靴底トラブル
3日目 昨夜は寒がりの私でも 暑くて 夜中に寝袋から出て 敷いて寝た。 朝起きてみると 良い天気。 小屋の窓から 槍岳がくっきりと見え、 「これだけ晴れていたら 行かないわけにはいかないね~」と常念へ向かう。 もうすでに何人もの人が出発している。 景色は素晴らしい。 ちょうど6年生の子がパパと降りてきて 「ライチョウがいた」と嬉しそうに画像を見せてくれた。 きっと初めて出会ったのだと思う。 かわいい。 登りだしてすぐ トラブル発生! 私の右の靴の底がはずれかかっている。 それほどはいていない靴(LOWA製)なのに5年たつとそういうことも起きるのだとか・・・・ ひょっとしたら 昨年北アルプスを一日中 雨の中を歩き そのあともしっかり乾いていないのに2日続けて歩いたのもよくなかったのか?? 何が原因かわからないけれど ここでは歩き続けなければいけない!! 救急箱から キネシオテープと包帯を出し ぐるぐる巻いて登りだす。 半分以上の人は常念ピストンだけれど 蝶ヶ岳の方へ行く人は 大きなザックを背負って登っていて 次々に追い抜く。 前日のヤッホー家族も降りてきたので 「ご家族そろっていいですね~」というと 男前ご主人「子供たちがついて来てくれるものですから~」とニコニコしながら。 槍,穂高連邦を眺めながら ひたすら登る。 何人もの人に「健脚ですね~」と言われ 日頃の三上山歩きのありがたさを実感する。 常念岳に天気が良い日に登れるのはありがたい 前日霧で全く見えなかった東側もよく見える 山は天候によりこんなに違うものか?と思うほど すっきり360度よく見ることができ 何度もくるくる回って景色を眺めた。 すばらしい、の一言。 「あれが 富士山」「あれが鷲羽」「あれが穂高」「あれが仙丈」 「あれは三俣蓮華」などと あちこちで 解説が始まる。 しかし こんな天気の日にここにいることができるとはラッキーなこと。 小屋で靴の補強をし、下山。 晴天なので 次々登ってくる人がいる。 燕岳登山の日は わりと素人っぽい人が多かったが こちらに登ってくる人は きちんとした装備の人が多いように感じる。 センジュガンピ イブキトラノオ