投稿

5月, 2013の投稿を表示しています

【ほかにすること、ないンか~~】

イメージ
夫婦そろって 毎日が日曜日に近い状態になり 登山する回数も最近は増えた。 そのせいもあって 今日の武奈ヶ岳でも 「なんだか ここに来ると O氏に会うような気がする~」と言いながら昼食をとり 下山しかけたら なんと O氏が もう一人を連れて登ってきた。 笑ってしまった・・・・お互いに「 ほかにすること ないんか~ 」と。 実は2週間ほど前 横山岳の頂上でも O氏と出会った。 ビールを飲んでいる3人連れがいて 「我々グループも 以前は山登りの時には必ず 上で 宴会していたな~」などと思って ふと見るとなんと 夫の友人O氏で 私も何度かご一緒したことがある人。 これまでにも 武奈では 2回出会っている・・・・・縁があるというのか・・・ これまで 山では いろいろな人と複数回 面白い出会い方をしている。 ◎ 三上山の超常連 U 氏とは 冬の武奈ヶ岳で 吹雪の中を登っていて 下りて来る人に道を   聞 こうと声をかけたら U氏だった。   また 雨乞岳では 登山しかけたら U氏が下りてきて「バイクに鍵をかけ忘れたかもしれない・・・」と 急ぎ足で。  コースは違ったが 帰りにも 駐車場につく時刻が一緒でお話した。  そして 今冬 武奈で アイゼンをつけようとしていた U氏が いつもの仲間とともに。 ◎  高齢の I 氏には御池岳で お互いに道なき道を歩いていたにもかかわらず すれ違った。 それ以外にも いくつかの楽しい出会い! ①10年以上前、飯道山に行ったときに頂上付近で出会ったペア。  その数週間後に 綿向山で一緒になった。・・・・ 30代くらいの 美男美女だった    ので 同じ人だ とすぐわかり「先日 飯道山で・・・」と話しかけてしまった。 ②御池岳へ 行くのに T 字尾根を登るルートがある。  初めてそこを歩いている途中で ハンチングをかぶっているニイチャンに出会うと よくルートを知 っており いろいろ教わった。  そして 2回目 またそこを登り 草原に出たところで 同じニイチャンがそこに来 た。  同じハンチングをかぶっていた。(*^_^*) ③雨乞岳の杉峠近くを歩いている時に 女の子二人を連れたパパが登ってきた。  聞くと下の子は  まだ就学前。  でもその子をかばって歩いている様子

オオバノトンボソウ

イメージ
数年前 いつもの山の登り口近くでめずらしい葉を U さんが見つけた。 ラン のよう・・・・ 調べたら オオバノトンボソウ らしい。 2本あって ほかの草に紛れてすぐどこにあるのか分らなくて うろうろしていたら 花の神様 U 氏が 近くに特徴のある石を ボン ! と置いて「こうして目印にするといい・・・」と。 なるほど! その後 2年ほどは絶えてしまって残念に思っていた。 おととし辺りから いくつかの登山道にお目見え!! 去年の花時期のこと この山の大先輩の I 氏が 花を見て 「サギ草やイカリソウは 納得いくけど これがどうしてトンボソウなんや?」 と。 「え~~ わかりません。命名者にきいてくださ~い」 今年もそろそろあちこちに 葉が出てきた。 あれもそう、これもそう、あっちもそう・・・と探すのを楽しみにしている。 おととし咲いていたのに 去年はなかったけれど今年また 葉がたくさん出てきたところも あり  うれしい。 山の植物があちこち移動したり 消えたり復活したり・・はどうしてなのだろう? 去年の花です

山での粘着テープの効用

山では いつ何時 どういうことが起きないとも限らない。 よく聞くのが 粘着テープ を 常備しておくのが良いそうだ。 ① 靴のソールが 万が一外れた時に 応急的にそのテープを巻く ② 靴ズレになった時に 靴を脱ぎその部分にテープを貼っておく ③ 足や手を負傷した時に 近くの木の棒などを支えにして巻き 応急処置をする ④ ザックなどの穴や ひもが切れた場合にも 利用できる 以前 武奈ヶ岳の下の方でで 小学生の子供のソールが 外れて困っているのに遭遇したことがあった。 その時には 夫が持っていたロープでぐるぐる巻いて 修理してあげたこともあった。 その子のパパは のんき?なのか その状態で 頂上まで登ってきたのにはびっくりしたが・・・ そのほか  ひも や 輪ゴム などを持っていると 思わぬところで 役に立つことが ある

快挙!!

三浦雄一郎さんが 史上最高齢で エベレスト登頂を果たした。 80歳で登頂するという計画を以前から聞いており 日々 体力つくりに精を出しているのを知り 期待していた。 私はただ、その努力をすごい!とたたえるのみであるが いつもの山で日々出会う男性諸氏の感想はちょっと違う。 シェルパをたくさんつけ 新聞社などのスポンサーを多くつけ お金をたくさん使っているのだから・・・と 覚めた感想 ( ^)o(^ ) しかし 酸素が非常に薄い8000メートル級の山に行こうという意欲はお金とは関係ないだろう。 その意欲はすばらしいと 私は単純にそう思う。 「人間はいつだって不可能かもしれないことを超えてきた」とは ご本人の弁。 「目標を持って生きれば ワクワクできる」というのも信条だそう。 青春とは 年齢ではなく心のあり方だという。 高齢の人には3つのタイプがあるそう ①まだ若い人 ②昔は若かった人 ③一度も若かったことのない人 ①の まだまだ若い人! でありたい

三上山 今昔

イメージ
三上山は 以前はマツタケ山として有名だったそう・・・ 今日登ろうとしている時に 地元のT さんが近づいてきて いろいろな話をしてくれた。 昔の登山道は 現在皆が通っている階段の横の山道だけだったのだとか。 今 車や自転車を停めているところは 裏登山道への登り口で 表登山道とは 離れていた・・らしい。  現在のように裏登山道と別れて表登山道へ行く平坦な道は 観光協会が昭和40年代 ? につけたらしい。 このごろのように多くの登山者が来るようになったのは10年ほど前からのことで 以前は静かな山だった・・・とのこと。 赤松がたくさんあったが 松くい虫だけでなく 老木で たくさん枯れてしまった…その後ヒノキなどを植林したが 枝打ちしていないので 陽が当たらず下草が生えなくて ごつごつの土地になってしまい マツタケどころか シメジなども採れなくなった・・・・ T さんが子供のころは ちょっと散歩するだけで 数本のマツタケを お土産に持って帰ったし 保存のために 干しマツタケにしたこともあったという。 三上山と 伊勢神宮にしかないという木フズリナの所へ連れて行ってくれたが ネットで調べたがそのような名前の木は存在していない?? 帰りには 10人ほどが 竹ぼうきで駐車場を掃除していた。 聞くところによると 明日は御上神社の祭事が行われるとか・・・・・ 5月14日が例祭の日らしいが 近頃は 日曜日に行うのだとか。 三上山を 神体山として祀る御上神社の奥宮は 三上山頂上にあり 私も登山するといつも   二礼 二拍手 一礼 して その時の願い事をする(*^。^*) これが教えていただいた「フズリナ」 だが 山渓の「日本の樹木」にはそのような植物は記載されていない!!!???

老化現象と 不眠

40代の時に鬱病の経験をした。 その時には 「今日も5時間しか眠られなかった・・・・」 「今日もまた〇時間しか・・・」と 睡眠時間のことばかり考えて 何とかして たっぷり眠りたいものだ…と 睡眠のことばかり気にした。 今は違う。 眠られない、 寝つきが悪い時もあれば 早朝覚醒もある・・・・。 しかし うつ病の時とは違って 「そのうち眠ればいいさ」と思える。 その点では気分的に楽だ。 しかし 日中何かしなければならないときに 睡魔が襲ってくるのは やはり困るが・・・ 半年前くらいから 枕元にラジオを置き 「ラジオ深夜便」を聞いている。 これがまた面白い。昼間のテレビよりずっと内容も濃い。 夢うつつに聞いた話に感動して その人のことを調べたり本を借りてきて読んだりしている。 図書館に「ラジオ深夜便」の月刊誌が置いてある。 今回借りて来た中に ノートルダム清心学園理事長の 渡辺和子さんの記事があった。 「世の中に無駄なものはない」という題の文章にいくつか 記憶に残しておきたいものがあった。 〇幸せは自分の心が決める 〇おかれた場所で咲きなさい 〇老いたが故にわかることが出てくる 〇今日は私の一番若い日 人生も終わりに近づいてくると 一つ一つのことをいかにていねいにこなすか・・が大事だという。 これまでのように いかにして量をこなすか…ではなくて。 心して過ごそう ! と思う。

読書と記憶力

イメージ
昔から本を読むのが好きである。 活字中毒・・とまではいかないが そばに何か書物をおいておきたい。 しかし・・・・である。 むずかしい内容の本はともかく 小説でさえ 読み終わったらすぐ忘れてしまう。 極端な場合、「ああ~面白かった~」と 本を閉じてすぐにでも その内容を忘れてしまっている。 年のせいではない・・・・・・と思う。 どちらかというと 昔からそうだった。 子育ての時代に 絵本にかかわるボランティアをしていて 有名ないろいろな作家さんの講演を聞く機会を持った。 自分たちが企画し 招待して来ていただいた一人に 椋 鳩十 さんがいる。 ご高齢だった。当時、今の私より年配だったかもしれない。 椋さんの 童話に接するきっかけになったのは 長男の教科書に「大造じいさんと がん」が載っていて 宿題が「それを音読して 家族に聞いてもらいなさい、」だった。 台所で夕飯の支度をしながら 息子の音読を聞いていて 「なんと 胸をうつ話だろう・・」と思い 宿題は 半分まで読めばよかったのだが 「おもしろいね~ もう少し聞きたいから 最後まで読んで~」と 頼んだ。 それから 図書館で椋さんの本を探し あれこれ読み それがきっかけでわが児童図書研究会で 椋先生に 講演をお願いすることになった・・・・・  来ていただいて直接お話をうかがったら 本から受ける印象そのままの とてもお優しい感じの作家だった。 その時に聞いたお話の中に「子供たちに絵本を読み聞かせすることに意味がある。 すべて忘れてしまっていても大丈夫! 聞いたことは心のどこかにきちんと残っていて それがあるときにひょいと 出てくる・・・・」 というのがあった。 自分が本を読んでもすぐ忘れてしまうが 折りにふれこの言葉を思い出す。 忘れていても 心の奥底に残っていて 人格形成に影響している・・・・と。 だから すぐ忘れるけれど 本を読む。

山で遭遇する生きもの あれこれ

山では 姿は見えなくても様々な鳥の声が聞こえる。 鳥の鳴き声を聞き分けられたら 山歩きがもっと楽しくなるのに…と思うが 音感悪く、耳悪い私には 無理な話。 どの鳥か分からなくても どこで鳴いているか分からなくても 鳥の鳴き声は 山でほっとさせてくれるひと時だ。 うれしかったのは 朝早く近くの山に行ったときに 何か気配を感じ 振り返ると 野兎がじっとこちらを見ていた。 しばらく お互いに目と目を合わせていた。かわいかった~~~ 反面 誰もが嫌う蛇も時々出てくる。同行していた友人の「キャー!~~~~」という叫びのほうがびっくりしたことを思い出す。 猿が群れになって走り回っていたり 山道を逃げていくのも 何回か見ている。 今日は小さな水たまりに 数十匹の オタマジャクシが うようよしていた・・・・ この水が枯れたら君たちはどうなるの? きつねも 目の前を走り抜けたこともあるが 今日は前のほうから犬が走ってきた…と思ったら どうも狸のようだった。すごくかわいかったな~ オコジョか まるでパンダのようにも見えた。 鹿にも時々出会う。鹿の害に 辟易しているのに 名前までつけて「驚かさないで!」などと看板までつけてあるところもある。 鹿の角が外れているのを見ることはしばしばあるし、頭がい骨だけとか、 毛がたくさんもしばしば見かける。  でも 今日は 頭がい骨がついたままの体の骨格そのままのも落ちていた。 もちろん頭には角もついたままだった・・・・・ 山道のイノシシが 土を掘り返しているのは 前日までなかった穴が大きくあいているのを見るとわかるが 幸いにも私はまだイノシシには 出くわしていない。 出会ったことがある人によると まさに猪突猛進だとか・・・