三人組  ふた組

2日目

日の出を見ようと 大勢が小屋の外へ。
やはり寒くてダウンを着込んでカメラを持って 少しずつ空が明るくなっていくのを楽しむ。



昨夜ほとんど何も食べていないせいもあって おかずがたくさんあったのに朝食は全部残さずたいらげ 夫にびっくりされる。
鮭の切り身が特に美味しかった。

良く晴れている!!今日の景色は期待できそう・・・・うれしい。
6時過ぎくらいから ヘリコプターが小屋に荷物を次々に・・・・あっという間におろして あっという間に去りまたすぐ ブル~ンと飛んでくる。
見ていて面白かった。

槍岳がくっきり見える。
こんなに傾斜がきついのね~とあらためてびっくり。


燕山荘から見える尾根を通って常念岳に向かう。
途中からやはり霧がかかり 景色は隠れてしまった。

前日 疲れのせいか高山病の症状が出たので この日はうんとペースダウンし 水分補給もしっかりする。
60代くらいの男性三人組、俳優の田中邦衛さんん似ている一人はとても話好きで誰とでもいろいろな話をし 遅れがち。
「お連れさんが待っておられましたよ」といっても「行かしといたらいいんや~一本道だから・・・」とマイペース。

オオヒョウタンボク  実

光っていてとてもきれい

フウロの種類?

オトギリソウ

イワウメ 枯れかかっている


イワツメクサ

ミヤマホツツジ

ウラジロタデ

ウメバチソウ


クロマメノキ 実
いくつか食べた (^^♪


トウヤクリンドウ
あちこちにずいぶんたくさん

コマクサ
株は小さいが 道中に何か所も・・・・
チングルマ  さきガラ


大天井岳(2982)の下のベンチの所にいた男性が「頂上に行っても何にもないよ~」というが
今回の行程の最高峰、やはり登る。
往復で15分くらいか。

今回燕山荘にも小学校低学年の子供二人を連れた家族もいたし この日の道中も 子連れの何組かに出会った。
パパと6年生の男の子、この後も何度か顔を合わすが 父親にぴったりついて歩く姿もかわいいし
話しかけても受け答えもかわいい。
また、もう一組 低学年の女の子とまだ就学前と思われる男の子、山の途中で何度も「ヤッホ~ヤッホ~」と叫んでいて とても感じの良い家族4人。

そろそろ常念岳に近づいてきたと思ったら その手前の横通岳(よことおしだけ 2767)のピークだった。
しかし見晴らしもよいし とても歩きやすい道。
このピークは横通岳



奥のピークが今日の目的地  常念岳


地図のコースタイム6時間より30分ほど時間がかかったが 今回は30分毎くらいに小休止をしたし その方が疲れないかも・・・・

まだ早いので 常念岳へ行くことにする。
2時過ぎだったが 小屋のオーナーに「3時間はかかるよ~ 5時半から食事だからね~」と念を押される。
常念岳への上りはかなり急登と聞いていたので 「もし無理なようなら途中から戻って来よう」と
思いつつ ピークを目指す。


かなり岩がごろごろしていて歩きにくいが 〇しるしを歩き ✕しるしを避ける。
一時間でピーク。
霧がかかっていて全く何も見えず。


途中追い抜いてきた三人組と写真を取り合いながら少しおしゃべり、
彼ら、燕岳から常念まで来るつもりだったが しんどくなったので 前日は大天井小屋に宿泊した、と言って三人そろって 頂上でタバコをプカプカ。
蝶ヶ岳の方から若い男性が来て 私が話しかけると「上高地から来た」というが 「韓国人です」と言ってそのあと話が通じなかった。
 そしたら 三人組の男性の一人が「How Old Are You?」 などと話しかけていた。

もちろん夕食までには余裕をもって小屋に戻ることができた。

今日一日で 32000歩

常念岳下山中 常念小屋が見える
東側はガスっている 視界ゼロ

同室の二人は福島県相馬市から来たという60代のご夫婦。
定年後100名山に登り始めたというが これまでに80登ったというからこれまたすごい。
焼岳に登ってから こちらへ来たそうだが 100名山以外は どうでもいい?? でもないのか・・・

「どこかおすすめの山はありますか」と聞いたら ご主人、だいぶ考えて 「スイスはどうですか。ペンションを借りて1週間くらい過ごすのは・・・・」などと。
花にも植物にもあまり関心はなさそう・・・・
 






コメント

このブログの人気の投稿

牛乳パックで小物入れ

リリアン編み

熊!!あらわる   そして 山を守る使命感!