおいを感じて近寄ってきているのかと思ったがそうではないらしい。 (2014.1に ≪ ダーウインがきた≫ のカラスのことを記載)  追記 2017.2.5の新聞に 「カラスの教科書」= 講談社文庫=という本が紹介されていた。 『カラスはむしろ人間を怖がっている 人間は カラスの言い分にもう少し耳を傾けるべき』 と結んでいる 嫌うだけではなくもう少し 親近感をもってほしい・・・・と。

ディスる !

これは知らなかった~ 英語で「尊敬しない」という意味の「disrespect」から 生まれた言葉だそう。 高校生が知っていて 親世代が知らない 世代間ギャップ の大きい言葉の筆頭だったそう・・・・・ ほかに イミフ→    意味不明      とりま→    とりあえず、まぁ      きょどる→   挙動不審な動きをとる      ぽちる→    ネット通販で購入ボタンを押す      セルカ→    カメラで自分を撮影すること      ワンチャン→  低いが可能性があること      秒で→     すぐに  急いで まぁ~びっくり しかし、「今どきの若い者の言葉遣いは目に余る」などと言わず 中高年世代はそういう言葉に出会ったら 「どういう意味?」と面白がって聞いてみたらいい、とは 学者芸人サンキュータツオさんの弁。 さらに「少ない文字数で多くのことを表し、情報密度が高い、見ず知らずの人と距離を縮めるのにも一役買っている、絵文字やスタンプも細やかなニュアンスを伝え、言語の幅を広げていると思う」と語る。 東京外大名誉教授の井上史雄氏は 「言葉は常に合理的な方向に向かって変化するもので 若者言葉が生まれる背景には インパクトを与え、仲間意識を高める意図がある、乱れではなく変化ととらえるといい。言葉の移ろいを楽しんでみよう」と 語っておられ なるほど・・・・とうなずかされる。 確かに、うまいこと、略して~~と 感心するのもある。    

ハウスレス と ホームレス

何気なくつけたテレビで釘付けになった・・・・・・ 淡々とした話しぶりだが 話しておられることは 実に説得力のある内容。 Eテレの「心の時代」という番組だった。 北九州市の牧師奥田知志(おくだともし)氏。 早くから路上生活者を支援してこられたが ご自分がその時、その時に感じた矛盾点に気づき その都度 支援している人に寄り添ってこられた人。 住む場所がないのは ハウスレス 家庭、家族、絆がないのが  ホームレス ずっと関係を持ち続けていく支援を目指しておられ、 最期の看取りまで約束しておられる。 強いものが弱い人を助けるのではなく、「 おなじいのち 」として支え合うのだと。 私はどちらかというと宗教関係の話は苦手。 知り合いに牧師がいるが ハッキリ言って彼はそれほどの人格者でもないし 尊敬の念を抱くということも全くないし、 テレビでも本でも宗教に関するものは原則、避けてきていた。 でも奥田さんは肩ひじ張らず 「この人は本当に 心から支援者に寄り添っていこうという気概が感じられる」と思い  テレビをみながら気づくと 泣いていた(今年の初泣き (^^)/ 支援を続けている人の中に「刑務所に入ったことがある」人がいて しかし 長い間奥田さんに助けられて 「何とかして 人の役にたつ人になりたい」との思いで 心を入れ替え 洗礼を受けている場面も放映された。 奥田知志氏には きっと著書もあるだろうから  何か読んでみたいと思い、調べていたら ナント滋賀県大津市出身、とある。 なんだか誇らしい・・・・・ そしてさらに さらに 2015年 若者が国会前でデモをしたシールズの代表の奥田氏は 知志氏の息子さんらしい。 どうりで 奥田さんを「どこかで見たことがあるお顔 ❓」と思いながら 見ていた。 息子さんは 顎にひげを生やしている青年だったが 今のこの国のやり方に反対する若者が現れてくれたことを あの時にすごく喜びに感じながら 見ていた、のを思い出した。