いくつになっても現役


人間国宝の竹本住太夫さんが 89歳で68年の舞台生活に幕を下ろした。
NHKの Eテレで その特集が放送された。


数年前 脳梗塞を起こしたが再起を願いリハビリを続け 今春の大阪、そして東京公演を最後に引退した。


文楽というのは音(おん),音曲が大切、と言って独特の節回しで情を語る。
腹の底からの声で語る。
病気の後も 腹筋を鍛えたり ウォーキングに励んだり…
たゆまぬ努力を続けている。


住太夫さんの父親も 浄瑠璃の語りだったそうで 寝ているときにも笑いなどの節回しを練習する父親の影響もあって 芸の道にすすんだという。
彼が子供のころは 義太夫が大勢いて語りの真髄を心に刻んだそうである。


庶民に愛されてこその文楽、という精神のもとに 4名の弟子には引退後も厳しいけいこを自ら行い、全くの素人にも カルチャーセンターで 浄瑠璃の語りを指導している。
すごい人である。


菅原伝授手習鑑の 練習している口元を見ていて 大きな声で語り こうして腹の底から声をだしているのが 89歳まで現役を続けてくることができた源であろう。


ご自分の全盛期に比べて声が出ていないのが本人は気に入らなくて やむなく引退することにしたようだが 「ほっとすると同時にやはりさびしいと語る 」住太夫さんである。





話は変わるが・・・
このごろ歯科医に通院していると 最近になってすごくあちこちに虫歯ができてきたのを指摘された、
時間を決めずにおやつを食べるのもよくないのだろうが 唾液の分泌が極端に少なくなっているせいもあるでしょう、とのこと。


口を大きく開けたり 舌を口の中で回したりする運動をすると多少は唾液の分泌がよくなるらしい。
日々、その運動を続けようと思っているが つい、忘れてしまう。

住太夫さんの映像を見ていて日々 大きく口をあけ 腹筋を使った大きな声を出してるから
89歳の現在までこうしてお元気でいられるのだろう・・・と思った・・・


ところが 先日歯科医院の待合室で   ≪ 「あ い う べ~~」で健康に!≫ という本を見つけた。


べ~とは口から舌を出す動きである。
この 口の運動をすることによって 体が改善される!とある!!
花粉症などのアレルギー症状でさえ 改善される、と唱えられていた。

この動きなら ふと思い出したときにすることができる・

口の運動をすると 顔や首のしわも少なくなるらしい/・・・(*^。^*)
願ってもないことだけれど 一年でも長く山歩きをしたいと思っている私にとっては
顔のしわよりなにより 膝や腰が いつまでも山歩きに耐えるものであってほしい。




私が歯科医院で見た本の内容とは違うようだが ネットでこのような記事も見つけた。


あいうべ体操

あいうべ体操」は、福岡市のみらいクリニックで内科医である今井一彰先生が提唱するお口の体操。
この体操はお口の問題だけでなく、顔のむくみなどの不快症状を改善する可能性があります。
口を大きく「あ~」「い~」「う~」「べ~」と動かします。
運動ですから、できるだけ大げさにします。声は小さい方がやりやすいです。
一日最低30セット(「あいうべ」が1セット)やってください。アゴが痛む方は、 「い~」「う~」だけでも大丈夫です。

お口の乾燥は、細菌の増殖による病気の誘発、口臭の発生、そして全身の自律神経にも影響し、他のからだの疾患を引き起こす可能性があります。
口呼吸から鼻呼吸になることで、乾燥していたお口の中が潤い、保湿された状態になります。
また、舌のたるみは顔のたるみに直結するといわれてます

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