栗の葉と枝で
JVR講座の日。 草木染め、今回は栗で染める。 講座生の受付をしたが 次々と参加者が・・・ 染色用の布が余っているので 付き添いの保護者さんも希望する方には草木染を体験してもらった。 草木染の簡単な説明を受けてから まず 受講生の中から進級した人の表彰。 まず模様付け、ビー玉と割りばしくらいしかないので それを輪ゴムでくくって・・・私が担当する1班には 草木染初体験の人も多く、「ひもの締め方がゆるいよ」「布をたたんでから縛ると一度にに何ヶ所か模様ができるよ」「名前の布は見えるように模様付けをしてね」など話すことがたくさんある。 1時間弱で模様をつけ終わり そのあと その布を水に浸す。この工程は「むらがなく染めるために忘れないように」、とのこと。 今日は最近の中では最も多い参加者がいるがとにかく 3密を避けなければならないので班ごとに分かれて 作業をさせる。もちろん皆マスクをしているが 子どもたちはこのところふだんの生活の中でマスクをしている機会が多いせいか 抵抗がないようだが 私はふだん短時間しかマスクをしていないし 大勢の子どもに囲まれ「これはどうするの?」「こっちはどうするの?」など次々たずねられ 大忙し。 朝から担当の方が 栗の葉を煮だしてくれてあり その染液に 模様付け済みの布を投入。濃い赤茶色になっていて よい香りもする。 20分くらいは染液につけておいた方がよいので その間 森の中を歩く。「暑いので 一回りでいいです・・」と森の職員。 花はあじさいの咲きガラが少しと ツルボの花が一本だけ。男の子はトカゲが出てくるたびに大喜び。 溝の中を マムシがにょろにょろしていたのを見つけたときにはビックリした。「刺激を与えないように見るだけにして、そっと見るだけにして」と。人間の気配を感じたのか マムシの方が逃げてくれてよかった。 媒染液は アルミニュウム媒染と鉄媒染。「2色にしたい人?」と聞くと 数人が手を挙げたので私が担当。 カンカン照りなので 「しんどい」「まだ?」などと言う子もいて気をつかう。 複雑な模様にしたり ゴムを固くまいたりしていると ほどくときに布を切らないよう気をつけなくてはならないが あやまって穴をあけた子もいなくて皆それぞれに大満足していた。 鉄媒染だけ