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七種(ナナクサ)

今日は冬至。 冬至にはカボチャを食べると風邪をひかない、という言い伝えがあるらしい。 それを信じているわけではないが 冬至にはなるべくカボチャを食べるようにしている。 私の故郷では かぼちゃを小豆と炊いて 甘く味付けたものをよく食べた。 「いとこ煮」と言われるらしい。 我が家は今夜はかぼちゃの塩だけで味付けたものを食べた。 今朝のラジオで 冬至に食べるといい食物は 「ん」が付くものだそう。 南京(ナンキン←かぼちゃ) ニンジン キンカン ギンナン レンコン カンテン 饂飩(ウンドン←うどん) この7つを 冬至のナナクサ(七種)というらしい。 「ん」が付くとどうしてよいのかというと  運が付く から縁起がいいのだとか。 冬至には ゆず湯に入るといい、ということもよく言われる。 これも柚子湯に入ると風邪をひかない と言われているらしい。 今年は ゆずが豊作だったようで あちこちから柚子をたくさんいただいたので 今夜は柚子湯にも入ろう。

奉仕の精神

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今年も残すところ 2週間足らず・・・・災害の多い年だったが 自分としては最も心に残っているのは 中村哲医師があのような亡くなり方をしたこと、世の中にやっぱり神様は存在しないのか?と思ってしまった。 たしか30年間くらいアフガニスタンで支援活動を続けてきた医師だ。 アフガンで井戸を掘り、用水路を造り、砂漠を緑にすべく 活動を続けてきた医師。 中村医師は 9・11事件のあと確か 憲法のことを語っていたことを思いだし 検索してみた。 9条を変えようと言う人は、戦争の実態を知っているのだろうか。だまされてはいけない。200万人もの若者を死に追いやった戦争から、まだわずか60年しかたっていない。むしろ9条は永遠に変えないことを、この際決議すべきだ。日本人が憲法改正を論議するのは、まだ50年早い。 新聞に瀬戸内寂聴さんがこれまで何回も連載しているが 中村医師の死後 次のようなエッセーをよせている。 年末恒例の「創作4字熟語」には いつものように 創作力のすごい人が多いのには感心させられるが 天声人語の記者氏が  独自に作った2つの創作熟語にも 笑わされた・・と言うか 感心した、というか・・・  中村医師の献身には 『灌漑無量(かんがいむりょう)』 そして 恥ずかしい我が国の首相には 『桜飯振舞(おうばんぶるまい)』 私のまわしは桜色だって…うまいこと言うなぁ

アート

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このところ 朝の冷え込みがきつい。 日中は 12月にしては例年より暖かい気がするので 放射冷却現象のせいか・・・ 8時過ぎに車で出かけたが 2℃。 運転中も手が冷たかった。 ネーチャーセンター入り口には 森の材料でこんな素敵な飾りがならべられていた。 きょうの講座はまずチョークアート。 カラフルなチョークで 思い思いに描く。 寒いのに童心にかえって夢中になって描き 気がついたら 軍手がボロボロ。 森の観察に来る人に喜んでもらえるように・・・ その後は各班に分かれて 森の材料を使って壁掛けを作成。 まず「題名」を」考える。 木工ボンドとホットボンド(グルーガン)を使って貼る。 我が班 ねずみ(来年の干支にちなんで)とリス(森にいる)の雪合戦 最初、朴の葉をまるく切って 裏の白い部分を雪に見立てたのはいいが リスやネズミを作るのがそれはもう大変!! テーマは『冬』だったのに なぜか題名は 「四季」 題名『クリスマスツリー」 この三枚を また一年間壁に飾ってもらう。 クスノキについているアオスジアゲハのさなぎについて説明してくれた クスノキって 防虫剤に使われ、きつい香りがするが アオスジアゲハは この木の葉を好んで食べるらしい。

花はなし 紅葉も終わり・・でも・・

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予報では今年一番の冷え込み、昨夜から空を何度ものぞいた。 あまり早い出発だと凍っていたら心配だから・・・と ゆっくり目にする。 我々二人は5回目くらいだけれど あとの二人は初めての峰床山を目指す。 最初、急登が続く。 マイナーなコースなので 毎回出会う人がいないが今回も我々だけ。 高度300m辺りからは 草や木に雪がのっかっている。 風がほとんどないので 気温が低くても 寒くなく とても気持ちが良い。 300m付近 500m付近  これ以降ずっとサラサラ雪の上を登った。凍っていないのがありがたい。 千年杉 UE氏によると この木は1000年はたっていないだろうとのこと ミニ霧氷 霧氷といえるかどうか… クリスマスツリーみたい オグロ坂近くのお地蔵さん 道案内のテープも少なく 何回か地図を出して確認。  結構上り下りがあり 4時間弱でピーク(970m)着。 峰床山は京都府下では二番目に高い山だという。 (ちなみに 一番高い山は971mの皆子山だって・・・1mちがい!!) 木々の間からは白山が見えたし 京都方面はスッキリ晴れていて「あれは愛宕山?」「あれは皆子山?・・」「あれは・・」と。 反対側から 京都消防暑の3人が登ってきて「今日は絶好の日ですね~~」と。 カチカチに凍っているナメコ!! 奥に見えるのは蓬莱山 下り八丁平(関西では珍しい高層湿原)までは どうも以前とは違うコースだったようだ。 とても早く着いた気がする。 湿原近くには 以前はマユミの木がたくさんあり びっしり実を付けていたが 今回は見当たらなかったのが残念。 今回は 登山道のあちこちに ヤドリギが目立った。 ヤドリギの実もついていた。 こんな感じでヤドリギがたくさん ヤドリギの実(うす黄緑) ヤドリギの実(オレンジ) 八丁平から 中村へ出るときに道を間違えて 少しだけ引き返す。 今回林道歩きも結構あったけれど 30,000歩近く歩いた。 雪道を滑らないように踏ん張って歩いたせいもあるかもしれないが 帰りだいぶ 膝に疲労感が・・・ 下山して車のところへ行くまでにビックリするほど実をつけたサ

伝統神事

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長年自然観察の森で子供たちの活動を通してご一緒させてもらっているKWさんが  映画を製作しているという話を聞いていたが 今朝の新聞に今日上映される、ということが載っており 午後から見に行ってきた。 自主制作で30分間の映画ということで 軽い気持ちで出かけたが 行ってみてビックリ! 700名近く入るホールは ほぼ満席。 2年に一度行われる伝統神事「サンヤレ踊り」を知ったKWさんは こんなすばらしいものを継承しなくては…との思いで 自主制作を試みたらしい。 題名は「サァ~行こか」 しかし 映画に関して全くの素人だし 初めのうちは地域住民の理解を得られず 苦労の連続だったらしい。 3年近くかけて作った映画は 人間関係のむずかしさ、出演者たちとの時間の調整の大変さなどを含め 困難が続き 何度もやめようと思ったらしい。 映画は【小学生の男の子が踊りを先導する太鼓をまかされ、祖父から熱のこもった教えを受けて後継者として育っていく姿を描いている】 今日は映画だけではなく イメージソングの演奏やパネルディスカッションなどもあって盛沢山だった。 このように熱意のあるKWさんのような人がいなくてはできないことだろうし お金の面など行政の協力と後押しがなければできないことだろう。 今日の観客の中には 近隣市町村の「街づくり委員会」関係者なども大勢いたようだ。 映画監督の巨匠中島貞夫氏や 立命館大学映像学部准教授谷氏なども参加してのトークがあったが 「この頃は誰でも写せるカメラができたので自主映画製作を試みる人が多いけれど どうしても 途中であきらめてしまう場合が多い。しかし ここの市長が映像に理解ある人だったし KWさんのなんとしてもこの映画を完成させようとする執念と情熱とで 完成に至った」 との 言葉が印象的だった。 そういえば KWさんは 4,5年前 癌を患って抗がん剤投与を受けておられ 一時はすごく痩せて長時間かけて食事をしなければならない・・と言っておられ 皆で体調を心配していた時期があった。 おそらく完治してはいないのだと思うが 地域への思いが強く  ご自分の生きた証を・・と言う思いもあったに違いない。

かえでの森

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いつもの山で出会ったAYさん,「かえでの森がきれいだった~~」と。 AYさんは 山に登るだけではなく たいていはかえでの森まで走って往復しておられる。 60台だと思うけれど フルマラソンに挑戦している方で 歩数計は30,000歩くらいが常らしい。 雨が降るとせっかくの紅葉も散ってしまうだろうから 見に行くことにした。 やっぱり色づいたもみじはきれい。 どこを撮っても絵になる感じで あちこちでシャッタ―を押した。 紅いもみじに混ざって サザンカが咲いていた。 イチョウも見事に黄色く染まっている この木の色は淡いピンク系でグラデーションもきれいだった 画像ではそのきれいさは半分しかあらわされないけれど・・ 池に紅い色が映ってきれい かえでの森へ行く道のわきに生えているあじさいは  今の時期ドライフラワー状態になって残っている 帰り道で リンドウを見っけ ❤❤ 4株あった。 なんだか得した気分 ♬ ♪