山のいたましい事故
今年の大型連休中も 山での遭難事故が相次いだ。
春にはなっていても 高山だと冬山となんら変わりはない。
今回でも大山で遭難した4人の若者はチノパンにジャンパーで なんと靴も街履き用だったという。そして上級者向きのコースを歩き 前にも後ろにもすすめなくなって救助を要請したらしい。
助けてもらえたのは喜ぶべきだが 人騒がせであったのには違いない。
論外である。
最近 近隣の市の60代男性が 比良山系で遭難し 大勢の民間ボランティアの人の助けを借りて 思わぬところで亡くなっておられた、のが発見された、というのも記憶に新しく、普段山登りをする我々も 一歩間違えば 恐ろしいこともありうる、と常々肝に銘じていなければならない、と思う。
登山家の田部井淳子さんは「それでもわたしは 山に登る」に書いておられるように『頂上に立つことより 行った人数と帰りの人数が同じであることの方がずっと大事、と考える』
これは 無理を戒め、撤収を決断する勇気の大切さを説いていると思う。
田部井さんは中国の天山山脈に女性だけで挑戦したとき、テントで寝ていると雪崩が起きた。直撃ではなかったそうだが 風圧でテントごと飛ばされた。
朝になるのを待って 皆を説得し 登山をあきらめて帰国したのだそうである。
多くの経験を積んでいる田部井さんだからこそ そう決断できたのだろうし、その判断をしたキャプテンにみな従ったのだろう。
春にはなっていても 高山だと冬山となんら変わりはない。
今回でも大山で遭難した4人の若者はチノパンにジャンパーで なんと靴も街履き用だったという。そして上級者向きのコースを歩き 前にも後ろにもすすめなくなって救助を要請したらしい。
助けてもらえたのは喜ぶべきだが 人騒がせであったのには違いない。
論外である。
最近 近隣の市の60代男性が 比良山系で遭難し 大勢の民間ボランティアの人の助けを借りて 思わぬところで亡くなっておられた、のが発見された、というのも記憶に新しく、普段山登りをする我々も 一歩間違えば 恐ろしいこともありうる、と常々肝に銘じていなければならない、と思う。
登山家の田部井淳子さんは「それでもわたしは 山に登る」に書いておられるように『頂上に立つことより 行った人数と帰りの人数が同じであることの方がずっと大事、と考える』
これは 無理を戒め、撤収を決断する勇気の大切さを説いていると思う。
田部井さんは中国の天山山脈に女性だけで挑戦したとき、テントで寝ていると雪崩が起きた。直撃ではなかったそうだが 風圧でテントごと飛ばされた。
朝になるのを待って 皆を説得し 登山をあきらめて帰国したのだそうである。
多くの経験を積んでいる田部井さんだからこそ そう決断できたのだろうし、その判断をしたキャプテンにみな従ったのだろう。
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