偏西風


暖冬、暖冬と大騒ぎしていたのが一転、今度は記録的な寒波が襲来すると数日前から連日ニュースが流れ 寒がりの私は少々おびえていた。
先日来、確かにあちこちで記録的に残る降雪があったもよう。

沖縄本島で雪を観測したのは初めてのことだそうだし 奄美大島では115年ぶりの雪だそう。
(この年、北海道旭川市で  -41℃を記録しているとか)
この原因は 偏西風が蛇行して大気の流れが変わり たまっていた寒気が一気に南下して 寒波が到来した、ということらしい。
1500mの上空の温度は -6度以下になると降雪するらしいがそれより数度低かったとか・・・・

偏西風の流れが変わるとこういうような強い寒気が日本を覆うこともあるようだ。

この影響で九州地方では 各地で水道管破裂、そしてそれに伴う断水・・・・で ずいぶん不自由な生活を強いられているようだ。
幸か不幸か この地域は 寒さは厳しかったものの ほとんど雪も降らなくて・・・・・

冬になると 寒くても一度は雪山に登りたくなるが今冬はそれも無理かも・・・と思っていた。
しかし 平地ではほとんど降らなかったが 遠くに見える山々はいっぺんに白くなり  「きれい!きれい!」と 感嘆の声を上げながら眺めた。
雪に覆われるとなぜか いつもより近くに感じられる。

ズームで撮影しているのであまりよく撮れていないが
県最高峰伊吹山の雪

雪は辺り一面を白く染め、世の中の汚いものをすべて消し去ったかのような錯覚さえ おきる。
しかし毎年、 残念ながらあちこちでスリップ事故でのけが人や 屋根の雪下ろしでの死者が出る。

まだ雪山登山には行けていないが いつもの山も少し雪化粧をし、 かなり踏まれた登山道の土が持ち上げられて シモバシラが出来ていて びっくり!
階段状になっているところには 小さなつららもあった。

頂上の気温が-5℃の日もあり(私の記憶するかぎり これまでの最低) 友人と 歩きながら 
「〇〇県では82歳の女性が側溝に落ちて亡くなったね~」などと言い 
「気の毒だけど そんな時にわざわざ外を歩かなくてもいいのにね~」

そしてすぐそのあとで 「私たちもここでけがをしたら 何もこんな日におばあさんが 山なんて登らなくてもいいのにね~と笑われるよ、今日は転ばないように 一段と注意して歩こうね(*_*) 」と 
70代の私と近所の60代女性が 大笑いしながら歩いた。

二人とも転ばず無事下山できた~  ♪  ♬ (*^。^*)

コメント

このブログの人気の投稿

牛乳パックで小物入れ

リリアン編み

熊!!あらわる   そして 山を守る使命感!