投稿

3月, 2014の投稿を表示しています

ネット時代の 効用

今朝の新聞に自称「寝たきり社長」が フェイスブックを通じて知り合った筋ジストロフィーで寝たきりの人に 「一緒に働いてみませんか」ともちかけ 「パソコンだけでできることがあるなら・・・」と申し出たそう。 「いつ死んでしまうかわからないから・・・」と3か月更新。 時給780円。 勤務は週3日。 一日1時間。 初任給は8346円。 ネットで注文したチーズケーキを母や妹と食べたそう。 次に買いたいものは?との問いには 「アップルパイ」と答えたそうである。 「母の好きなものを制覇していく予定! 」 とも。 ウエブサイトの分析が仕事の内容だそうである。 閲覧人数や訪問時間帯のデータをグラフ化し 宣伝方法や改良点を提案するのだそうであるが この男性は寝たきりになった後も 近畿大学で数学を専攻し自宅で指導を受け、博士号もとっているのだそうで このようなルートで仕事が見つからなければせっかくの博士号も無駄になったかもしれない。 でも こういうように利用でき 生き甲斐になっているのでは・・・と思う。 つくづく 自分の恵まれている環境に感謝しなければ…という思いを強くした。  

ストレスと健康

この頃 病気の原因はほとんどがストレスだ、ということが すごく言われるようになった。 それ以外にも 体質もあるだろうし食事の影響もないとは言えない、と思うのだけれど・・・・・ 今日の朝刊にエッセィストの中村うさぎさんのことが載っていた。 昨年夏 心肺停止状態になり生死の境をさまよって 車いす生活だという。 100万人に一人の難病だったらしいが 入院中は規則正しい生活をしていたというが 死の淵をのぞいたというのに 退院後はまた元の生活に戻っているという。 55歳らしい。  煙草を日に40本すうというのもすごいが「長生きするために何かを自分に課すよりも 好きなように生きてストレスをためないようにするのが 私は好き」と のたまう。 それに比して 私の周りに 必要以上に薬の副作用を気にして 医者が処方した薬に対して[ 副作用が怖いから・・・・・」 と 拒否している人間がいる。 それなら 通院をやめたらよいと思うが それなのに ちょっとしたことでもすぐ受診する。 一体 あなたはいつまで生きるつもり? 多くの人が服用している薬だからそんなに重大な副作用があるとは思えないのだが・・・・・ その医者も もう少しきちんとした 薬の必要性を説明すべきではないのか・・・・と思う。

読み聞かせ

昔子供たちが小さかった頃 図書館でお話会のグループに入っていた。 すばなし、紙芝居、ペープサートなどとともに 読み聞かせもやっていた。 NHKのラジオで江刺由紀子さんが 被災地で読み聞かせをやっている話を聞いた。 大船渡市で生まれ 世界各地で生活していてその後故郷に戻り 「おはなしころりん」をたちあげ子供たちに読み聞かせをしていた。 そして大震災の後 仮設住宅で子供たちが待ち望んでいることを感じ また始めたという。 まず、声が明るい、話し方が明るい、そして楽しい。 すばらしい! 3.11のあと 中学生だった子供さんたちも 自分からボランティア活動を始めたという。もちろん自身も被災者なのに 「中学生でもできることを・・・・・」と。 それまでのお母さんの活動をしっかり見ていたからだと思う。 江刺さんは 「山が好き」ということから始まって もっともっといろいろなことを知りたい、いろいろな景色を見たい、ということから始まって 世界各地ですごし このような活動もするようになったそう・・・・・ 江刺さんの話の一部を下記に。                                      * * * * * 山が好きだった。 日本の山を登ってみて、もっと高い山を見たいと思っていた。 ヒマラヤに行った。 現地の人に接して、もっといろんな社会を見てみたいと思って、リラックスできる環境を探ししながら、世界中を歩いてしまった。 自分がしっかりしていれば、場所は関係ないと腹をくくってからインドに長くとどまろうとして、インドに腰を据えた。 いろいろなことをやったが、その中の一つにボランティア活動があり、お金を集めていくつかの施設にお分けしたりしていた。 両方がいて成り立つものなので、有難がる必要はなく、同じ立場で交流したかった。 心のキャッチボールがしたかったので、日本の歌を歌ったりした。 子供には日本の紙芝居、絵本を読んでみようと思った。 ページを読むたびに、意味が判らないないのに 「もこもこ」とか「パッチン」とかいって、一緒に喜んでいた。 紙芝居をヒンディー語にして読んだら、子供たちの表情、目が本当に嬉しそうにしていた。

どこの誰にでもわかる言葉!!!

イメージ
まど・みちおさ 享年 104歳 代表的な 「ぞうさん」をはじめとする まどさんの詩は小さなものに慈しみの目を向けている。 「トンチンカン夫婦」という詩では 91歳の自分は 靴下を片足に2枚重ねて履き もう片方がないと騒ぎ、84歳の妻は コメの入っていない炊飯器にスイッチを入れる、そんな日常を ≪おかげで索漠たる老夫婦の暮らしに 笑いは絶えずこれぞ天の恵み≫ こんな風には 凡人には なかなか考えられないなぁ 【おならはえらい】   でてきたとき きちんとあいさつする   世界中の どこの誰にでも わかる言葉で・・・・ このようなユーモアをもっていれば 毎日が明るく楽しいだろうなぁ また、次のようにも言っているそう・・・・・ 「現在を肯定的に見ることができる人は幸せだと思います。何か問題があるとして、それをあれこれと考えたり、大騒ぎをしていてどうなるわけでもありません。心配をすることはもちろんありますが、明るい気持ちでいたいのです。つらいことを明るく見ようとするのは、難しいといえば難しいのですが、私のいうところの神様、天然、自然の現象の中にその問題を置いて眺めると、なんとなくホッとするところがあるんです。ちょうど、 オーロラ が光るような感じがスーッとして、涙を誘うような気持ちになるのです。そういうことを、朝夕といろいろなことを思い出しながらお祈りしています。  では否定的に見る人は不幸かというと、その人はその人なりの別の考えがあるかもしれません。私とその人は正反対だからといって、その人はダメだということはありません。」  狭い家の中で、相手の行為をあれこれ考えて、悩んだり怒ったりしたくなったら、空を眺め、木々にふれ、星を見つめる、   天然、自然の現象の中にその問題を置いて眺めると、なんとなくホッとするところがあるんです。ちょうど、 オーロラ が光るような感じがスーッとして、涙を誘うような気持ちになるのです。そういうことを、朝夕といろいろなことを思い出しながらお祈りしています。」 『人生処方詩集』  では    たのしみは?   クーテネール    すきなさくは?   オナラハエラーイ    まだかくき?  シンダラヤメール 次のような詩も見