感謝離
『感謝離』いいひびきの言葉! そして 『代謝離』も・・・・ この投稿を書いたのは89歳の男性。 おそらくとても仲の良いご夫婦だったのでしょう。 いつかは 処分しなければならない遺品と こういう風に別れられたら 最高だと思う。 「断捨離」を提唱した やましたひでこさんは この文章を読んで泣いた、そう。 ただ、物を捨てるだけでなく===よけいなものをそぎ落として宝物を再発見===使われなくなったものをご苦労様という気持ちで手放し=== 今の自分にふさわしいものを手に入れ===新しい自分を生きる これを断捨離と言いたい、のだとか。 思いだすことがある。 母が亡くなった時に たくさんの写真を処分したが あまりの枚数なものだから 一枚一枚眺めることもなく ビリビリ破いて ゴミ袋に自動的に詰めていった。 せっかちな性格なのと 時間も限られていたものだから 能率ばかり考えて・・・ その中に 姪が大事にしていた祖母とのお気に入りの写真があったのに気づかず それもおそらく 他の写真と一緒に ゴミ袋に・・・・。 姪に指摘され、あわてて次の日の朝、ゴミ袋を点検したが結局見つからず。 まだデジカメではなかった、と思うが 誰のフイルムかもわからず・・・・あれと同じ写真はもう見ることが出来ない、 姪には申し訳ないことをしてしまった・・・ そして母にも申し訳ない。 いくら捨てるにしても もう少し 一枚一枚母と過ごした時代を思い出しながら 処分するべきだった・・・と。