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8月, 2013の投稿を表示しています

無知による差別・・・・ハンセン病

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かつてこの病は容赦のない差別にさらされていた時代があった。 先日亡くなった 詩人の 塔和子さんは 小6の時に発病し 瀬戸内の島にある施設に入って 83年もの間そこで暮らした。 詩集は19冊にも及ぶが こんな言葉を残している 【私は砂漠にいたから  一滴の水の尊さがわかる  海の中を漂流していたから  つかんだ一片の木切れの重さがわかる】 【・・・・・  ああ 何億の人がいようとも  かかわらなければ路傍のひと  私の胸の泉に  枯葉一枚も  落としてはくれない  ・・・】 「胸の泉に」  かかわらなければ   この愛しさを知るすべはなかった   この親しさは湧かなかった   この大らかな依存の安らいは得られなかった   この甘い思いや   さびしい思いも知らなかった  人はかかわることからさまざまな思いを知る   子は親とかかわり   親は子とかかわることによって   恋も友情も   かかわることから始まって  かかわったが故に起こる  幸や不幸を  積み重ねて大きくなり  くり返すことで磨かれ   そして人は 人の間で思いを削り思いをふくらませ  生を綴る  ああ何億の人がいようとも  かかわらなければ路傍の人   私の胸の泉に  枯れ葉いちまいも  落としてはくれない 「涙」   あるとき  死のうと思った私が夫に   「一生懸命なのよ」というと   夫は    「同じ一生懸命になるのなら     生きることに一生懸命になってくれ     がむしゃらに生きようではないか」と     言ってくれた   私は目が覚めたように   そうだと思った   どんなに一生懸命に生きたとしても   永遠に続いている時間の中の   一瞬を   闇から浮かび上がって   姿あらしめられているだけだ  いのち     この愛けないもの    思いっきり我が身を抱きしめると    きゅっと    涙が    にじみ出た

白馬岳の霧  霧  霧

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杓子岳に登りながら 何度も何度も後ろを振り返ったが 霧が かかり 視界は不良! せっかく来たんだから もう少し晴れていてほしかったな~~~~ 地図上で 20分と書いてある分岐点からの距離がすごく長く感じられた。 景色が見えにくかったからだろう。 しかし 次の日の朝、山荘から猿倉までの間に ものすごくたくさんの花と巡り合えた。 今の時期でこれだけの花があるのだから 数週間早ければ もっといろいろな花があり そして旬の花に出会えたのでは・・・・と思う。 100名山とかではないが 有名なだけあって さすがに良いコースだと思う。

タレーランの 名句  コーヒーをめぐって・・・・

18~19世紀のフランスの辣腕政治家 タレーランの 言葉だそうである。 悪魔のように黒く 地獄のように熱く 天使のように清く、愛のように甘い。 汝の名は コーヒー 6年前、コーヒーを毎日飲む人は 肝臓がんにかかりにくい、と厚労省の研究班が発表したそうである。 しかし、今度は1日に4杯以上コーヒーを飲む55歳未満の人は 飲まない人に比べて死亡率が高い・・・・との発表があったとか。 世間の人はなぜこのような情報に いちいち惑わされるのか・・・・と思う。 がんの発症原因は 食物だけではないだろうし 食物がある程度関係するにしても コーヒーを飲む飲まないよりも 他の食生活や ほかの生活習慣などもかかわってくるだろう・・・・・ 一概にコーヒーの量だけで わかる問題ではないと思うのだが・・・・ もう少し 自分の頭で考える癖をつけなくては!!

スポーツ音痴 野球音痴

イチロー選手が日米通算4000本安打だそうで それにちなんで 朝日新聞天声人語に面白いことが書いてあった。 作家の津村節子さんも 野球音痴のようで その昔 家族でテレビを見ていた時に 「長嶋は全くよく打つなぁ~」と 感嘆しているのを聞いて 「それなら その長嶋という人に続けて打たせればいいじゃないの~」と。 周りの人は絶句したそう・・・・・・(*^。^*) その話を聞いて自分の両親のことも思い出した。 父もそれほど野球の詳しいルールまで知っていたとは思えないが 野球のテレビ中継を見ながら母に 「どのようにして対戦するか…どうやれば点数が入るか…ネットを超えればホームランで・・・・・」などと説明していた。 それをじっと聞いていた母 曰く 「それなら力いっぱいバットを振ればいいじゃないの?」 ピッチャーがどれほどの球威で カーブなどのことなど全く知らないのだから無理もないかもしれないが・・・・・・ しかし こうして考えてみると それほど何も知らない母にルールを教えようとしていた父はやはりやさしい人だった・・・・のだ。

災難

とんでもないことが起こった。 京都府の福知山市で 花火大会が行われるはずだった場所で 露店を開くつもりの所のガソリン使用のボンベが破裂し 今日までの死者が3人、そして多数の重軽傷者が出た。 楽しいはずの行事で こんなことになるとは・・・・ 連日の暑さで 夕方から置いてあったガソリンが高熱になり 圧力を抜いてから蓋をあけるべきだったのに そのままゆるめたために突然爆発し 引火したらしい。 最初に亡くなった女性は体の95%のやけどだという。 やけどは指の先ちょっとだけでも 痛くて 気も滅入る・・・   95%のやけどってどんなに痛くてつらかったことだろう。 最初は意識もあったらしいが 鎮静剤を投与したら 意識がなくなりそのまま・・・・とか。 本当に気の毒。 自治会などでもいろいろな催しが行われるが はたして 災害が起こった場合の対処方法などの訓練などが出来ているのだろうか…と心配になる。 事故って本当に思いがけないところで起きる。  自分がそこに居合わせたばかりに不幸にな目に合う場合も多い。 なんで私が・・・・ なんでわが息子が…何であの子が…という場合も きっと多いだろう。 被害者には何の罪も 何の落ち度もない場合も多いのだろう。 運が悪かった・・では すまされまい。 日々何事もなく暮らしていることのありがたさを しみじみ思う。 ところで… よく山で出会うおなじみさんも 先月いつもの道で滑って転び 骨折したそうで 心配していたが このところちょっとましになり 少しずつ歩き始めているらしい。  その彼が今度は信号待ちしていた時に 若い女性の運転する外車に追突された…とか。 こちらは “軽自動車”らしい。  気の毒。 大したことはなかったようであるが きっとなんで自分ばかり・・・・と落ち込んでいるのではないかしら……けがはなくても 事故のあとはいろいろわずらわしいだろうし・・・ナ 。 運が悪かった・ついていなかった・・・と早く 気持ちを切り替えて元気になってほしい。

かき氷用 抹茶シロップ

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周りの人に喜んでもらえるのは 幸せなことである。 しょっちゅう行く山には 常連さんが大勢いて お互いに好き放題なことを言っている。 コンロを持ってきて頂上でコーヒーを沸かしてごちそうしてくれる人がいて まめなのに感心していたが そのうち「今度はかき氷がいいなぁ~」と ちょっとつぶやいた人がいたら 本当にリュックの中に 氷と シロップ、かき氷器まで入れ かき氷をごちそうしてくれる人がでてきた。 それだけでも一荷物。それなのに「わしは 抹茶シロップがいいなぁ~」と 抜かした輩がいた。 KNさんは あちこちの店で 抹茶シロップを探したが 売ってなかったそうである。 それでネットで検索し 抹茶シロップを手作りして持ってきてくださった。  今回のかき氷は「練乳いり抹茶金時氷」である。 山の上で こんなかき氷をごちそうになるなんて・・・・ 今年の猛暑では やはりお茶を飲むよりも かき氷のほうがずっと 体にはほっとする。 どうもどうも ごちそうさま~~~いつもありがとう!! のちにネットで「抹茶シロップ かき氷」で検索したら やはりあまり売っていないので 試行錯誤で 手作りしている・・との記事が 多くあった。

わらかしがかり

小学生でも3,4年生になると 係活動が行われるようである。 その昔わが次男は すごく活発でとてもユニークだった・・・・・ 担任が 「係を自分で考えて その係になってもいい・・」とおっしゃったようで  息子は 「笑かし係」なる係を作った。 少しでも学校生活を楽しくさせたい、との思いからであろう。 この地方での方言、笑かす、というのは 笑わせる、というような意味であろうか。 小学校の教員をしている義兄は この係に いたく感心し 自分の学校の生徒たちに この係の話をし、 「自分で考えることの大切さ」 「工夫することの大切さ」を教えたらしい。

絵手紙教室

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土曜日の授業がなくなって 子供たちの時間を何とか有効に使わせたいとの考えから始まったのであろうか、ここの市では さまざまな教室を開設し ボランティアがそれを支えている。 講師はほぼ全員が リタイア世代… 持っている能力を少しでも子供たちのために・・との考えの人がほとんど。そしてそれがまた自分たちの生きがいにもなるであろう…と。 昨年度から 絵手紙教室の担当になっている。 子供たちと接するのは好きであるが 絵手紙は習ったわけではなく ただ 「楽しく描き 普通はあまり題材にしないものを選んで 好きなように描かせ ものを観察する眼を養いたい」との思いで 指導?している。 一日の日程が終わった時に 子供たちに感想を聞くとほとんどの子が「楽しかった~」と答えてくれるので それでいいのだろう!!と自分なりに考えている。 それにしても つくづく 能力には差があるもの…と思う。 よいところを見つけ どの子にも褒め言葉を与えて 自信を持たせるようにしたいと思っているが 「小さくても こんなに描ける子もいるのか…」と思う一方、「何度話してもわかっていないのね・・」と思ってしまうような子もいる。 葉脈をクレヨンで・・・ 2014.8 2014.8

熱気球

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孫が草津烏丸半島熱気球を体験した。 降りてきて 孫は「思ってもいない体験だった~~~♪」 頭の上でボッ!ボッ!と音がして炎が みえたらしい