永久の幸福

御池岳へ。
長いこと国道306号線が工事のため通行止めになっていたが やっと開通。
久し振りに鞍掛トンネルの登り口から。

晴天の予報だったが 平日だからか10台くらい駐車しているだけ。

放射冷却現象のため 朝、冷え込んでいたが 上の方に来たら あちこちシモバシラが・・・

ふりかえると 伊吹山、能郷白山、白山、乗鞍岳、御嶽山がはっきり見える。
白山の雪の量にはビックリ! 最近になってからだいぶ寒い日があったから あれだけ積もったのだろう。

鈴北岳をまいて 鈴ヶ岳へ向かう。2時間10分くらいかかった。
にぎやかなグループが何組かいた。
鈴ヶ岳への斜面にはビックリするほどの福寿草。
この春になってから何度も見たけれど 固まってきれいに咲いているのを何度も見に行く。





現在 世界中に新型コロナがはびこっていて いつ終息するか予想ができない。

「福寿」などと言う名前がついているので ちょっとは幸せが 訪れるのを期待して・・・花言葉は 「幸せを招く」「永久の幸福」の二つらしいが 外国では 「悲しき思い出」というらしい。

去年 キクザキイチゲの大きな花を見つけたので 「この辺り?」「岩のそばだったはず?」とキョロキョロ探したが やはり見つからなかった。
そばの木や岩の特徴を覚えていたはずだが 山の様子は常に変わっているから‥小さな花が見つからないのは 当たり前?


登山道にカタツムリをいくつか見つけたが そのうちの一つは下のように大と小がくっついていた。
親子? ただ二つのカタツムリが近くにいるだけ??



ネコノメソウはいたる所に咲いていて ヤマネコノメとヨゴレネコノメがあった。

ヨゴレネコノメ

ヤマネコノメ

昼食の後 西ボタンブチを目指す。
急斜面をトラバースしたので しんどくて「元気だと思っていたけどやっぱり体力落ちてる~」と思いながら歩く。
この辺りではこれまで見たことがなかったけれどヒメウズもかわいい花を咲かせていた。

西ボタンブチの福寿草はほぼ終わっていた。
この場所へ来ると4年前に亡くなってしまったが 花が大好きだったが友人が大喜びして 何枚も撮影していたのを思い出す。


「やはり丸山にも行こう」と目指すが いつもとは違うルートなので 道程が長く感じた。
頂上近くにキクザキイチゲの葉を見つけた。。残念ながら花はない。

頂上(1247m)にも 数組が 食事をしていた。ここのグループは皆さんとても静かな人たちばかり・・・
ここにじっと座っていると 俗世間のわずらわしさを忘れそう・・・・

今日は風もなく 登りでかいた汗も着替えることなくそのままでずっととおせた。
山歩きには最適な日だった。
鈴北からの帰り道 「この辺にたくさん咲いていたのに~」と思いながらキョロキョロ歩いたら 思いが通じたのか キクザキイチゲが一つだけ咲いているのを見つけた。
ピンク系。

カタクリの葉はものすごくたくさんあったが ほとんどが一枚の葉のものばかりで おそらく咲く前にまた鹿などに食べられてしまって残らないだろう。

山全体の樹木の量が10年ほど前に比べて ものすごく減っている。
鹿のせいだけではなく地球環境も変わっているせいなのかも?

新型コロナのせいで おそらく世界も大きな変化をきたすだろう。
何とか被害が最小限になりますように・・・・
といってもすでに全世界で大勢の人々が亡くなっているので これ以上被害が出ませんように・・・と。

コメント

このブログの人気の投稿

牛乳パックで小物入れ

リリアン編み

熊!!あらわる   そして 山を守る使命感!