大自然をテーマの映画

木村大作監督の映画「春を背負って」 を 見てきた。




木村監督の第一作目の「点の記」 も見たが あの時には 壮大な雪景色にとても感動し あらすじはどうでもよくなった・・・・ ほとんどCGも使わない、というからすごい。
撮影にはかなりの期間を要した、という。 
当たり前だと思う。
でも 有名役者が 自力で山に登り 撮影した、というのは やはりすばらしい。

あのような厳しい山の撮影だから 後で聞いたところによると けが人も出た、らしい。

でも 剱岳を知っている人からすると 「明治の話なのに 登山道なども現在の山の景色、もう少しCGなどを使ってでも 昔風にした方がよかったのでは・・・・」という感じ方もあったようだ。





今回の「春を・・・・」も やはりほとんどCGを使ってはいないらしい。 
山の景色はうっとりするし、ましてや 自分も行ったことのある 立山連邦、大汝山なども出てくるし場面場面では 素敵だなぁ~と思いながら見た。

豊川悦司演ずるゴロさんが 発する言葉の中に人生の機微を感じさせるものもあり それはそれでよかったが ストーリーは ちょっとホームドラマ的だったなぁ

これまであまり好感を持っていなかった宮崎あおいの演技が自然でよかったし 感心したが
最後の場面で 松山ケンイチ演ずる長嶺亨と 手をつないでくるくる回るところなど ないほうがよかったような気がする・・・・・二人はひそかに魅かれあっている・・・・で 終えてほしかったなぁ

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