まっしぐらより他なく
尊敬する女性の一人に 羽田澄子さんがいる。1926年生まれだそうである。 新聞の「仕事力」という欄の記事。 30歳の時に記録映画の監督を任され それ以来 「なぜ?」と感じるとその先を知りたくて 時間も労力も、周囲の心配もすべてを超えて 探究心をとことん突き止めてきているそうである。 「もんしろちょう」をキャベツに卵をふ化させ 生態を追う実験を続けたり 「うすずみの桜」も4年の歳月そこに通い続けて作った作品だそうである。 そして このように語っている。 自然のほんの一部を知るだけでも 謙虚で根気強い努力が必要、手間や年月がかかり すぐに結果が出ない仕事はかぎりなくある、でも自分の気持ちさえ途切れなければ 必ずゴールにたどり着く。