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5月, 2015の投稿を表示しています

病気

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有名人が 自分の妻は認知症である、ということを公表した。 たいていの人が名前を知っていると思うが それだけにご家族はどのように公表し どのように この先 治療して行けばいいのか・・・・悩むのだろう。 お気の毒である。 私の友人の中にも数年前から 「ちょっと???」という人がいて そのご家族が気付いたようで 最近は車の運転をやめ ご主人が乗せて 我々の集まりに連れてくる。 彼女の場合、進行はとてもゆっくり・・・・・ なるべく今まで通り 普通にしゃべりかけ 普通に行動するようにしている。 そして 最近はまさかあの人が??という人までどうも 認知症の症状があらわれてきている。 それも二人もが・・・・ 知人の癌告知もショックだったが 仲間の認知症かも?というのも とても気が滅入る。 70歳を過ぎれば仕方のないことなのだろうか、 65歳を過ぎたら 「三人に一人は 認知症!」と言われてはいるが 周りの人たちとはいつまでも楽しく過ごしていきたい、と思うのは無理な話なのか・・・・ あ~悲しい

周りの反応

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新聞のコラムに 下記のような記事が載っていて 感心した。 「多くの危険をはらんでいる原発には反対」と思っていても 自分では全く何の行動もせず 同じように電気を使い、車に乗り・・・・・ そんな私は この記事を読みびっくりした 原発事故を憂い 電化製品を手放して ついには 冷蔵庫とも縁を切った、というのである。 これがきっかけで テレビに出たり 雑誌に載ったりし いろいろな方面から批判された・・・そう。 世の中にはいろいろな人がいて いろいろな考えがあって 自分では間違えていない、と思っても それに全く反対の考えの人がいるのも良くわかっている。 でも 頭ごなしに他人の考えを批判したり 反対したりすることはしたくない。

家族ぐるみの・・・・・

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この野洲市に住んでおられるSK氏は目が不自由だが 長年フルートほかの笛を小学校などに出向いて子供たちに聞かせたり あちこちでボランティアをしておられる。 世界的に有名なピアニスト辻井伸行さんの ピアノの音色もすばらしく どうしてこんなにたくさんの曲を暗譜していられるのか・・・・・不思議だけれど この坂井さんもレパートリーは相当数ある。 目が不自由な代わりに 素晴らしい音感を神様はお与えになったのだろう・・・ 友人MR氏は 彼と他の二人とで カルテットを組んでいて 今回は10周年記念チャリティコンサートを開いた。 チャリティーの対象は 県内盲導犬ユーザーの会 「びわこハーネスの会」 この4人組は 草津市で湖南ギターアンサンブルのメンバーで20年以上 コンサートを開いていて 我々も何度も聞きに行っている。 さきらの 中ホールは何人収容できるのか分らないが 今回は ほぼ満員。 内容もすばらしかったし リラックスして聞かせてもらえ 命の洗濯が出来た。 4人それぞれが 何回か トークもしたが皆とても自然体。 目が不自由なSK氏の奥さまはどのコンサートの時にも 必ずそばでエスコートしているし、次の曲の笛も手渡しておられ、まさに典型的な夫唱婦随は有名である。  4人の似顔絵は メンバーMR氏の奥さま作だが とても特徴をとらえておられる。 また 代表 IT氏の奥さまは 2部の曲の間中 スクリーンに その地のスライドショーを 工夫を凝らして 映し出してくれた。 プログラムを作ったのもここの奥さまらしい・・・・ 3人は年齢も全く同じだということだが 10年間こうして一緒にやってこられたということは 音楽に対する熱意はもとより お互いの信頼関係もすばらしいものだろうし 家族ぐるみのお付き合いもしておられる、ということだろう・・・と 思いながら 「すばらしいなぁ~」とつくづく思った。 MR氏は 若い頃から誠実そのもの、数年前には初めて奥様に出会い、お食事をご一緒させていただいたが 奥様も気さくでいて おしとやか過ぎず、はしゃぎ過ぎず、とても感じのいい方だった。 こんなコンサートを開こうとすると 日々の練習量はきっとすごいだろう・・・・・ 音楽は生まれつきのものもあるけれど 楽器の演奏はやっぱり一にも練習,二にも練習!!なのだと思う。 ど

初心者と伊吹山へ

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滋賀県で最も高く また百名山の一つでもあり 一等三角点の山、伊吹へ 近所の人をお連れすることに・・・・・ 山登りをしない人にとっても 伊吹はやはりあこがれの山らしい。 以前から登ってみたかったそうであるが・・・・・・ ふだんから運動をしておられ、熊野古道などのツアーにも参加していて 元気な人だし 我々に比し若いけれど 心配だった。 が、杞憂に終わった。 ところどころでは 先頭を歩き 元気そのもの。 天気が安定していなければ 行かない、ということは宣言していたが 昨日は一日安定していて 暑過ぎず 登りには楽だったし 風もほとんどなかったので汗まみれの服のままでも頂上で寒い思いもしなかったから なおさらよかった。 キンラン 盛りを過ぎていた ギンランは葉はあるものの花の咲いているのは見つからず クサフジ タツナミソウ たった一つだけあったがとてもきれいな色 桑 アヤメ 4,5日前はたった一輪しか咲いていなかったそうだが 今回はあちこちにあり 柵の中にも入ることが出来 たくさん見ることが出来た カンボク ガクアジサイのような花だが スイカズラ属らしい 花は白くてきれいだがまだ蕾だった カンボク 2012.6.12撮影 ホタルカズラ 色がとても美しいが どれも虫にやられている タチイヌノフグリ オドリコソウ 沢山のオドリコソウ 大好きな花だけれど接写してたくさん写したが どれもあまり良くない イブキシモツケ イブキシモツケ蕾 頂上近くには蕾だったが 蕾はピンク色をしているのでなかなか結びつかなかった クサタチバナ ほとんどまだ蕾 クサタチバナ 2012.6.12撮影 ニリンソウ すごくたくさんあり 鈴鹿の花より大きいような気がする ヤマブキソウ たくさん咲いていたが 登山道付近はこの花だけ リュウノウギク 葉 ウマノアシガタ ほぼ全山にあった ヒメイズイ 頂上付近にあった 小さなアマドコロという意味らしい アマナ 伊吹山で見るのは初めて ヤマエンゴサク

おはなしおばさん

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大津図書館で開かれている 大津おはなしのとびら 「おとなのためのおはなし会」に行って おはなしの世界を体験した。 毎年 春と秋にこのおはなし会が開かれ もう27回になるという。 これまでに10回くらい聞かせてもらっている。 いつも10~12人が おはなしを語ってくれるが いつも素晴らしくて しばし 現実の世界を忘れ 聞き入ってしまう。 ここのメンバーは ずっと続けておられる人が多く、 「この人の話し方が好き!」「この人の声が…」「この人の語りにはなかなか入っていけない・・」など 好みの人とそうでない人がいる。 ふだんは 幼稚園や小学校、などに出向き おはなしを語っておられるようだが ここの皆さんの熱意には あたまが下がる。 今回は 私がいつも期待しているお二人さんのおはなしは 少し短いお話だったこともあって ちょっぴりがっかり。 でも 「きつねの茶釜」というお話は すごく楽しくて 聞いている人々の中から 何度も笑い声が聞こえた。 何か所か 歌も入って 聞いていて楽しく 私も一番印象に残ったお話だった。 このおはなしは  かたれやまんば  藤田浩子さんという方のおはなしの本に載っているおはなしらしい。

山女(やまおんな)

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湊 かなえ 作  「山女日記」 山好きな女性に 「登ったことがある山が出てくるから面白いよ」と  勧められ 読もうと図書館で予約するとなんと「35番目だけれどいいですか」 と聞かれた。 半年前のことである。 図書館にこの本は5冊も在庫があるというので それなら3ヶ月くらいたったら借りられるだろう、と思っていたのだが・・・・・ ぜひ早く読みたいわけではないし  現在本は 購入どころか これまでの本もなるべく処分する方向にあるので 買う気持ちには全くなれなかった。 やっと借りることが出来  読みだした。 いくつかの山へ登る話だが 短編が次につながるようになっている。 ほとんど若い女性が主人公で もちろん恋愛もからんでいる。 最初の一編は    かわいい靴(ダナー製)に一目ぼれし、購入したが それは登山靴だということが分りどこかの   山へ・・・                                               というもの 作者は 編集者とともに 実際に山へ登って小説にしているので 白馬岳への大雪渓の描写など 私も実際に行ったことのある山については楽しく読めた。 ところどころ なるほど・・・と思いながら読み進んだが 印象に残っているのは 〇ハイペースだから疲れるのではなくて ペースの合わない人と同行した時には大変疲れる 〇途中で出会った人とその後の行程を一緒に歩くことになり 疲れきった人を置いていくわけにいかなくなり 自分もピークハントしにくくなってしまった・・・・ 〇休憩のときのおやつに 有名菓子店の和菓子、上等のチョコなどを用意しているのは 若い子だから? それとも 山へ行く皆さんはそうしているのかしら   山で食べるとなんでもおいしくて 私は昼食もおにぎりのほか大したおかずも持って行かないけれ ど・・・・・ 〇帽子のデザインをしている女性が ニュージーランドのトンガリロで 美しい湖を見て パッチワークの革製の帽子を作っているが 湖の色に革を染め それを使用する話・・・ 新聞ででも紹介されたからだと思うが 予約者がそんなに多いのはなぜ?  どうして図書館に5冊もこの同じ本があるわけ?  確かに湊かなえさんは 今 人気作家であるが 山登りをしたことがない人がこれを

タデアイ

自然観察の森では このところ毎年草木染を楽しんでいる。 その指導者が 『アイは 水でも手軽に染められるので 植える場所があるなら ・・・』と タデアイの種を分けてくれた。 我が家の庭には 植える場所はないので まずプランターに種を播き 芽がでてきたが それをこの後 どこに植え育てるか 悩んでいるところ。 『アイ』に関する本を SNちゃんが貸して下さったので 下記に少々書き留めておく。   明治8年日本を訪れたイギリスの化学者アトキンソンは日本中が青い色の衣服であふれていることにびっくりした。 羽織り、半纏、綿入れ、着物、手ぬぐい、のれん、・・・・・目にする物の多くは青。 つまりアイでそめられていた。 藍染が日本の暮らしの中に深く根付いていることに感動して アトキンソンは この青のことをジャパンブルーと名づけた。 藍染の着物を好んで着るようになったのは江戸時代初めからで  アイ染が身近になったのは木綿の服を着るようになってから・・・ 木綿は肌触りも良く 麻などよりも庶民は 値段が紅花ほど高くないアイを使っておしゃれを楽しむようになった。 アイは 全国各地で育てられ、 江戸時代には 『藍 木綿 麻』の3つを 山草(さんそう)と呼んで生活に欠かせない 大切な植物になった。 アイで染めることで 生地が強くなったり  虫除けにもなった。 アイの葉に含まれるのは 透明なインディガンという成分でそれが 空気に触れたり、太陽にあたったりすると インディゴというアイ色の色素に変化する。 インディゴは水に溶けないので インディゴそのものでは布を染めることはできないが そこで生の葉を絞って取り出したインディガンを まず布にしみこませておいて それから インディガンのくっついた布を空気や光に当てることで インディガンをインディゴに変化させて色を出す。 これが 「たたき染め」と「生葉染め」 すくも   アイの葉を乾かしてつぶして発酵させ  固めて作ったもの。          葉を乾かすことでインディガンをインディゴに変え これを発酵させることで          水に溶けないインディゴを布に染まりやすい物質に変えている          「すくも」で染めるやり方は 『建て染め』という          すくもを丸めて乾かしたも

ヒルがでる前に・・・・

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ヒルがでない時期に鈴鹿の山を楽しんでおきたい、と今の時期には あちこちめざし 忙しい。 甲津畑から 雨乞岳、南雨乞を経て 大峠、ツルベ谷を・・・・ 歩き出してすぐ まだ登山道に入る前に 珍しい葉を見つけた。なんだろう? タニギキョウ タニギキョウ 今日の行程あちこちにたくさんあった 去年の夏、ここの登山道が3か所、大きく崩れていたが 先月一か所はきれいに整備されており、 また これからもう一か所の整備が始まるようで車がたくさん入っていた。 4月にタイジョウへ行った帰りに見ておいたが ちょうど見ごろのヤマシャクヤクがたくさん咲いていた。 いくつかはすでに種が出来ていたが こんなにたくさんあったの? というくらい 多くの花を見つけた。 登山道のそこここに オオバノトンボソウと思われる葉が あった。 今まで気づいたことがなかったが 今年は葉がでるのが早いのだろう。 そして花が咲く時期にはこの山には来ていないから ここでは見たことがないのだと思う。 多分  オオバノトンボソウだと思われる 写さなかったが 葉が2枚のものもたくさんあった いつもなら2時間で杉峠につくのに ヤマシャクヤクを写したり、探したりしたものだからちょうど3時間で杉峠着。 杉峠手前では 見慣れない葉に 珍しい花が・・・・これは何?? 調べているが 今のところ不明      野草図鑑で調べたら どうも ルイヨウボタン らしい。      葉がボタンに似ていることから名づけられた、とのこと 峠からの急斜面では 例年のようにワチガイソウが・・・・ 尾根に上がってすぐのところに昔はドウダンツツジがすごくたくさんあったのに まるでなくなってしまった。残念。 雨乞岳に近づくにつれたくさんの リンドウが。 ここのリンドウはたくさんまとまって咲いている。 ここのリンドウは3種類の色で2個ずつ咲いていた。 残念ながら画像では色の違いが良くわからない この辺りのスミレはピンク系が多い。 周りの笹の枯れ枝など撮って写したかったが とにかく歩きながら急いで写しているもので・・・・ 南雨乞岳へ行く笹はまだ丈も高く