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手作り リース

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我が家では 毎年サルトリイバラのリースを作る。 大体サルトリイバラオンリーである。 今日我が家にやってきた5歳の孫が あっという間に 100均の緑の星リースに折り紙で飾って リースにした。 幼稚園で リースなどを作ったことがあるのだろう、折り紙をただ丸めてセロテープで留めただけだけど その早業とセンスに じいちゃんばあちゃんは完敗!!

癌闘病と山登り

がん治療をしている人たちが 高い山に登頂している記事を見たことが何度かある。 いつも登っている三上山で最近よく見かける女性と話をした。 「数年前から 悪性腫瘍で抗がん剤治療を受けている。体力をつけておくことは 抗がん剤の副作用のリスクも少なくなるだろうし効果も上がるだろうと思って…」。と。 「楽しいことをして過ごし あ~いい人生だった、と思って終わりたいし・・・」とも。 60代前半の方である。いつから治療をしているのかどこの部位の腫瘍なのかは わからない。 でも いい汗をかいて 楽しく山歩きをしていれば いいに決まっている!! たかだか432メートルの山だけれど 初めて話す私に明るく伝えてくれた彼女、きっと良い方向に向かうと思う。 がんに対しての効果については 私にははっきりわからない。 そう思ってネットを見ていたらこんな記事があった。 30代女性、乳がんの手術の後ヒマラヤに挑戦したという、そして猫が寝ているのを見てこんなことを感じた…と。 猫に限らず動物は傷を負ったときも自分にシンパシーを感じることなく、ただじっと快復を待ちます。だから私もそういう感情に流されず、動物のように病気を治すことだけに向き合いたい、そういう状態に持っていきたいということです。自己憐憫のような感情を抱いても意味がないし、むしろ逆に病気を悪くするだけだと強く思いました 私はどちらかというと病気になったら とても落ち込み 悪いほう悪いほうに考えてしまって 悲観的になるほうだった。 幸い、このごろ深刻な病気とは縁遠くなっているけれど だいぶ前向きに考えられるようになったのは もしかして???山のぼりをしてからすべてに前向きになり、  《なんとかなるさ≫と考えられるようになったせいかもしれない…とつくづく思う。 

山歩きとけが

行きなれている山でころんだ、というか つまづいてひっくり返った。 右の靴が岩の間に挟まりそれを抜こうとしたときにバランスがくずれ 斜面の下側に振り落とされた。 勢いがついていたので 顔面と右太ももをきつく打った。痛かった~ 後で気づいたが 左人差し指のつけねが 複雑に裂け はめていた軍手が 真っ赤になった・・・どのようなぶつかり方をしたのか覚えていない。 山では思わぬけがをすることがある。 これまで ①下山中 草に覆われて見えなかった岩につまづき 中を浮くような格好で   下の岩に胸を打ちつけた。   一瞬 息ができないくらい痛かった・・・・ ②道の端を歩いていてすべり 背中の荷物が重かったのでそのため腹ばいに転び   滑った足ではないほうの膝の靭帯を軽く傷めた。   その日はそのまま歩き続けたが 夜中痛くて目がさめた。   帰宅後 2軒の整形外科での治療に通ってもはかばかしくなく   悶々として この先 もう山歩きは断念せざるを得ないのでは・・とまで思った。   その後 整体施術を受け ●大腿四頭筋を鍛えること ●入浴中に正座の練習をして   筋を伸ばすようにすること  との 教えを受け 熱心に取り組んだら 現在ほぼ完治。 ③下山中 登ってきた人に道を譲ろうと端によったら 足場が弱く穴に落ちるような  格好になり 足首をねん挫した。 このほかにも 狭い道がくずれ 滑落したこともあるし(幸い落ち葉がたくさんあったので途中で自然にとまった・・) 歩いているときに足の上げ方が悪く 岩に思いっきりぶつけてしまった・・事などは何度も。 気をつけて歩いていても このようにけがはしょっちゅう・・・ アキレス腱を切ったり 手首を骨折したり 膝を傷めた人も周りにいる。 楽しい山歩きでけがをしては もったいない・・・ だからと言ってもう山歩きをやめようではなく いかにしてけがを最小限にとどめるか考えなくてはならない。

きぬがさ山とサルトリイバラ

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サルトリイバラは 日当たりの良いところを選び蔓を伸ばしたくさんの実をつけるのだろう。  20年近く前、火災で山の木々が焼けてしまった キヌガサ山は 春には蕨、秋にはサルトリイバラの実が たくさん楽しめる山である。 赤いきれいな実を使ってリースを作るのを楽しみにしているので毎年秋に 実を採りに行く。 今年もたくさんの実に出会えた。 天気の良い日なので 登山者はたくさんいたけれど 山歩きをする人で このような実を採る人は少ないのだろう。 また リースつくりを楽しむ人はこのような急こう配の山には登らないのだろう、毎年我が家が独り占めするような感じできれいな赤い実をもらってくる。 あまり登山者が通らない道には 1本の蔓にたくさんの実をつけたツルリンドウにまで出会えたおまけつきだった・・・・ サルトリイバラ…実が大きい ツルリンドウ…たくさんの大きな実がついている

野点

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山でいつも一緒になる仲間と野点に行った。 おいしいお菓子とお茶をいただいての帰り道、これを見つけた。 仲間たちと「しぶ~い! なかなかいいじゃん!」とか ほめ 「字もこれだけ書こうと思ったら大変だ、大したもんだ」など 企画した人をほめたたえて? 帰宅した。 しかし この画像を見た人は 「なんだこれは~~ないほうがましじゃん、 せめて緋毛氈くらいあってもいいのに・・・・」と。 何でも世の中のことは 賛否両論あって当たり前か・・・・・

登山口の駐車場

三上山は形がとても美しく 国道8号線からも見えるし また東海道新幹線からもその姿を眺めることができるので 山登りファンは一度は登ってみたい、と思うようだ。 土曜、日曜ともなると 他府県からも大勢が来る。 また 子供連れや若いカップルも多い。 今日下山して来たら 満杯の駐車場に次々と 4台もの車が・・・・ Uターンしようにも それほどの幅もなく 大変!! 下山してきて 休んでいた I 氏が ふだん常連さんがよく停める段状の所を指し 私に「そこへ…」というように合図した。 それで そこへ1台の車を案内した。 四苦八苦して そこへ駐車した人に向かって 今度はどこからか在所の人が現れ「ここはあまり停めると階段が崩れるから…」というようなことを 話した。そして神社に駐車場があることを伝えると 「すみません」と 駐車をあきらめ 4台ともおりていった・・・ そしたら I 氏と もう一人、2台の車が次々と 駐車場を離れていく・・・あきれてしまった。 せめて 2台の車に 「自分が今から出るから」と話し そこへ駐車させてあげるべきではないのか。 私もほかに停めるところがないときには その階段状の所を利用したことが2,3度ある。栗東のY氏も近江八幡のTさんも 利用したことがある。 狭い駐車場だけど そこへ入ってしまったら やはりどこかに停めたい!だから工夫して停めていたのだけれど やめてほしいなら どこかにその旨書いておかないと今後も停める人はきっといる、と思う。 土曜日曜は私共常連は 車では来ないに限る。  今回は下山中に 7,8人から10人くらいのグループに少なくても8組くらいすれ違った。 先週までは マツタケ初穂料として入山料をとる,旨 あちこちに宣伝していたから  それが解禁になった今週は こんなに大勢の人がつめかけたのだろう。 その意味でも 入山料の徴収はやめてほしいものだ・・・・

御在所岳 裏登山道

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しばらく 鈴鹿スカイラインも通れなかったし 復旧してからも 武平峠からは登ったが 裏登山道からの 御在所はすごく久しぶり・・・・ ワクワクしながら 登山開始。 きっと 今までより体力がついているからだろう、藤内小屋にも思ったより早く着いた。平日なので小屋はしまっていたが 有料トイレもでき モンベル小屋もあり雰囲気が少し変わっている。 そして歩きだしてしばらく・・・ 兎耳岩を見てびっくり!!!! これがこのように見える、ということは ここの登山道がすべて崩壊したということか・・・唖然!!! 帰宅後調べると 平成20年9月の豪雨で 崩壊したらしい。 藤内小屋が 壊れたことは当時ニュースに流れていたし 想像していたが このように登山道が 全く変わってしまっていたとは・・・ 自然の破壊力はやはりおそろしい。 国見峠までの道も以前はほとんど直線的に登ったような気がしていたが ずいぶんたくさんのう回路を通った。 紅葉は 少し終わりかけだけれど あちこちからきれいに見え 写真をたくさん写した。 一日晴れの予報だったが ちょうど昼食の時に雨が降り 寒くなると困るので急いで合羽を着用し御在所岳へ。  望湖台からも何も見えなかったけれど 幸い雨はやんだ。 帰りは中道を下りたが ここはロープウェー利用者がいるからか 初めてのような登山者とたくさんすれ違った。中道は 初心者が登るような道ではないのに・・・ 地蔵岩や おばれ岩などの奇岩を眺めながら 無事下山。 兎耳岩

20年後の宿題

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ずいぶん前から評判になっていた映画「北のカナリアたち」を見た。 シネコンになって以来 大体一桁の観覧者しかいないことが多かったが 今回は 50人くらいいたかな。 団塊の世代の男性は 吉永小百合ファンが多いからその影響だろうか、男性も多かったように思う。 原作は 湊かなえの「20年後の宿題」 だという。 吉永小百合は あまり演技が上手とは言えないが 若手の 森山未来 満嶋ひかり 宮崎あおい等が光っていた。 20年前の事件とは 吉永演じるはるの不倫が原因とは・・・ 予想しない展開だった。 木村大作は 厳寒の地を撮影するのが好きらしい。 雪をかぶった利尻富士がいろいろな角度から見られた・・・ 荒々しい海と 山の景色が目に残る映画だったが ラストシーンではあちこち 鼻をすする音が聞こえた。

久しぶりのダケ道 オガサカ道

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全く雨の心配もなく 快晴の今日、早めに出たはずだが イン谷口には すでに車はたくさん・・・・ 大山口から ダケ道へ。これまでの印象だとガレ石が多く歩きにくい道!だったが きちんと整備され ずいぶん歩きやすくなっている。 高度を上げていくにつれ 木々の間から見える斜面に 緑、ダイダイ、赤が美しい。 紅葉はちょうど見ごろのようだ。 北比良峠から カラ岳のほうへ向かう道に入る。オガサカ道である。 武奈ヶ岳には毎年何度も来ているが この道を歩くのは久しぶり・・ でも 反対側から3人連れが・・・ 八雲ヶ原にも大勢いた。 武奈にこんなにたくさんの人がいるのは珍しい。 スキー場を経て頂上に近くなると ピークに大勢がいるのが見えた。 後でわかったことだが サンケイ旅行会のツアー客がいた。 14,5人の団体さんだった・・・・ 写真では小さいが すごくたくさん見えている。 どちらを向いても紅葉が盛り… ドウダンツツジが赤くてきれいだが西南陵ではホツツジもきれいに色づいていた。 帰りは西南陵からワサビ峠=中峠=金糞峠=正面谷=イン谷口 車のところへ戻ったのは3時40分頃。 歩行時間は6時間半くらいかな。

文化芸術祭

我々在住の市の文化芸術祭を鑑賞した。 2週間にわたり土、日 3日間 各種団体が日頃の成果を発表する。 吹奏楽、ムカデ太鼓、詩吟、詩舞、剣舞、大正琴、朗読、コーラス、篠笛、津軽三味線、子供のバレエ  etc. 詩舞というジャンルについては 友人Nさんから招待を受ける数年前までは 知らなかった。同じく友人Mさんの詩吟の朗詠にあわせて はかま姿で舞う友人はまぶしい。 忙しい日常の中で このような趣味に励んでいるとは・・ 尊敬の念がわいてくる・・・・ 津軽三味線の この団体の発表を聴いたのは初めてのような気がするが 尺八もよかったし、三味線の演奏もなかなか良かった・・・・ 詩吟サークルも 男性が朗々と歌う声はすてきだった。気持ちよさそう。 また いくつかのグループの中でも 「平家物語と近江」と題し、スライドの構成で表現していたのも 鑑賞する者にとっては親しみやすかった。

八度めの年おんな

これは自分のことではない。 櫛田ふき さんの 著書名である。 この本を読んだわけではないが この中にあったという記事に 共感。書き留めておく。 カ行は人として大切。 カ    関心をもつ  感動する心 キ    記録する ク    工夫する ケ    計画する コ    行動、実践する 上手にたとえている、と思う。 数年後に 6度めの年おんな になる私もこのことを忘れないでおこう。

映画  「終の信託」

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時間が空いたので 映画に行った。 単純に周防監督の映画だし SHALL WE DANCE?の二人の役者さんが出演するという理由で これ「終の信託」を見ようと思ったが ずいぶん重いテーマだった。 「尊厳死」、 重症の喘息患者と 女医が長い闘病生活の間に 意思の疎通をはかり 終末期のことを話し合っていたため 救急で心肺停止で運ばれた後、女医は 一応家族に管を抜く、ということを話した上で  その選択をする。 患者が その時に息を吹き返し苦しみだし…・その後の女医のとった処置に対して 3カ月後 検察に呼ばれ 逮捕される・・・・ 2時間半ほどの長い映画だったが 「≪単純に 人工呼吸器はいらない・・≫などと家族に話しておくだけでは 周りの者に迷惑をかけるのだ・・・」 など考えながら 見た。 久しぶりに見ごたえのある映画だった。

ギターアンサンブル

友人が長年代表を務めていたグループのアンサンブルを聴きに行った。 結成23年目で もう17回目のコンサートだそうである。私は5,6回目かな。 数年前に比べると 団員も老けたなぁ、と思ったりする。 自分ももちろん年をとっているのであるが・・・ 会場はほぼ埋まるくらい観客は多かった。 昨年 ギター曲「アストゥーリアス」の独奏にすごく感動したので 今回も 期待していたが コンサートマスターの「朱色の塔」、難しい曲ということはわかるが なんとなくついていけなかった。 2重奏の「コルドバ」が 印象に残った。 コンサートマスターが作曲したという「笛と湖」は もう何度も演奏しているそうだが フルートの音色が美しかった・・・・ 後でこの曲の説明を読んだら 「マスターがこのフルート奏者に出会い、音色の美しさに魅せられ 琵琶湖のこともイメージして作曲した」とのこと。なるほど・・・・! 例年通り 帰宅後Uーtubeで 聴いた曲目を 復習? ギターを習得するのは大変。 そして 熟年と言われる人たち、30人近くをまとめるのは大変だろうな・・・・・・  聴いていると 技術の未熟さを感じるけれど実際には ほとんど毎日のように必死で弾いているのでは・・などと思ったりしながら聴いていた。 帰り友人に挨拶をしていると いつも山で出会うN氏に出会、手を振って挨拶。 N氏もギターをたしなんでいて どうやら明日が発表の日のようだが・・・ 山で見かける印象とは また違っていた・・・

宮指路岳 仙ヶ岳

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新名神を初めて利用して鈴鹿インターで下り 小岐須山の家へ。 平日だからか 車が少ない。  道案内の目印もないし 踏み跡も少ない、紅葉も残念ながらまだ早すぎるのか・・などと思いながら 歩いて2時間余りたったところで 鈴鹿市の男性に出会い話をすると なんと 間違えた道を歩いていた・・・ ちょっと無愛想な人だったが 気を取り直して歩き始める。 そのあと鈴鹿市(たぶん)の消防や行政の担当者、山岳連盟の人の団体さんに2度出会い、道を教えていただき 天気も素晴らしく良いし 紅葉もきれいになってきたので元気を出して歩いているうちに 予定の時間より早めに 宮指路岳に着いた。 見晴らしは最高。鈴鹿の奇岩は じっと眺めたいくらい楽しい!12時を過ぎていたので昼食を。 昨夜用意していた豚汁が おいしかった~~~ 仙ヶ岳までは かなり勾配のきつい登り下りだったが 2時ころ到着。東峰まではすぐだというが 今日はあきらめて小社峠から下山。 間違えた個所をもう一度見たが結局よくわからなかった・・・・ ほとんど早歩きで 正味たっぷり7時間歩いた。最近では一日の最高歩行時間。 二人とも日頃から 鍛えているのでこのようなアクシデントにも対応できた、と思う。 誰かを誘っていたら無理だったろうな~。 紅葉が素晴らしかったし 「犬返しの険」も体験できたし 渡渉は慎重に・・下山は足を踏みしめて・・  なんとか守ることができた。 山の上のほうは ヒカゲノカズラがたくさんあったほかは 花を見なかったけれど 下のほうでは マツカゼソウ、リュウノウ菊、アケボノソウ、アザミ、センブリなども楽しめた。 いつものように反省点はたくさんあるけれど 楽しかった~~~ この岩を現実に見ると品評会のようにいろいろな形で楽しい 宮指路岳の紅葉 写真ではあまりきれいに見えないのが残念! 犬返しの険 慎重に歩けば 大丈夫だが間違えて一歩踏み外すと・・・ キャ~~~

画像の投稿

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近くのテレビ局で 視聴者からの写真を募集して月~金の 番組中に2,3枚紹介する。 番組のホームページにアクセスしたらすぐ投稿できるので 何度か投稿し紹介してもらった。 写真にコメントをつける部分があり それなりに考えて 文章を送るがアナウンサーはそれを読むのではなく 自分の印象で語るのでこちらの意図とは違って紹介されたことが何度か・・・ 今回も アケボノソウに対して 「かわいい小人が・・・」と書いたのに「小さい小人が・・・」と。 トホホ~ホ~

あきまつり

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素晴らしい晴天のもと、秋祭りが行われた。 自然観察の森だけあって ネーチャークイズを取り入れたスタンプラリー、     いろいろな木の実の試食。そして紙芝居、リース作り…etc. 舞台では今までとは違い 静かな音楽が流れている。 のぞいてみると ハーモニカの懐かしい音色。 男女5人ほどの合奏も聞かせてくれた。 我々のような年代のものにとっては ハーモニカの音色はのどかで楽しい・・・ また 腹話術を披露してくれた女性もいて 最初は子供の人形だったが 午後からはおばあさんの人形の腹話術。 題材が老後のことなど取り入れて新鮮で楽しくて笑ってしまった。

ポンポン山

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ちょっと休憩       この山は正しくは加茂勢山 (かもせやま) というが、標高679メートルの頂上に近づくにつれて足音がポンポンとひびくことから 通称ポンポン山と呼ばれている、とのこと。 山頂からの眺め 残念ながらあまりはっきり見えない 今日は22名の大パーティー。西国三十三か所札所の善峯寺までバスで行き、そこから歩き始める。 釈迦岳までが難所と聞いていたが普段山歩きをしている我々にとってはそれほどの急斜面ではなかったが10分ほど歩いたところで大幅に遅れた人が出てしまった。でもみな優しい。「〇ちゃん大丈夫かぁ」「〇ちゃん、自分のペースで歩けばいいんだから…」「もうここを過ぎたら楽になるから・・」と。 コースタイムも予定よりほぼ倍かかっているが 良い天気でそれほど暑くもなく 歩きやすい。 目的のポンポン山はすでに大勢が休憩していた。 あちこちにベンチが設置されており 見晴らしは三百六十度。 一時間近く休憩のあとは 植林帯を歩いたが 植生に全く魅力を感じない。 雑草といわれるような花さえ、一つもない。            本山寺、神峯山寺 (かぶさんじ) を経て 上ノ口のバス停へ。 途中、自然観察の森(神峰山の森 自然園)があって何かイベントをやっており 「リンドウが咲いています」と教えてもらったので急いでれるを離れ見に行く。   センブリ、ツルリンドウ、ホトトギス、アサマリンドウが咲いていた。 例によって安着祝いは 王将で餃子でいっぱい。    万歩計を持っていた人によると17.5キロ歩き24000歩ほど歩いたらしい。     私たちは駅まで往復歩いたからそれプラス5000歩くらいかな。

崩壊の多い霊仙岳

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何度も登り 石灰岩の多い道は歩きにくいものの 四方を見渡せて 大好きな山の一つ、霊仙岳へ行った。 今まででも一番よく通ったルート、今畑→笹峠→西南陵→近江展望台→最高点→霊仙ピーク→お虎が池→汗拭峠→落合→今畑  の予定で・・・ 平日ではあるもののシーズンなのに人影が見えず「おかしい」「不思議」などと言いながら 頂上に初めてであった人に話しかけると「上丹生ルートは崩壊して通れなくなっている」とのこと。    晴天なのに人が少ないのはそのせいか・・と納得。 しかし 汗拭峠から 下山しかかったら道が崩壊しているのに気づく!! その場は 何とか通れたとしてもその先もし 崩壊していたら…としばし考えたが そちらへ行くのは断念し 相談。 夫は自分だけ 今来た道を引き返すので私たち二人は醒ヶ井へ下りるように・・との指示。 食料や茶を夫のほうに分けたりしたが 3時を過ぎていて 車にたどり着くころは日も暮れている・・・・ 思案していると 犬を連れたご夫婦が通りかかり 車で送って下さる・・・と。 甘えることにした。 落合まではタクシーも入ってくれないのでは・・という距離。 犬は30キロを超える大型。 プリウスでほぼ一時間かけて私たちの車まで送って下さった。 地元の方だと思っていたらなんと私共と同じ市内にお住まいの方。 家へ帰って反省。 もしあのまま二つに分かれて夫がいま来た道を引き返したら けがをしたかもしれない…携帯電話を持っていることを確認しあったものの つながりにくいことは間違いないし あわてていたから ひょっとしたら車のキーを持たずに別れてしまったかもしれない・・・ 山登りというのは 常に最悪のことを考えながら行動しなければならない。 ヘッドランプを持っていたが今回は食料の余分がちょっとすくなかった・・・ 初めて登った時には 見晴らしの良いのに感激し その後は マユミの木が多くの実をつけていてきれいだったし 春はフクジュソウが見事だったし 数年前はびっくりするほどのトリカブトの花が咲いていたのに 今回は ボロギクばかりが咲き 綿毛を飛ばしていて トリカブトは 元気のないのが数本。 マユミの実は何本かを見ることができたがそのうちにまた鹿にやられてしまうような感じ・・・ ホオズキが場違いのようにきれいな実をつけていたがこれも毒がある

T字尾根から 御池岳へ

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このコースはすぐ急登で きついが見晴らしはよい。 尾根づたいにず~っと イワウチワの葉がびっしり。 この花の時期にはここを歩いたことがないけれど 咲いたら見事だろうなぁ~ しかし ボタンブチが見える位置に行くと 木々が全くと言っていいほどなくなっているのには驚かされる。 たかだか10年ほど前には ボタンブチまで行くのには 笹のトンネルをくぐって行っていたのに・・・ あちこちで鹿の害が叫ばれているが 自然界はこうも急に変わっていくものなのか・・・ トリカブトはあちこちあったが あまりきれいではなく元気がない。 以前は 御池岳(まるやま)ピークにあったマユミの実がきれいだったのが印象的だったが 木の根元を鹿にやられ 半分以上枯れてしまって 見る影もない。 悲しかった。 登山道から少し外れたところに マユミの大木が・・・ これはすばらしい。 お願い<m(__)m>鹿さん!!  この木の皮を食べないでね っていう感じ はげ山はやはり魅力がない・・・・ いろいろな木の間を歩きたい。 そんなことを考えながらの 山歩きだった・・・

横山岳

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滋賀県内では1,2を争う険しい山といわれている横山岳に登った。 何度も登っているが 今回は五銚子の滝を通るコース。 白谷コースが開通になったので 可能になったが 沢の流れを聞きながら登るのは楽しかった。 思いのほか 花も多く見ることができた。 ミゾソバ、ツリフネソウ、セキヤノアキチョウジ、ミカエリソウ、ナギナタコウジュ、 カシワバハグマ、ダイモンジソウ、ツルリンドウ、オオアキギリ、ホタルブクロ、ホツツジ、ミヤマアキノキリンソウなど。ヤマシャクヤクの赤い実も見事だった。 ミヤマシキミやツルリンドウ、ユキザサの実も光っていた。  アキギリ ホツツジ ヤマシャクヤクの実 ユキザサの実 ツリフネソウ ノブドウ

美術展

秋の恒例、美術展を見に行った。 絵画、彫刻、工芸、書、写真の5部門に分かれている。 相も変わらず 無鑑査作品が多い。 これはこの市の美術展の特長か ( ^)o(^ ) これはいかがなものかと思う。 絵画の展示法も 油絵と日本画が混ざっていて 明るさも今一つ。 せっかくの作品が よく鑑賞できない・・・ 何より驚いたのは今回異様に写真が多かったこと、 手軽に楽しめるようになっているからか 老人が多くなって 写真でも写そう…という人が増えたのか・ その部門でもそうだが 好みもあり入賞作に??と思うものもあった。

押し花展

以前あるクラブで一緒に活動していたMYさん、そのころから「不思議な花クラブ」の 押し花に取り組んでおられたが 今回 ご自分のたくさんの作品を近くの図書館ギャラリーに展示しておられたので 見せていただいた。 一つ一つの花に対して すごく丁寧に扱ってきれいに押してあるのはもちろんだけれど 作品それぞれが個性的、そして魅力的だった。 これまでにも何回か作品を見せていただいたことがあるが 今回の作品の中には とても ひきつけられるものがあった。 ご主人を亡くされた後、 冥福を祈る意味で押したという「彼岸花」の作品2点。 私自身が彼岸花を好きだということもあるけれど 私の心に響くものがあった。 素晴らしい作品展だった!!

三上山山頂にて

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三上山には ほとんど毎日のように登っているお馴染みさんがたくさんいて頂上で ほかの山の情報を交換したり 時には住んでいる地域の行政への不満を言い合ったり汗をかいた後の ひと時を楽しく過ごしている。 しょっちゅう 山頂でコーヒーを沸かしてくれる人もいるし 飴を常に持ち歩いて配ってくれる人もいる。 冷えたトマトやブドウ、そしてスイカ 先日はわざわざ 素麺を家でゆでて持参し ふるまってくれる人も・・・そしてそして ついに かき氷までごちそうになった。 氷やシロップはもちろん 製氷器までリュックに詰め込んで 持ってきてくれ 冷たいかき氷は汗をすーっとひいてくれた。 みなさんいつもごちそう様です。 

奈良 明神平 SOS

昨日の朝激しい雷雨に目が覚め ラジオをつけると 《大阪の中学生(引率者を含め12名)が 13日下山予定なのに 連絡がつかない》、とのニュース。 部活動として出かけたようだが 激しい雨の中 「なんとか見つかってほしい」と 祈るような気持ちで 日中 ニュースを聞いていた。 14日捜索のヘリコプターにより全員無事に救助されほっとしたが 食べ物も13日までの分しかなかったという。  道が わかりにくくなっていて正規のルートとは違うところへ入ってしまったようだが 山歩きをしているものにとっては 誰にでもあるようなこと。  自分たちも やはり山を甘く見てはいけないということを感じさせられた。

白馬岳 雪倉岳 朝日岳

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テガタチドリ   タカネマツムシソウ イワイチョウ  キンコウカ  ミヤマアケボノソウ ミネウスユキソウ 念願だった白馬岳へやっと行くことができた。 初体験の高速バスでは案の定眠られなかったがバスの中から見える山の景色に一気にテンションあがり元気が出る. 歩きだしてすぐの山アジサイの紫色のきれいなことにまず感動!! 大雪渓では 遠くまで大勢が連なるところを一歩一歩踏みしめながら歩く。 目の前を見ても 後ろを振り返っても雄大な景色に感動の声が・・・ テガタチドリ、ミソガワソウ、ハクサンアサツキなど次々とかわいらしい花も出現して疲れを忘れる。 イワギキョウや シナノキンバイなどもたくさん。 1時過ぎに白馬山荘に到着。 少し霧がかかりはじめた。 山の天気は変わりやすいというのに納得。  荷物を置いて白馬岳へ・・ 疲れているからか 早くは登れなかった。 30分くらいかかってしまった。 2日目には 6時に山荘を出て白馬岳へ。 ライチョウの親子が迎えてくれる。 三国境付近には コマクサの姿もちらほらと・・・ 雪倉岳へ向かうこのコースが一番楽しかったかな・・・・ どこへ行っても花花花・・・ゆめのよう。 ハクサンイチゲはいつ見てもうっとりするほどきれいで 「どうしてあなたはそんなにきれいなの?」と言いたくなる。 ハクサンコザクラ、ダイモンジソウ、そして途中で出会った東京から来ておられるマスミさんにこのあたりにしかないという ユキクラトウチソウ も教えていただいた。 すごく花に詳しい。 ミネウスユキソウも今までのエーデルワイスのイメージを変える 美しさ。 いろいろ教えてもらい気分はますますハイ!! 湿地帯にはまだ水芭蕉もたくさん、サンカヨウの美しい花にも出会えた。 朝日岳では 30キロの荷物を背負ってキャンプ10日目という男性とも話した。 朝日小屋は 評判通りの食事のおいしさ。手作りのものばかり。 このあたりの花などのビデオも見せてくれた。 3日目。  この日もまた快晴。山の上とは思えない暑さ。5時半出発。 水平道は閉鎖のため、朝日岳に登りだしてから五輪尾根を通って蓮華温泉へ向かう。 キンコウカが 固まって咲いて

年齢のせいかこのところ 寝つきが悪かったり 夜中に目覚めてしまったりすることがよくある。 普段は 枕元のラジオを聴いたりしているが 翌日に大事な予定があるときには ちょっと大変。 同世代の友人たちは「そういうときには睡眠導入剤をのむといいのよ}と口をそろえる。 昨夜、私も試してみた。 ところが・・・・昨夜9時にのんだのに朝になっても薬の効き目がぬけず 大変だった。 武奈ヶ岳に登ったのだが 最初の2時間近くのことをほとんど覚えていない。 私は普段ほとんど薬の飲んでいないので 他の薬でも効き目が強く表れて困ることが多いが 今回のように険しい山道を歩いているのに意識がもうろうとしていたとは・・・ 体重も少ないのでそのせいもあって 成人の量をそのまま 服用することも問題があるのかもしれない。

切り絵展

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京都で行われている『久保修 切り絵展』を見に行った。 私は 市の講座で切り絵を習い 少しだけだけど経験もある。 久保修さんは 以前NHK教育テレビで 切り絵講師をしていたのを見ていたので 関心もあった。 今回の展覧会は まず大作の多いのにびっくり! そして 野菜、魚などの切り絵の細かい図柄に 感動。 周りの女性達も『すごーい!!』を連発していた。 ほとんどが色を使っているが たまに 黒白作品があり その作品の前に立つと 「本来のきり絵は 白黒がいいかな」とは 私個人の感想。 砂や和紙、布なども工夫して 取り入れている。 建物の切り絵作品は 構図がすばらしいと思った。 芸術性だけでなく 器用さと繊細さを兼ね備えている作家だと思う。

コアジサイの香り

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武奈ヶ岳に登った。 今の時期は 花には期待できない、と思っていたが 正面谷付近から頂上近辺まで コアジサイがちょうど盛り。 ためしに顔を近づけてみると やさしい香り。 とても癒される香りだった。 そういえば ガクアジサイとは違い コアジサイは香で虫を呼ぶ、との 文章を読んだことがある。 登山道近くのコアジサイの香りを何度もかぎながらの 登山だった。 この花をルーペで見たら きっと美しさに感動するだろう!!

カキラン

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希望ヶ丘にカキランがあるとの情報を得、昨日夕方探しに行った。 水辺にちょうど見ごろの美しいカキランがあり 何枚も写真を撮り 興奮して帰ってきた。 花好きな誰かに話したくてたまらなく 今朝三上山で出会った花好きな人に 写真数枚も見てもらった。 彼女達が期待に胸ふくらませ その場所をすぐに訪れた・・・・・ なんと 掘り起こされていて 蕾がたった1個あっただけだという。 許せない!!! 花盗人は罪にならないというが そんなことはない。 自生の貴重な野草を 盗む人を私はどうしても許せない。 野にあるからこそ 価値のある花を根こそぎ持って行って 家の庭で咲いても 美しいと思えないのではないか・・・ 昨日のせっかくのうれしい気持ちが今日は すっかり萎んでしまった。    

希望ヶ丘のササユリ

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かねてから 希望ヶ丘の地図の中に 「自生のササユリ」と 見ていたが今回初めて探しあてた。  わずかな距離の所に 蕾と花とで20個近くあった。 昨年は 1本に6個の花をつけたのもあったようだが それを見つけることはできなかったが ちょうど旬の花を見ることが出来満足。