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2月, 2016の投稿を表示しています

読み聞かせ

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2002年から フィリピンミンダナオ島で 子供図書館を運営しておられる絵本作家、松居友さんの講演会に行ってきた。 難民キャンプを訪れ 救済活動に入ったが子供たちの笑顔がないのにびっくりし 本を見たことがない子にストーリーテリング。 一度聞いただけで大変喜んで 話し始めたそうである。 字が読めなくても絵本で独自のおはなしを作り 周りの子におはなしを読み聞かせ。 ミンダナオ島で初めて  おはなしが生きている ということはどういうことか・・・ということがわかったそうである。 逆に学ぶことが多いそうで 最近では一年の うち    日本にいるのは2ヶ月ほどだそう。 ご自分の作品「サンパギータのくびかざり」を読み聞かせてくれ 『愛は死を超えている、幼いころに愛は永遠であることを子供に伝えることが大切 』と力強く語られました。   紛争で親を亡くした約80人の子どもと暮らしているそうで 画面に次々に出てくる子らをさし「ぼくの子」「ぼくの子」と。 落ち込んでいた自分が励まされ ここに拠点を置くことに決めた松居さんは 読み聞かせだけではなく 教育、医療、農業などを平和と自立を築く礎として 活動を続けてきている。 そして すごく資源(石油、天然ガス  ほか)を持っているこの地に  世界の人々が関心を持ってくれなければ平和だったのに・・・・・   と現地の人がつぶやいた言葉が忘れられないそう。 戦争は非常に計画的に作られ  対立し火種にされるように仕組まれている、という印象を持っている、宗教の対立ではなく 利権が絡んでいるとの実感がある・・・・とも。 近隣のK市の図書館で開催された行事だが K市のおはなし研究会の人が 前に出てこられ松居さんの本を勧めた。 びっくり!! 数十年前にはわが市に住んでおられ 図書館で一緒に子供たちに読み聞かせ活動をしていた FUさん。 終わってから話しかけたら 覚えてくれていて喜んで「今度家までいらしてね」、と名刺まで下さった。 彼女はずっと活動しておられるそうだが 私は20年近く前にやめてしまっていて・・・・恥じ入るばかり。 でも こうして 行事に出かけていくと思わぬ人に会えることが出来るのはうれしい。 犬も歩けば棒にあたる???こんな時に使うことわざではないのかな? (*^。^*)

赤ちゃんの名前

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「生活協同組合コープしが」 が 『しげちゃん一座 絵本トーク & ライブ 』 の入場者を募集していたので 応募し 運よく当選したので 近所の友人と一緒に 参加してきた。 室井滋さんと 長谷川義史 さんの一座。 室井さんは好きな俳優さんだし 長谷川さんのキャラクターも ほんわかしていて素敵なのでぜひ行ってみたいと思って申し込んだ。 何と7000名もの応募があった中から1000人が選ばれたらしい。 すごく楽しかった。 2011年にこの一座を結成し 全国をまわているらしいが ピアノやサキソフォーンの音色もよかったし 音楽家の彼らの笑顔もとても素敵だった。 中でも室井さん本人の朗読による絵本 『  しげちゃん  』の語りはすばらしく 涙が出てきた。 『しげる』という名前は 小学校入学の時など 「男みた~い」と からかわれたこともあったようで お母さんに「こんな名前はいや!」と 訴えたそう。  お母さんが 名前の由来を聞かせてくれ 「お父さんもお母さんも一生懸命考えて この子が幸せな一生でありますようにとの思いで この名前を付けたのよ」  こう話してくれたのだそう。 滋さんのお兄さんはごく幼い時に命を亡くしたため お兄さんと二人分の幸せな人生を送ってほしいとの思いから・・・・・とのこと。 滋さんは それ以来 「この名前を大事にしよう」と 思って 芸名も本名のまま貫き通した、らしい。 私が この本を絵本で見ていたとしたら こんなに感激しなかった、と思うが 室井さんのすばらしい語り、そしてお母さんの優しい口調が 心を揺さぶった。 アンコールでは 長谷川さん作 「へいわってすてきだね」 の本の朗読。 独特の語りで これまたすばらしかった ♪ ♪ とても素敵な 午後のひとときを過ごせた。

ターザンロード

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自然観察の森の講座の日。 早めに行き セツブンソウの自生地に行ってみたが やはりまだ・・・ 暖かいといってもやはり2月末にならなければ ダメなのかしら。 小さなザゼンソウとコセリバオウレンを 見つけた。 アジサイの花は乾燥してこんな姿に・・・・ 今日は 森の中で 葉や木の実を見つけて アート作品制作の日。 毎回子どもたちをサポートしている主力メンバーの男性3人が今日は欠席。 一人は仕事と重なった・・それは仕方がない。 癌手術入院中一人、 自転車で転倒し強打し入院リハビリ中一人・・・・ 何とも残念な講座の日になった。 我がグループは4年生5年生の男の子4人。 ビートルランドで 朴の葉をたくさん拾ったが 「ターザンロードに行けば 通る人が少ないから きっと良いものが見つかる!」 と さっさと走って探しに行く。 朝 小雨が降っていて滑りやすい道なのに さすが小学生。早い!! 第2ターザンロードだけでなく 昔からのターザンロードのほうにも走って行ってしまい 私はついていくのはやっと。 でも しばらく走って行ってしまっても私の姿が見えなくなると 4人が立ち止まって待っていてくれる。 かわいいな~ 姿を確認してからまた さ~ッと走って行く。 「君たち!まるで ハンミョウ みたいだね~」 と 思いながら 追いかける。 研修室に入ってからの制作は 木工ボンドや ホットボンドを使い 葉を貼り付けたが 時間が短いこともあって 少々 雑な作品しかできなかった。 でも 皆それなりに頑張ったね

やっと \(^o^)/   ♪  ♬

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待望の雪が降り やっと雪山に登ってくることが出来た。 行こうかやめようか 迷っていて 少し遅めの出発だったので 駐車場にはすでに車がたくさん. 休日だし 天気予報では 一日中崩れる心配がないという絶好の登山日和だもの・・・ 雪の山に登りたい、と思っていた人たちの待ちに待った一日だもの・・・・・ 思ったより雪が多くて 青ガレ手前でアイゼン装着。 今日は6本爪アイゼン。 昨日いつもの低い山にも頂上付近には チラチラ降りうっすら積もっていたから やはり高度が高いとこれだけ 積もるというわけ。 青ガレ しかし 真っ青な空。 とても気持ちが良い。 正面谷では 急斜面のところから コロコロと雪玉がだんだん大きく膨らんで落ちてきて 「あ~雪崩ってこうやって起きるのね?」と思った。 金糞峠からは コヤマノダケコースを選ぶ。 コヤマノ岳頂上付近には例年だと樹氷が出来ているので期待したが無理。 やはり数日間寒い日が続かなくては・・・・ 風もなく 武奈ヶ岳頂上には大勢の人が景色を見、「あれが白山・・・・」「あれは御嶽山・・・・」「恵那山も見えるよ~」などと。 伊吹山 ズームにしたら他の山が写っていなかった(ー_ー)!! 360℃見渡せて 本当に気持ちが良い。 霊仙、伊吹、白山、御嶽、乗鞍など見え  方向を変えたら 百里ヶ岳、峰床山なども確認でき 思わず カメラを動画にし ゆっくりくるっとまわって撮影 (*^_^*) 私は 冬山では すぐ手が冷たくなり そうすると景色も楽しめなくなるが 今日は全くその心配ナし。 手袋の中に入れるように小さな懐炉を持参していたが必要なかった。 ラッキ――――!! たっぷり汗をかいたので昼食後は早々に下山準備。 誰も通っていない新雪のところを 1kmくらいは ずぼっズボッと埋まりながら歩いて まっすぐ前に真っ白な白山をじっくり眺めながら スキー場から北比良峠へ。 北比良峠にも大勢いて また あれが・・・あれが・・・・とにぎやか にぎやか。 ダケ道を下りたが このコースにも結構たくさんの人がいた。 下山して 頂上をふり返り 手をあわせて 「今日一日楽しい時間をありがとうございました」 いつもつい忘れてしまうのだけれど・

光と鏡のアート

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京都の友人と 一年一回の再会、七夕ではなく “新年会” である。 おいしい食事もさることながら おしゃべりの種は尽きず  しゃべること、喋ること、そして大声で笑うこと。 年齢も違い 家庭環境も違う5人だが 次々話題が途切れない。 その帰り  京都万華鏡ミュージアム に寄ってきた。 私は 折り紙大好き、おはじき大好き、そして トランプ大好き、 万華鏡 大好き。 スマホのゲーム等に夢中になっている人を 不思議な目でいつも見てしまう。 家にあるいくつかの万華鏡も 時々出して くるくる回し 楽しんでいるし 中に入れるものをとりかえられる自作の万華鏡には 飴の包み紙やお菓子の袋(カラフルな透明な紙)を小さく切って その変化を楽しんでいる。 知らない人が見たら 「ちょっとおかしいのでは?」と思うかもしれないけれど 実にきれいで楽しい。 一人で楽しい時間を過ごせるから 幸せでもある。  このミュージアムの万華鏡は ずいぶんと趣向を凝らしたものが揃っているし 壁に大きく映像として写しだし 説明付きで楽しませてもらえた。 中に油分を入れ ゆっくり動いて像が変わっていくタイプのものは 私自身も一つ持っている。 大体普通の万華鏡は 『スリーミラーシステム』だと思う。 今回の万華鏡の中には 『テーパードミラーシステム』→三角形の片方を細くしてあり 中心に球体の映像が出来る 『ツインミラーシステム』→ 4枚の鏡をひし形に組み合わせる 『サークルミラーシステム』→ 鏡を円柱にし渦巻き状の映像が現れる 等もあった。

心と心を結ぶ

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隣りのM市で 定期演奏会がありチケットをいただいたので 友人を誘い 聞いてきた。 プログラムを見てびっくり。 随分もり沢山。 最初は 若い女性7人によるミュージックベルと トーンチャイムの演奏。 鈴の響きが心地よく めずらしい楽器だし 曲目もポピュラーなもの。 楽しんで聞くことが出来た。 ミュージックベル ネットより画像を拝借 ピアノ演奏もソプラノの歌声もすばらしかった。 オペラの曲が多いので歌詞は分からなかったが 音楽音痴の私でも 美声のすばらしさに感動した。 おそらく セミプロ級の人たちなのだろう。 全員素敵なドレス、肩をだしキラキラ飾りがついたふわ~っとしたスカートの衣装で 「いまの若い人は幸せだな~」などと思いながら聞かせてもらった。 楽器の中で何が一番好きかと問われれば 迷わず ピアノ と答える。 今回 ピアノ曲をたくさん聞かせてもらえたし ピアノの次に好きなフルートの音色も楽しませてもらえた。 いつも行っている山仲間もギターマンドリン演奏で出演。 そしてⅢ部のミュージカルは  サウンドオブミュージック を 今回のコンサートのために30分ほどに短縮してオリジナルアレンジしたもの。 上手に構成されており 楽しくて 前のめりになって聞いていた。 そして その時の男性歌手,すばらしいバリトンでほれぼれ   ❤  (*^。^*) 声の良い人はすてき!! Ⅳ部は 有名な指揮者による合唱だったが 夕食の時間が迫ってきたので 残念ながら聞かずに帰宅した。 一緒に行った友人は 最近周りの人から「すこし認知症になりかけ?」などとささやかれていて 本人も少し物忘れのひどさなど自覚しているようで しょっちゅう「年とったわ~」という嘆きの愚痴をこぼす。 長年の仲間である友人にそのような症状が出てくるのをそばで見ているのはつらくて 少しでもいろいろなところに行き、刺激になれば・・・・・と思って 一緒に行った。 帰り 「こんな音楽会って初めて~♪ 楽しかったね」と喜んでもらえた。 このコンサートのうたい文句  「心と心を結ぶ 」ことが少し出来たとしたら うれしい。 ★駐車場について  きっと混雑するだろうと思い、開演時間より早く到着するよう出かけたが 駐車場はすでにいっぱい。 ぐるぐる数

歌心

昔から 新聞に出ている短歌や俳句を読むのが好きだ。 熱心に読んで「あ~こう詠んだら いいのか…なるほど・・・・」と思うのだが 一向に自分では詠めない。 最近の短歌の中から 気に入ったのを思いつくままに・・・・ ◎ 赤トンボ減って雀も減りにけり 猿猪鹿は大いばりして             ◎ 教室の子らの瞳に磨かれて教師の友の文字は美し ◎ 髪飾りあちこち落ちてる公民館 午前は成人式あったらし ◎ 戦いに負けて日本はよくなれど そのため死にたる人の多さよ ◎ 笑いながら怒るという技覚えたり 高齢者の門目前にして ◎ 老人はいつもさがしもの 身をかがめこの世の何かをさがしつづける ◎ ティッシュしゃぶり甘いという子のあると聞く どこまで広がる国の格差は ◎ 両耳を洗濯ばさみで留められて ミッキー干さるる冬のベランダ ◎ しっぽりと樹雨(キサメ)に濡れしヤッケからあなたの汗と森の匂ひす ◎ 新しく一人の女性採用され トイレに花の生けられてあり この下は 県内の人の作 ◎ 晩秋の軒に日野菜の紅映えて 湖東の風物受け継がれいく ◎ まっさらの日めくり吊るせば私でもリセットできそう 黒豆も煮え 次は この市内の人の作   ◎ 目標は元気でいることそれだけでいいのかと問うそれだけで良い 次は県内小学5年生の作 ◎ おみくじのシールをめくると大が見え 心が騒ぐ凶か吉かと そしていつも新聞の時事川柳には  「ぷっ(*^。^*)」と 笑わされる よくぞ その日のうちにこんな川柳が浮かぶもの!!といつも感心させられる。 あっぱれ~~ ◎◎ よく見たら総理の顔に豆のあと

スプリングエフェメラル

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春を告げる花の代表の 福寿草、我が家の狭い庭に 今日咲いているのを見つけた。 確か、1月よりも2月の方が平均気温は低いはずだが 間違いなく季節はめぐっていて 春を知らせてくれている。 今日は立春だものね。 なんだか うれしい。そしていとおしい。

電力会社

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この春から 電力を得る会社を自由に選べる、とのことで競争が出てくるといろいろな意味で安くもなるし、それは結構な事!!と思っていた。 「使えば使うほど安くなる!!」 一体これは? 省エネを推奨していたのではなかったのか?  それなのに自由化と言っておきながら これをうたい文句にするのはおかしい! そして この記事にあるようないろいろな縛りもあるみたいだし 今回参入してくる通信大手の数社は携帯電話とのセットで 電力を安くする、と言っている。 企業は金もうけを実に巧妙に考えるもの、と 感心してみたり あきれてみたり・・・・・ パソコンや携帯電話の通信料に関する説明を受けても いつもさっぱりわからなく 「あ~もういい!!」と思って 業者の言うとおりに契約してしまっている。 また この自由化の問題で 最大の 難点は 何とかして省エネを心がけ 自然エネルギーを利用したいと思っているものにとって「電源構成の表示」が義務化されていないこと! 原発反対の意思を何とかして表したいと思っているものには この点が納得いかないし、国の方針に 反発を感じている。 私と同じように考えている方の投書が載っていた(2016,2.6)

猫はこたつで丸くなる?

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童謡『雪』の歌詞は ゆきやこんこ あられやこんこ・・・・・・・              ・・・・・・・・              犬はよろこび 庭かけめぐり              猫は こたつで丸くなる というとおり 猫は寒がりで 私が子供の頃飼っていた猫は かならず夜中に誰かの布団に入って寝た。 日産自動車《株》は 猫がエンジンルームに入っているのを知らずに車を動かし 悲惨なことになるのを避けるよう 「乗車前にちょっとした思いやりを」と 呼びかけている、という。。 そういえば 以前こんなことがあった。 近所の飼い猫が大けがをして自宅に戻った、という。 「かわいそうに猫同士のけんかに負けたのね・・」と話すと  その飼い主は 「けんかのけがではないと思う、恐らく自動車にひかれたのだと思う」と。 そういえば その猫が 近所に駐車している車の下に潜り込んでいるのを見たことがあり もしそれを知らずにエンジンをかけ発車してしまい 轢かれた・と言うこともあり得る。 我が家の車の下にもぐっていた可能性もあったわけで ひょっとしてうちの車を動かしたときに・・・・などと思い、すごく居心地が悪くなったのを思い出す。 車のタイヤに血の跡が残っていないか・・・念入りに調べても見た。 もちろん 血の痕跡は全くなかった 大けがの足を手術した猫が一ヶ月ほどして退院した後も しばらく落ち着かなかった。