伊吹山初冠雪の寒い一日

 近所の友人から 「ぜひ 綿向山に…」と言われていたがなかなか都合がつかず、やっと4日出かけることになった。残念ながら天気予報は明日がベストなのだが 今日でなくてはならず・・・・「雨さえ降らなけれな・・」と 数日前から『綿向山の天気』を検索していた。

ANさんは綿向山登山に備え 「昨夜は焼肉にし、おまけに黒ニンニクを食べてきた」だって・・・楽しい人だ。


駐車場にはすでに7,8台の車。

ちょうど9時登山開始。雲が立ち込めている。途中、何組かの登山者とあいさつを交わしながらつづら折りの樹林帯を歩く。 高度が高くなるにつれ 空が少しずつ明るくなり水無山が見え隠れするが 色とりどりの木々が見え、「きれい きれい ❤」と。


5合目の小屋のところからは 皆がいつも登っている山も見え、 初めての二人は感激していた。



今の時期 花は何もないが カンアオイの葉を見つけた。




ここは1合目から始まって 7合目、8合目くらいからは それをがんばる目安にして 二人とも歩く速度も落ちず、しんどいともいわず楽しんでくれた。



最後の階段は122段あった。頂上にいた人たちはみな風を避けて 何かの陰に隠れるようにして食事をしている。

綿向山は1110mあり その数字にちなんで 11月10日を綿向山の日として 大勢がこの山に登る催しがあるが 「令和2年の 綿向山の日のイベントは中止です」との看板があちこちに・・・・こんなところにも新型コロナの影響が・・・・




私たちも風を避けて場所を決めたはずだが 昼食をとっている間、風があっちからもこっちからも吹きだして寒さに震えるような感じで早々に退散。二人とも体力が残っていそうなので「せっかくだから 竜王山に行こう」と歩き出す。

途中の景色は素晴らしかった。午前中よりも雲が少なくなり 景色を見ている間に雲の通り過ぎて紅葉が明るくなったり,影ったりするのを楽しみながら「きれい きれい」を連発。




途中ツルリンドウの実を見つけた。
いつもの山のツルリンドウは 蕾のころから大勢が大騒ぎしていた割にはあまり花が咲かずがっかりしていただけに なんだかうれしかった。




何ヶ所か 急なちょっと危険な個所もあったが たくさんの落ち葉を踏みしめ 「こういう道を歩くのが一番楽しい」と思いながら 竜王山へ。





今まで何度も来ているが見たことのなかった看板があった。
「おんば」は何のことかな? きっとお婆のことだよね、いつも言っている山の「姥の懐」と同じ意味だろうね、などと言いながら 歩いたが  おんば とパソコンで検索したら 「乳母」とでてきた!!


竜王山は826mで頂上には何もないが 綿向山からここへ来る道中が とても楽しくてやはりここまで足を延ばしてよかった~~~







風が強くて寒い一日だったが 二人とも「楽しかった~」を連発してくれ 私たちも思いがけず素晴らしい紅葉を眺めることができ楽しくて有意義な一日だった♫ ♬

22000歩くらいだった。

帰宅してニュースを見たら 例年よりずいぶん早く滋賀県の伊吹山初冠雪とのこと。頂上で寒かったのも納得できる

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