歌心

昔から 新聞に出ている短歌や俳句を読むのが好きだ。
熱心に読んで「あ~こう詠んだら いいのか…なるほど・・・・」と思うのだが 一向に自分では詠めない。

最近の短歌の中から 気に入ったのを思いつくままに・・・・

◎ 赤トンボ減って雀も減りにけり 猿猪鹿は大いばりして
           
◎ 教室の子らの瞳に磨かれて教師の友の文字は美し

◎ 髪飾りあちこち落ちてる公民館 午前は成人式あったらし

◎ 戦いに負けて日本はよくなれど そのため死にたる人の多さよ

◎ 笑いながら怒るという技覚えたり 高齢者の門目前にして

◎ 老人はいつもさがしもの 身をかがめこの世の何かをさがしつづける

◎ ティッシュしゃぶり甘いという子のあると聞く どこまで広がる国の格差は

◎ 両耳を洗濯ばさみで留められて ミッキー干さるる冬のベランダ

◎ しっぽりと樹雨(キサメ)に濡れしヤッケからあなたの汗と森の匂ひす

◎ 新しく一人の女性採用され トイレに花の生けられてあり



この下は 県内の人の作

◎ 晩秋の軒に日野菜の紅映えて 湖東の風物受け継がれいく

◎ まっさらの日めくり吊るせば私でもリセットできそう 黒豆も煮え



次は この市内の人の作
 
◎ 目標は元気でいることそれだけでいいのかと問うそれだけで良い


次は県内小学5年生の作

◎ おみくじのシールをめくると大が見え 心が騒ぐ凶か吉かと



そしていつも新聞の時事川柳には  「ぷっ(*^。^*)」と 笑わされる
よくぞ その日のうちにこんな川柳が浮かぶもの!!といつも感心させられる。 あっぱれ~~

◎◎ よく見たら総理の顔に豆のあと

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