植物に親しむきっかけ


以前 自然を観察する森で講義を受けたことがある。
その時の講師は「名前を覚えるよりも 植物の不思議さ、賢さに感動する方が大事!!」と 話してくれ 名前を覚えなくてもよい、というようなことを話してくださった。
確かにそうかもしれない。

その時には 山野草のショウジョウバカマの増え方について いかにして他のものに負けずに増えていくか・・・ということを教えていただいた。
確かに植物の生きる力などには感動したが・・・・
ショウジョウバカマ


でも私は山歩きをして 珍しい花や木の実などに出会うとそれがどういう名前なのか知りたくなる。
写真を写してきて 帰宅後ネットで調べ名前がわかると より一層親しみを感じるから不思議である。

このごろは忘れないように 画像に名前を入力しておく。
そうすると 見るたびに名前がインプットされ、 物忘れがひどくなっている自分でも思い出しやすい。

今朝の新聞に 植物観察のガイドをしている方の文にこのようなのがあった。
「草木の名前には 名づけた人の独自の考え方や見方が織り込まれている」として

オランダミミナグサ・・・・ネズミの耳に見立てて
アスナロ・・・・・明日はヒノキになろう・・から
アスナロの葉の裏側

こぶし・・・・果実が握りこぶしに似ている
ナナカマド・・・・ 七度かまどに入れても燃え残るから

そういえば思いつくのは


イカリソウ・・・・4枚の花弁が距を突出し錨のような特異な形をしているため

イカリソウ 

サギソウ・・・ 野生の蘭であるが 鷺(さぎ)が羽を広げたような姿から

これらの命名は 誰もが納得するだろう。


ついでに言うといつも登る近くの山には トンボソウが咲くので常連の間で話題になる。
トンボソウ
まだ蕾がついていない





あまり植物に詳しくないある常連さんが 「サギ草の命名は分かるけど これはどうしてトンボソウ ?? 」と聞いてきたので 「私に聞いてもわかりませーん! 命名者に聞いてくださ い」 などと答えてしまった。 ちょっとかわいくないなぁ~



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