居場所が ない??

今年になってから いわゆる「ひきこもり」のことが ずいぶん話題になっている。
それも中年以上の引きこもりが多いらしい。
社会での居場所を失った理由も 家庭環境も様々な理由がある「ひきこもり」


そんな矢先、先月 川崎で 51歳の男性が殺傷事件を起こした。
その後、ほどなくして 引きこもりの息子を父親が「社会に迷惑をかける前に・・・」と殺すというなんとも痛ましい事件も起きた。


「ひきこもり」って我々が子どものころからあったのだろうか。
自分にはあまり記憶にはない。
今の社会状況が 生きにくさを生み出しているのでは?というようにも思う。

どういう理由で40歳から65歳の引きこもり状態の人が全国に60万以上にもなったのか?

「8050問題」という言葉もあるらしい。
引きこもる中高年と高齢の親が孤立する状態のことらしい。


知り合いの息子さん、ひきこもっている。たしか42歳のはず。
小学生時代の彼は 学校の先生にとっても親にとってもいわゆる「いい子」で育てやすかった、手のかからない子だったように思う。
ただし、彼は現在 外には出ないが 両親とは話をし、図書館にだけは行く。
まじめでしっかりしていたが 高校、大学と進むにつれ 他人と接触するのに違和感を覚えていったらしい。
でもこの新聞記事にあるように 親がいなくなったら どうするのだろうか。


素人が考えても どうしてあげたらいいのか わからないが 本人はもとより家族の日々の苦悩は 察するに余りある。
これまで 「ひきこもり」は ほとんど男性だと思っていたが この下の切り抜きのように女性もかなりいるらしい。


京都には 「市民の会 エスポワール京都」と言って引きこもりの人を支援する会があるらしい。

もっとも下の記事にあるように「困っている家族の不安につけこんで金儲けをたくらむ業者」もいるらしく どこの社会でも 自分さえよければ 悪いことをしてでも お金を稼ごうとする人がいるものだ・・・・

京都の会のように 様々な方法で 引きこもりの人たちの居場所が たくさん増えるといい。



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