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8月, 2016の投稿を表示しています

靴底トラブル

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3日目 昨夜は寒がりの私でも 暑くて 夜中に寝袋から出て 敷いて寝た。 朝起きてみると 良い天気。 小屋の窓から 槍岳がくっきりと見え、 「これだけ晴れていたら 行かないわけにはいかないね~」と常念へ向かう。 もうすでに何人もの人が出発している。 景色は素晴らしい。 ちょうど6年生の子がパパと降りてきて 「ライチョウがいた」と嬉しそうに画像を見せてくれた。 きっと初めて出会ったのだと思う。 かわいい。 登りだしてすぐ トラブル発生! 私の右の靴の底がはずれかかっている。  それほどはいていない靴(LOWA製)なのに5年たつとそういうことも起きるのだとか・・・・ ひょっとしたら 昨年北アルプスを一日中 雨の中を歩き そのあともしっかり乾いていないのに2日続けて歩いたのもよくなかったのか?? 何が原因かわからないけれど ここでは歩き続けなければいけない!! 救急箱から キネシオテープと包帯を出し ぐるぐる巻いて登りだす。 半分以上の人は常念ピストンだけれど 蝶ヶ岳の方へ行く人は 大きなザックを背負って登っていて 次々に追い抜く。 前日のヤッホー家族も降りてきたので 「ご家族そろっていいですね~」というと 男前ご主人「子供たちがついて来てくれるものですから~」とニコニコしながら。 槍,穂高連邦を眺めながら ひたすら登る。 何人もの人に「健脚ですね~」と言われ 日頃の三上山歩きのありがたさを実感する。 常念岳に天気が良い日に登れるのはありがたい 前日霧で全く見えなかった東側もよく見える 山は天候によりこんなに違うものか?と思うほど すっきり360度よく見ることができ 何度もくるくる回って景色を眺めた。 すばらしい、の一言。 「あれが 富士山」「あれが鷲羽」「あれが穂高」「あれが仙丈」 「あれは三俣蓮華」などと あちこちで 解説が始まる。 しかし こんな天気の日にここにいることができるとはラッキーなこと。 小屋で靴の補強をし、下山。 晴天なので 次々登ってくる人がいる。 燕岳登山の日は わりと素人っぽい人が多かったが こちらに登ってくる人は きちんとした装備の人が多いように感じる。 センジュガンピ イブキトラノオ

三人組  ふた組

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2日目 日の出を見ようと 大勢が小屋の外へ。 やはり寒くてダウンを着込んでカメラを持って 少しずつ空が明るくなっていくのを楽しむ。 昨夜ほとんど何も食べていないせいもあって おかずがたくさんあったのに朝食は全部残さずたいらげ 夫にびっくりされる。 鮭の切り身が特に美味しかった。 良く晴れている!!今日の景色は期待できそう・・・・うれしい。 6時過ぎくらいから ヘリコプターが小屋に荷物を次々に・・・・あっという間におろして あっという間に去りまたすぐ ブル~ンと飛んでくる。 見ていて面白かった。 槍岳がくっきり見える。 こんなに傾斜がきついのね~とあらためてびっくり。 燕山荘から見える尾根を通って常念岳に向かう。 途中からやはり霧がかかり 景色は隠れてしまった。 前日 疲れのせいか高山病の症状が出たので この日はうんとペースダウンし 水分補給もしっかりする。 60代くらいの男性三人組、俳優の田中邦衛さんん似ている一人はとても話好きで誰とでもいろいろな話をし 遅れがち。 「お連れさんが待っておられましたよ」といっても「行かしといたらいいんや~一本道だから・・・」とマイペース。 オオヒョウタンボク  実 光っていてとてもきれい フウロの種類? オトギリソウ イワウメ 枯れかかっている イワツメクサ ミヤマホツツジ ウラジロタデ ウメバチソウ クロマメノキ 実 いくつか食べた (^^♪ トウヤクリンドウ あちこちにずいぶんたくさん コマクサ 株は小さいが 道中に何か所も・・・・ チングルマ  さきガラ 大天井岳(2982)の下のベンチの所にいた男性が「頂上に行っても何にもないよ~」というが 今回の行程の最高峰、やはり登る。 往復で15分くらいか。 今回燕山荘にも小学校低学年の子供二人を連れた家族もいたし この日の道中も 子連れの何組かに出会った。 パパと6年生の男の子、この後も何度か顔を合わすが 父親にぴったりついて歩く姿もかわいいし 話しかけても受け答えもかわいい。 また、もう一組 低学年の女の子とまだ就学前と思われる男の子、山の途中で

ブロッケン現象

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毎日のように 山の天気予報を見、「今年は何とかして晴れの時に歩きたい」と思っていたものの いつまでもすっきりせず 台風の影響まで出てくる始末。 前日になってから 「明日から行こう!」ということになり 24日早朝出発。 中房温泉駐車場はすでに空きは一台分。 蒸し暑いが空には霧がかかっている。 若い登山者が多い。 トレパンに運動靴、そしてリュックは左右のひもの長さがずれて片寄っているような子もたくさん。 合戦小屋ではスイカを売っていた。 シラタマノキ  実 ゴゼンタチバナ  実 オヤマリンドウ? エゾオヤマリンドウ? 道中たくさんありとてもきれい ユキザサ  実 ウメバチソウ ミヤマコゴメグサ 今回これはものすごくたくさん いたるところにに咲いていた トリカブト 色が全く違う2種が並んでいた ナナカマド  実 しっかりと道がついていて この山は 今の時期だと迷うことはないな、などと思いながら登ったが それでも 登山道まで霧がかかっていたりしたら 迷い込みことも あり得るのかも・・・・・? 小屋到着前 10分ほどちょっと霧雨が… 4時間弱で燕山荘着。 ピークの方は 雲がかかっている。 トウヤクリンドウ 小屋近くで見つけ「もう秋!」と思いながら見たが その後道中あちこちにたくさん 一時間ほど小屋で休憩していたら あちこちの人が 「見える 見える!」と騒ぎ出し 慌てて外へ。 すでに何人かが 頂上へ向かって歩き出している。 奇岩があちこちにあり 鈴鹿の山や金勝を思い出す。 途中 コマクサを見つけ 「今年 初めて~~待っていてくれたのね~」と思って眺めたが そのあとも 小さい株ながらあちこちにたくさんあった。  びっくりするほどの量。 「わ~~~~晴れてきてよかった~」と思いながら 頂上へ。 まわりの皆なんだか とてもはしゃいでいる。 お互いに写真をとりあい 「どこから来たの?」「明日はどこへ?」などと。 そしてなんとブロッケン現象を体験した。 皆で 「自分の姿だけしか見えないって不思議!」「仏さまになった気分!!」などとはしゃいで 喜び合う。 今日歩いたのは 180