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6月, 2013の投稿を表示しています

フ ジ サ ン

富士山が 世界遺産に登録され マスコミが大騒ぎしている。 これまでの富士山と どこが違うの? 世界遺産になったら観光客が多く来るから お金が業者に入るし、そういう意味では喜ばしいのだろう。 山のメーカーが 「今年の夏は富士山に行こう!」とうたっているのは 商魂たくましく ウエァや 登山靴の売り上げを期待しているのだから それもよくわかる・・・・・ 明日7月1日のの山開きに ご来光をみたいと 多くの若者が出発の準備をしているらしい・・・ 笑えるのは先ほどのニュースで 山の関係者が「荷物を宅急便で送ったら受け取ってもらえますかという質問が来た」といっていた・・・・。 山のことをほとんど知らない登山者、低い山にも登った経験のない登山者が 押しかけるから 富士山のごみ問題もいつまでたっても解決しないし けが人や遭難者が 出るのだろう。 どうして有名なところに 多くの人が集まるのか不思議。 桜の名所などにも 身動きできないほどの人が押しかけるというのも 同じ理由。 名所になっていなくても 静かに鑑賞できるところがたくさんあるのにその美しさに気づいていない・・・・ 【有名なところ】へ行きたい心理とは 「〇〇へ行ってきた~」と自慢したいのかな??

日本一小さいトンボ

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環境汚染などにより 激減しているという ハッチョウトンボを先日来見つけ 興奮している。 全長2㎝くらい・・・でもオスは赤いのでとても目立つ。 調べてみると 日当たりのよい湿地帯で 浅い水域が広がっている環境を好むとか・・・・。 サギ草や モウセンゴケの生えるようなところに生息するらしいが まさにそのような場所で見つけた。 ここは先日まで 食中植物のコモウセンゴケが 白い花を、またトウカイモウセンゴケが赤ピンクの花をきれいにつけていたし 後2ヶ月ほどするとサギソウも  きれいに咲く場所である。

また 俳人

やはり長寿の家系ってあるのだろう。 奈良県在住のこの女性101歳。妹さんが100歳と98歳.弟さんは90歳。みなご健在だそう・・・ この女性95歳の時に デーサービスの職員に俳句を教えてもらい 初めは 季語も入れられなかったのに そのうち褒めてもらえてうれしくて 「遠い記憶や心に残ったこと」と 書きとめ俳句の本を何冊も読み 漢和辞典もぼろぼろになるまで つかいこんだという。 100歳の時に長女が200句を収録して 「百度目の夏」という句集を出してくれたとか。 ①夫送り娘を送りけり 日日草 ②ひなちゃんの金魚泳ぐよ T シャツの ③お迎えは何時のことやら 春彼岸 長男さんが言うには「俳句に出会って生きる力を取り戻した」というこの女性は101歳とは思えないお上品な顔つきのしっかりしたお方。 95歳からでもこうして新しいことに挑戦する、ということが 生きる力になり顔つきまでしっかりしてくるのでしょうね。すばらしい。

小学生の 俳句??

11歳の小学生が 入学時からいじめられ 教師にも認めてもらえず 自主休学の道を選ぶが 俳句にめざめ 朝日新聞の歌壇に投稿し 入選をかさねて 俳句つくりに没頭し このたび 句集も出したらしい。 超未熟児に生まれたということだが 入学時には 体格もほぼ追いついたというのに 学校の先生も 理解をしてあげることが出来ず 周りのいじめに対して なすすべがなかったのか・・・・・ それにしても 俳句は素晴らしい。一部をここに掲載させてもらう。 ①「いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨」 ②「いじめ受け 土手の蒲公英 一人つむ」  ③「影長し 竹馬のぼく ピエロかな」 ④「万華鏡 小部屋に上がる 花火かな」  ⑤「ブーメラン返らず蝶となりにけり」 ⑥「生まれしを幸かと聞かれ春の宵」 ⑦「強風にあおられまいとしじみ蝶」 ⑧「紅葉で神が染めたる天地かな」  ⑨「秋晴れの心の晴れぬいじめかな」  ⑩「置物と見紛う猫や冬日向」  ⑪「ぬかるみに車輪とられて春半分」  ⑫「迷い蝉君の命はあと五日」 ⑬「成虫になれず無念のかぶと虫」 ⑭葉桜や祖母の幸とは 我のこと ⑮母もまた我を幸とす かすみ草 ⑯負けざりしいじめ乗り越え桜咲く ⑰雪柳季節外れの雪げしき ⑱何処より来し花びらや手に桜 ⑲こいのぼり 池に映りて泳ぎけり ⑳下校道影濃くなりし立夏かな ㉑さくらんぼ兄弟揃い照れし顔 ㉒さざ波や銭亀の首見え隠れ ㉓羽化したるてんとう虫や我に似て ㉔生きてるかそっとつまんでてんと虫 ㉕柿若葉朝日を浴びてエメラルド ㉖仲直り桜吹雪の奇跡かな ㉗ゆっくりと花びらになる蝶々かな ㉘亡き祖父と薔薇を通して話けり ㉙葉にのせて救いし揚羽飛び立てず ㉚わくら葉や何年ぶりのすべり台 ㉛昼寝どき老犬の手の柔らかさ ㉜冬蜘蛛が糸にからまる受難かな ㉝ブランコの鎖を持てば液体窒素 ㉞かき氷含めば青き海となる ㉟ゴーヤ熟れ風に新聞読まれけり ㊱蜩の日を 沈めしが仕事かな 子供の句とは思えない素晴らしさ! いじめを受けていたからこそ出来たのでは…と思える  小さな生きものや弱いものに対しての句もあり胸をうたれる

「在宅ひとり死」が できるか

聞きなれた言葉“団塊の世代” そのすべてが この先5年後には 75歳以上の後期高齢者に なるという。 大都市の後期高齢者の割合はすごく高くなるらしい。 社会学者 上野千鶴子さんの 言うには ≪配偶者を見送って単身になった後も 子世代との同居を選ばず 住み慣れた我が家で介護を受け 訪問看護や医療の支援を受けて在宅ひとり死が出来ればよいのです。 一人で死んだからと言って孤独死と呼ばれる必要はありません。≫ 死の直前までくらしを支える介護力さえあれば 在宅ひとり死は可能です、   という。 我が家のように 子供世代が遠くに離れて住み 私どもが介護が必要になるころには 子供たちは 会社で重要ポストで そうそう仕事を休むわけにも行かない、のではないか・・・・ そのようなことを考えると 時には 不安になることもあるが どうなるか分からない先のことを考えるよりも 今を楽しく過ごそう・・・と 日々過ごしている。 死の直前まで支えてくれる  介護力 が 私の死のころにもあってほしいと思う。

楽な生き方?

ある有名な解剖学者の話!! 学生に「コップの水に青インクを一滴たらす。 しばらくすると混ざって分らなくなる。なぜか?」という質問に対して 学生はこう答えたそうな・・・・ 「 ソウイウモンダトオモッテマシタ 」  ・・・・・・・・・・・ 人生は このように 「そういうもの ! 」と悟ってしまえば すごく楽に生きることが出来る!とか。 社会のいろいろなことに対して 「なぜ?」「なぜ?」と思っていくときりがない。 矛盾だらけである。 いろいろなことを 「そういうもん・・・・」と思ってしまえば 確かに日々平穏に過ごせるだろう、。 最近の若者は そのように考える人が多い、ということか。 それには 政治などに期待できない今の社会、それを作ってきた我々の世代に責任があるのかもしれない。

カキラン の 盗掘  ????

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昨年近所にカキランが咲いている・・・との情報を得て 見に行った。カキランを見るのは初めてではなかったが 昨年のカキランは ちょうど見ごろで 夢中になって何枚も撮影した。 夕方4時ころだった…と思う。 それが・・・・花好きな人に翌朝知らせ そのうちの二人がその場に行ったら・・・・なんと!!! 盗掘されていて 大きな穴があいていた・・という。 そのことをすぐメールで知らせてもらい びっくりするとともに残念で残念で・・・ 山野草は自然の中にあってこそ美しい…と思う。 どのような意図で掘りあげたかはわからないが 盗掘は 間違いなく犯罪ではないのか・・・・   最近 オオバノトンボソウが伸びてきて 咲くのが楽しみだけれど そのことを話している時に 「去年もすぐに 盗まれたし あまり誰にでもは知らせない方がいい」という人に 「えーっ? これは 家の庭に植えておいてもきれいな花ではないし…これを盗む人なんていないと思う」というと 「そんなことはない! マニアもいるし ネットで売りさばく人だっているんだから…」との答え。 そうなの~? 私は ミヤマノウズラや トンボソウなどの場所が あちこちに変わったり 今までの場所になくなったりするのも 山の小動物などや 虫などに食べられたりして 移動したり なくなったりする…のだと思っていた。 それとも やはり あそこにもここにも 盗掘する人がいる !! と思っている方が正しいのだろうか。 信じられない!!! 今年のカキラン 蕾もつきかかっている ここのカキランが昨年盗掘された おねが~い もう誰も盗まないでね  <m(__)m>

ラン科の植物

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一般に ラン科の植物というと 派手な花を想像するかもしれない もちろん 派手な花もたくさんある。 でも 山で出会うラン科の植物は たいてい木陰にひっそりと咲いている。 近くの三上山で ミヤマウズラを見た時には 感動した! 葉の模様が ウズラの卵に似ているからついたとか・・・・ 画像はないが 武奈ヶ岳でトキソウを見たし 10年近く前には 北海道でサイハイランにもお目にかかった。 キンラン,銀ランもたぶん見ているが 残念ながら 画像はない エビネや春蘭,サギソウも 我が家の庭にも何種類かはある。 サギソウ 昨年撮影 これは自然に湿地帯に生えている花の中では 派手なほうだろう! そしてそして このところわが三上山を賑わしているのは トンボソウの種類 オオバノトンボソウ 昨年撮影 コバノトンボソウ 昨年撮影 ジガバチソウ 今年初めてお目にかかった・・・・ トンボソウを探しているときに偶然見つけた。 小さい花なので 接写すると全体が写せない ジガバチに似ている!! ネットではとてもきれいに写っているジガバチソウがあり繊細な花ということがよくわかる               ジガバチソウ ネットにあった画像を拝借して少し加工したもの 今年のカキラン 初めての場所で見つけた カキラン 2013.6撮影 島の中にカキランが群れているようだった カキラン 2013.6撮影 クマガイソウ 30個以上群れて咲いていた クマガイソウ トキソウ 2014.5 撮影 ネジバナ 昨年撮影 これも何とも言えずかわいらしい花 近くの木道に変わった花があると聞き見に行った。 なんと木陰に3本あったのは 「ヤマトキソウ」らしい。 これ以上開かないというが こんなところにこのような珍しい花があるなんて・・・・ うれしい。(6月18日撮影) 追記 ウチョウラン これは2014.7に見つけたもの 自生のウチョウランを見たのは初めてでうれしかった~~ ここで番外編を一つ ランはラン