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6月, 2014の投稿を表示しています

大自然をテーマの映画

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木村大作監督の映画「春を背負って」 を 見てきた。 木村監督の第一作目の「点の記」 も見たが あの時には 壮大な雪景色にとても感動し あらすじはどうでもよくなった・・・・ ほとんどCGも使わない、というからすごい。 撮影にはかなりの期間を要した、という。  当たり前だと思う。 でも 有名役者が 自力で山に登り 撮影した、というのは やはりすばらしい。 あのような厳しい山の撮影だから 後で聞いたところによると けが人も出た、らしい。 でも 剱岳を知っている人からすると 「明治の話なのに 登山道なども現在の山の景色、もう少しCGなどを使ってでも 昔風にした方がよかったのでは・・・・」という感じ方もあったようだ。 今回の「春を・・・・」も やはりほとんどCGを使ってはいないらしい。  山の景色はうっとりするし、ましてや 自分も行ったことのある 立山連邦、大汝山なども出てくるし場面場面では 素敵だなぁ~と思いながら見た。 豊川悦司演ずるゴロさんが 発する言葉の中に人生の機微を感じさせるものもあり それはそれでよかったが ストーリーは ちょっとホームドラマ的だったなぁ これまであまり好感を持っていなかった宮崎あおいの演技が自然でよかったし 感心したが 最後の場面で 松山ケンイチ演ずる長嶺亨と 手をつないでくるくる回るところなど ないほうがよかったような気がする・・・・・二人はひそかに魅かれあっている・・・・で 終えてほしかったなぁ

パッチワーク作品

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友人が「パッチワーク作品展をやっている、去年見に行ったら素晴らしかったからぜひ・・・・」と勧めてくれた。 大作ぞろい!! 壁一面の作品がほとんどである。どれもとても細かいパッチをさまざまなデザインと色調で素晴らしい。 作品の下に名前がある。 MR さん!!! 「「MR さんは きっとあの・・・・」と思いだした。 20年近く前に 電車の中で出会い、 パッチワークをやっておられる、と聞いたことがある・ しかも 今日のこのグループだった! きっとあの彼女に違いない、MR さんはいないかしら?と 探したが見当たらず・・・ 久し振りにお話したかったし 素晴らしい作品をほめたたえたかったのに…残念!! しかし 世の中の人はどうしてこう器用なの??!!  と つくづく感心する。   ご本人の了解を得ていないので モザイクをかけてある 県立美術館の辺りの公園を歩くのは久しぶりなので 「子供の広場」と書いてある中にも 入ってみたが あまり魅力的な植物はなく ただ たくさんの階段を上ったり下りたり、そしてところどころにベンチが置いてあるだけ。。 わが息子たちが幼いころは 「ここは自然がいっぱいでいいところ~あ~~いい気もち!!」とか思ったけれど・・・・ 帰りお茶とお菓子をいただくことにした。 大きなカメラを構えている男性が3人、何か鳥が飛び立つところでも撮影するのだろうか・・・ 花などはなかった。 部屋に入った途端、異様なにおい! びっくりした!  そのことを告げると 「先ほど来られた男性がすごく香水か何かをつけておられて・・・」と。 このところ頭はもちろん 目も歯も悪くなっているが嗅覚だけは衰えていない。 山などですれ違う人の中にもたまに 香水が香ってくる人がいる・・・やめて~~ 自然界の匂いは気にならないが 合成の香水やせっけんの香りは とても気になり 苦手だ。 スーパーの洗剤売り場の近くにも行きたくないほど。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ★・。:.・。*。☆・。:.・。*。★・。:.・。*。☆・。:.・。*。★・。 その代わりに 花のほのかな香りは すごく好き! 思いつくのは まず コアジサイの花

言葉のセクハラ

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6月18日の東京都議会で みんなの党の塩村文夏議員が 一般質問中に女性蔑視のヤジを受け 先日来 とりざたされている。 これまでにも「集団レイプする人は元気があるからいい」とか 「女性は産む機械」 など おぞましい発言の主はすべて自民党に属しているという。 こんな党に日本の政治を任せておいていいのか??? こういう人を選挙で選んだ我々すべてにも責任は ある、のだが。 今回も「自分が早く結婚すればいい」などというヤジを浴びたそうだが 塩村氏は 「そのヤジにも一瞬たじろいだが いさめるどころか周りの嘲笑とも思われる 騒がしさにも傷つき 「不妊や子育てに悩む人々に対する申し訳なさ」と「不規則発言を面白がる雰囲気が残念でならない」という思いで 席に戻った時には涙が少し出た、という。 ヤジを飛ばした人物などすぐわかるはずなのに 1週間近くたってやっと名乗り出た、というが その後の都議会の対応も後ろ向きだし、 常々「女性や弱者に云々…」と言っている安倍総理のコメントがないのも納得がいかない・・・とも。 この名乗り出た男性も初めはきつく否定していた、というから  この1週間で他の議員から「ほかの人に 矛先が向かないうちに早く名乗り出よ!」などと説得されたのであろう。 この人のヤジよりも 周りの人のそれに続く嘲笑や発言の方にも問題があるのでは・・・・ トカゲのしっぽ切り!! ひどいよ~~ このように表面的な 政策ばかりだから いつまでたっても安心して結婚できる環境にならないし 男性にとっても  安い給料で家族を養っていく自信が持てなくて 非婚者が増えて行って当然である。  自分たちの周りにも とてもたくさんの 未婚の男女がいる、これはやはり異常事態、何といっても政治が悪いせいではないだろうか。  若い人たちが未来に希望をもてない、なんて・・・・ こんな悲しい社会は 戦後の貧しくても希望があった時代を過ごしてきた我々にとっては 考えられない。 塩村議員は 前職は放送作家だったらしい。 「美しすぎる 放送作家」などと言われたこともあるらしい。 外国人記者の質問に答えている塩村議員を見ていて 「きれいな人!!」と思ったが・・・ これは だいぶ若いころの画像である 塩村氏に対する質問の 場所で 「

いくつになっても現役

人間国宝の竹本住太夫さんが 89歳で68年の舞台生活に幕を下ろした。 NHKの Eテレで その特集が放送された。 数年前 脳梗塞を起こしたが再起を願いリハビリを続け 今春の大阪、そして東京公演を最後に引退した。 文楽というのは音(おん),音曲が大切、と言って独特の節回しで情を語る。 腹の底からの声で語る。 病気の後も 腹筋を鍛えたり ウォーキングに励んだり… たゆまぬ努力を続けている。 住太夫さんの父親も 浄瑠璃の語りだったそうで 寝ているときにも笑いなどの節回しを練習する父親の影響もあって 芸の道にすすんだという。 彼が子供のころは 義太夫が大勢いて語りの真髄を心に刻んだそうである。 庶民に愛されてこその文楽、という精神のもとに 4名の弟子には引退後も厳しいけいこを自ら行い、全くの素人にも カルチャーセンターで 浄瑠璃の語りを指導している。 すごい人である。 菅原伝授手習鑑の 練習している口元を見ていて 大きな声で語り こうして腹の底から声をだしているのが 89歳まで現役を続けてくることができた源であろう。 ご自分の全盛期に比べて声が出ていないのが本人は気に入らなくて やむなく引退することにしたようだが 「ほっとすると同時にやはりさびしいと語る 」住太夫さんである。 話は変わるが・・・ このごろ歯科医に通院していると 最近になってすごくあちこちに虫歯ができてきたのを指摘された、 時間を決めずにおやつを食べるのもよくないのだろうが 唾液の分泌が極端に少なくなっているせいもあるでしょう、とのこと。 口を大きく開けたり 舌を口の中で回したりする運動をすると多少は唾液の分泌がよくなるらしい。 日々、その運動を続けようと思っているが つい、忘れてしまう。 住太夫さんの映像を見ていて日々 大きく口をあけ 腹筋を使った大きな声を出してるから 89歳の現在までこうしてお元気でいられるのだろう・・・と思った・・・ ところが 先日歯科医院の待合室で   ≪  「あ い う べ~~」で健康に! ≫ という本を見つけた。 べ~ とは口から舌を出す動きである。 この 口の運動をすることによって 体が改善される!とある!! 花粉症などのアレルギー症状でさえ 改善される、と唱えられていた。 この

磨崖仏

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これまで何度も登ったことのある鏡山、 雲冠寺跡というルートがあったり 石ルートがあったり・・・・ 400メートル足らずの山であり 近くに城山があるのでそことの縦走することもある山で気軽に出かけられる。 これまで気になっていたが そこへ寄ることはためらっていた「稚児谷地蔵磨崖仏」という 矢印付きの標識に従って 坂を下りてみた、かなりの急坂。 こんな急坂の所の磨崖仏って もともと ここにあったものではなく ひょっとして 上から落ちてきてここにあるわけ・・・・?? などと思いながら眺めてきた。 きちんと(?)彫られている。 しっかり彫られているからか、または少し傾いて下を向いているからか 風化は少なく はっきりとしたお姿を見ることができた。

男性の二人連れ

この辺りは 散歩、ウォーキングコースにはもってこいである。 朝 窓を開けるときには大体、一組か二組の人が いかにも歩いています、という格好で 両手を振って歩いている。 ここ半年位前から 高齢の男性二人連れが歩いているのを見かけるようになった。 二人とも80歳前後か 少し過ぎたくらいか、初めのころは親子にしては ちょっと年齢が近そうだし…????  どういう関係?  と思っていた。 ゆっくりとした歩調で 時々言葉を交わしておられる。 午前も午後も見かけるようになった。 そして一人が住居らしき場所に戻るのも目撃した。 どうやら 他人さんのようである。 でも 時間を合わせて 歩いておられる。 きっと自分一人だと続かないから 時間を合わせて続けておられるのだろう、 とにかく男性二人連れというのは珍しい。

中学生になった 俳人君

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ランドセル俳人小林凛君が この春から中学生になったという。 俳句に感銘を受けた 米総領事が 領事館に招いて話をしたという。 この領事が 「俳句の中に私に合う句があれば教えてほしい」というと 凛君が 「冬の薔薇立ち向かうこと恐れずに」を選んだという。 厳しい冬に咲く花を逆境に負けまい、とする気持ちを重ねた句である。 凛君はこの夏、新しい句集を出すという。

作家でもあり 医者でもあり・・・・

NHKの 深夜便の公開録画に応募して 運よく当選したので JRを乗り継ぎ ほぼ一日かけて 聞きに行った。 数か月前のことである。 その人の小説が 日本医療小説大賞を受賞したという、 久坂部羊  さんである。 外科医だった時に がん末期患者に「大丈夫」「よくなりますよ」 とごまかしていたのが ずっと心に気にかかり 医者にはむいていない、と思っていたらしい。 現在の医療現場を描ききった。   作中の患者は さまざまな治療を試み翻弄したが最後には 自らの死を受け入れる。   医師側の苦悩にも気づいたうえでの静かな旅立ちを 記しているらしい 朝日新聞社出版の《悪医》 という小説である。早く読みたいなぁ・・・・

ECO活

滋賀県の高島の 針江地区は 水のおいしいことで 有名だ。 独自のライフスタイルから 世界でも注目を浴びているようだが ここの住民の生活スタイルは素晴らしい。 母屋の近くの水がわき出る場所に設けられた小屋が  カバタ だ。 清潔度に応じて 炊事や洗濯を段階的に使い分けているというから すごい。 湧き出たばかりの水は飲用に。 水がたまる水槽は 調理に使い スイカやトマトを冷やす。 あふれた水は広めの槽にため 洗い物に使う。 最後の水槽では 鯉が飼われ  米粒などの汚れも餌になるという。 この水は水路を通じて琵琶湖にたどり着き  湖畔に流れ着いた樹木の種子を育てて山に戻す運動も始まったらしい、 すばらしい!                                                    ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・' 口先だけのエコ エコ が叫ばれる中で これこそ地域にねざした活動ではないだろうか。