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10月, 2012の投稿を表示しています

映画  「終の信託」

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時間が空いたので 映画に行った。 単純に周防監督の映画だし SHALL WE DANCE?の二人の役者さんが出演するという理由で これ「終の信託」を見ようと思ったが ずいぶん重いテーマだった。 「尊厳死」、 重症の喘息患者と 女医が長い闘病生活の間に 意思の疎通をはかり 終末期のことを話し合っていたため 救急で心肺停止で運ばれた後、女医は 一応家族に管を抜く、ということを話した上で  その選択をする。 患者が その時に息を吹き返し苦しみだし…・その後の女医のとった処置に対して 3カ月後 検察に呼ばれ 逮捕される・・・・ 2時間半ほどの長い映画だったが 「≪単純に 人工呼吸器はいらない・・≫などと家族に話しておくだけでは 周りの者に迷惑をかけるのだ・・・」 など考えながら 見た。 久しぶりに見ごたえのある映画だった。

ギターアンサンブル

友人が長年代表を務めていたグループのアンサンブルを聴きに行った。 結成23年目で もう17回目のコンサートだそうである。私は5,6回目かな。 数年前に比べると 団員も老けたなぁ、と思ったりする。 自分ももちろん年をとっているのであるが・・・ 会場はほぼ埋まるくらい観客は多かった。 昨年 ギター曲「アストゥーリアス」の独奏にすごく感動したので 今回も 期待していたが コンサートマスターの「朱色の塔」、難しい曲ということはわかるが なんとなくついていけなかった。 2重奏の「コルドバ」が 印象に残った。 コンサートマスターが作曲したという「笛と湖」は もう何度も演奏しているそうだが フルートの音色が美しかった・・・・ 後でこの曲の説明を読んだら 「マスターがこのフルート奏者に出会い、音色の美しさに魅せられ 琵琶湖のこともイメージして作曲した」とのこと。なるほど・・・・! 例年通り 帰宅後Uーtubeで 聴いた曲目を 復習? ギターを習得するのは大変。 そして 熟年と言われる人たち、30人近くをまとめるのは大変だろうな・・・・・・  聴いていると 技術の未熟さを感じるけれど実際には ほとんど毎日のように必死で弾いているのでは・・などと思ったりしながら聴いていた。 帰り友人に挨拶をしていると いつも山で出会うN氏に出会、手を振って挨拶。 N氏もギターをたしなんでいて どうやら明日が発表の日のようだが・・・ 山で見かける印象とは また違っていた・・・

宮指路岳 仙ヶ岳

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新名神を初めて利用して鈴鹿インターで下り 小岐須山の家へ。 平日だからか 車が少ない。  道案内の目印もないし 踏み跡も少ない、紅葉も残念ながらまだ早すぎるのか・・などと思いながら 歩いて2時間余りたったところで 鈴鹿市の男性に出会い話をすると なんと 間違えた道を歩いていた・・・ ちょっと無愛想な人だったが 気を取り直して歩き始める。 そのあと鈴鹿市(たぶん)の消防や行政の担当者、山岳連盟の人の団体さんに2度出会い、道を教えていただき 天気も素晴らしく良いし 紅葉もきれいになってきたので元気を出して歩いているうちに 予定の時間より早めに 宮指路岳に着いた。 見晴らしは最高。鈴鹿の奇岩は じっと眺めたいくらい楽しい!12時を過ぎていたので昼食を。 昨夜用意していた豚汁が おいしかった~~~ 仙ヶ岳までは かなり勾配のきつい登り下りだったが 2時ころ到着。東峰まではすぐだというが 今日はあきらめて小社峠から下山。 間違えた個所をもう一度見たが結局よくわからなかった・・・・ ほとんど早歩きで 正味たっぷり7時間歩いた。最近では一日の最高歩行時間。 二人とも日頃から 鍛えているのでこのようなアクシデントにも対応できた、と思う。 誰かを誘っていたら無理だったろうな~。 紅葉が素晴らしかったし 「犬返しの険」も体験できたし 渡渉は慎重に・・下山は足を踏みしめて・・  なんとか守ることができた。 山の上のほうは ヒカゲノカズラがたくさんあったほかは 花を見なかったけれど 下のほうでは マツカゼソウ、リュウノウ菊、アケボノソウ、アザミ、センブリなども楽しめた。 いつものように反省点はたくさんあるけれど 楽しかった~~~ この岩を現実に見ると品評会のようにいろいろな形で楽しい 宮指路岳の紅葉 写真ではあまりきれいに見えないのが残念! 犬返しの険 慎重に歩けば 大丈夫だが間違えて一歩踏み外すと・・・ キャ~~~

画像の投稿

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近くのテレビ局で 視聴者からの写真を募集して月~金の 番組中に2,3枚紹介する。 番組のホームページにアクセスしたらすぐ投稿できるので 何度か投稿し紹介してもらった。 写真にコメントをつける部分があり それなりに考えて 文章を送るがアナウンサーはそれを読むのではなく 自分の印象で語るのでこちらの意図とは違って紹介されたことが何度か・・・ 今回も アケボノソウに対して 「かわいい小人が・・・」と書いたのに「小さい小人が・・・」と。 トホホ~ホ~

あきまつり

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素晴らしい晴天のもと、秋祭りが行われた。 自然観察の森だけあって ネーチャークイズを取り入れたスタンプラリー、     いろいろな木の実の試食。そして紙芝居、リース作り…etc. 舞台では今までとは違い 静かな音楽が流れている。 のぞいてみると ハーモニカの懐かしい音色。 男女5人ほどの合奏も聞かせてくれた。 我々のような年代のものにとっては ハーモニカの音色はのどかで楽しい・・・ また 腹話術を披露してくれた女性もいて 最初は子供の人形だったが 午後からはおばあさんの人形の腹話術。 題材が老後のことなど取り入れて新鮮で楽しくて笑ってしまった。

ポンポン山

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ちょっと休憩       この山は正しくは加茂勢山 (かもせやま) というが、標高679メートルの頂上に近づくにつれて足音がポンポンとひびくことから 通称ポンポン山と呼ばれている、とのこと。 山頂からの眺め 残念ながらあまりはっきり見えない 今日は22名の大パーティー。西国三十三か所札所の善峯寺までバスで行き、そこから歩き始める。 釈迦岳までが難所と聞いていたが普段山歩きをしている我々にとってはそれほどの急斜面ではなかったが10分ほど歩いたところで大幅に遅れた人が出てしまった。でもみな優しい。「〇ちゃん大丈夫かぁ」「〇ちゃん、自分のペースで歩けばいいんだから…」「もうここを過ぎたら楽になるから・・」と。 コースタイムも予定よりほぼ倍かかっているが 良い天気でそれほど暑くもなく 歩きやすい。 目的のポンポン山はすでに大勢が休憩していた。 あちこちにベンチが設置されており 見晴らしは三百六十度。 一時間近く休憩のあとは 植林帯を歩いたが 植生に全く魅力を感じない。 雑草といわれるような花さえ、一つもない。            本山寺、神峯山寺 (かぶさんじ) を経て 上ノ口のバス停へ。 途中、自然観察の森(神峰山の森 自然園)があって何かイベントをやっており 「リンドウが咲いています」と教えてもらったので急いでれるを離れ見に行く。   センブリ、ツルリンドウ、ホトトギス、アサマリンドウが咲いていた。 例によって安着祝いは 王将で餃子でいっぱい。    万歩計を持っていた人によると17.5キロ歩き24000歩ほど歩いたらしい。     私たちは駅まで往復歩いたからそれプラス5000歩くらいかな。

崩壊の多い霊仙岳

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何度も登り 石灰岩の多い道は歩きにくいものの 四方を見渡せて 大好きな山の一つ、霊仙岳へ行った。 今まででも一番よく通ったルート、今畑→笹峠→西南陵→近江展望台→最高点→霊仙ピーク→お虎が池→汗拭峠→落合→今畑  の予定で・・・ 平日ではあるもののシーズンなのに人影が見えず「おかしい」「不思議」などと言いながら 頂上に初めてであった人に話しかけると「上丹生ルートは崩壊して通れなくなっている」とのこと。    晴天なのに人が少ないのはそのせいか・・と納得。 しかし 汗拭峠から 下山しかかったら道が崩壊しているのに気づく!! その場は 何とか通れたとしてもその先もし 崩壊していたら…としばし考えたが そちらへ行くのは断念し 相談。 夫は自分だけ 今来た道を引き返すので私たち二人は醒ヶ井へ下りるように・・との指示。 食料や茶を夫のほうに分けたりしたが 3時を過ぎていて 車にたどり着くころは日も暮れている・・・・ 思案していると 犬を連れたご夫婦が通りかかり 車で送って下さる・・・と。 甘えることにした。 落合まではタクシーも入ってくれないのでは・・という距離。 犬は30キロを超える大型。 プリウスでほぼ一時間かけて私たちの車まで送って下さった。 地元の方だと思っていたらなんと私共と同じ市内にお住まいの方。 家へ帰って反省。 もしあのまま二つに分かれて夫がいま来た道を引き返したら けがをしたかもしれない…携帯電話を持っていることを確認しあったものの つながりにくいことは間違いないし あわてていたから ひょっとしたら車のキーを持たずに別れてしまったかもしれない・・・ 山登りというのは 常に最悪のことを考えながら行動しなければならない。 ヘッドランプを持っていたが今回は食料の余分がちょっとすくなかった・・・ 初めて登った時には 見晴らしの良いのに感激し その後は マユミの木が多くの実をつけていてきれいだったし 春はフクジュソウが見事だったし 数年前はびっくりするほどのトリカブトの花が咲いていたのに 今回は ボロギクばかりが咲き 綿毛を飛ばしていて トリカブトは 元気のないのが数本。 マユミの実は何本かを見ることができたがそのうちにまた鹿にやられてしまうような感じ・・・ ホオズキが場違いのようにきれいな実をつけていたがこれも毒がある

T字尾根から 御池岳へ

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このコースはすぐ急登で きついが見晴らしはよい。 尾根づたいにず~っと イワウチワの葉がびっしり。 この花の時期にはここを歩いたことがないけれど 咲いたら見事だろうなぁ~ しかし ボタンブチが見える位置に行くと 木々が全くと言っていいほどなくなっているのには驚かされる。 たかだか10年ほど前には ボタンブチまで行くのには 笹のトンネルをくぐって行っていたのに・・・ あちこちで鹿の害が叫ばれているが 自然界はこうも急に変わっていくものなのか・・・ トリカブトはあちこちあったが あまりきれいではなく元気がない。 以前は 御池岳(まるやま)ピークにあったマユミの実がきれいだったのが印象的だったが 木の根元を鹿にやられ 半分以上枯れてしまって 見る影もない。 悲しかった。 登山道から少し外れたところに マユミの大木が・・・ これはすばらしい。 お願い<m(__)m>鹿さん!!  この木の皮を食べないでね っていう感じ はげ山はやはり魅力がない・・・・ いろいろな木の間を歩きたい。 そんなことを考えながらの 山歩きだった・・・

横山岳

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滋賀県内では1,2を争う険しい山といわれている横山岳に登った。 何度も登っているが 今回は五銚子の滝を通るコース。 白谷コースが開通になったので 可能になったが 沢の流れを聞きながら登るのは楽しかった。 思いのほか 花も多く見ることができた。 ミゾソバ、ツリフネソウ、セキヤノアキチョウジ、ミカエリソウ、ナギナタコウジュ、 カシワバハグマ、ダイモンジソウ、ツルリンドウ、オオアキギリ、ホタルブクロ、ホツツジ、ミヤマアキノキリンソウなど。ヤマシャクヤクの赤い実も見事だった。 ミヤマシキミやツルリンドウ、ユキザサの実も光っていた。  アキギリ ホツツジ ヤマシャクヤクの実 ユキザサの実 ツリフネソウ ノブドウ

美術展

秋の恒例、美術展を見に行った。 絵画、彫刻、工芸、書、写真の5部門に分かれている。 相も変わらず 無鑑査作品が多い。 これはこの市の美術展の特長か ( ^)o(^ ) これはいかがなものかと思う。 絵画の展示法も 油絵と日本画が混ざっていて 明るさも今一つ。 せっかくの作品が よく鑑賞できない・・・ 何より驚いたのは今回異様に写真が多かったこと、 手軽に楽しめるようになっているからか 老人が多くなって 写真でも写そう…という人が増えたのか・ その部門でもそうだが 好みもあり入賞作に??と思うものもあった。

押し花展

以前あるクラブで一緒に活動していたMYさん、そのころから「不思議な花クラブ」の 押し花に取り組んでおられたが 今回 ご自分のたくさんの作品を近くの図書館ギャラリーに展示しておられたので 見せていただいた。 一つ一つの花に対して すごく丁寧に扱ってきれいに押してあるのはもちろんだけれど 作品それぞれが個性的、そして魅力的だった。 これまでにも何回か作品を見せていただいたことがあるが 今回の作品の中には とても ひきつけられるものがあった。 ご主人を亡くされた後、 冥福を祈る意味で押したという「彼岸花」の作品2点。 私自身が彼岸花を好きだということもあるけれど 私の心に響くものがあった。 素晴らしい作品展だった!!