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1月, 2021の投稿を表示しています

各々のノルマ

 いつも行っている山で数年前に出会った男性「心臓にペースメーカーを埋め込んでいる」と話してくれた。びっくりした。その時には ペースメーカーを付けたら普通の生活はできず そろりそろりと動かなければならないものだ、と私は思っていたから。その後何回か顔を合わせるうち 年齢も私と同じだということも分かった。「年、365回を目標にしている」そうで「雨で来られなかったら その補充として一日2回登ることもある」と言うので「うわー!すごい頑張り屋さん」と感心した。 また80代の好好爺は昨年暮れ「今年はどうにか730回になれそう(この山の登山回数)」と。毎日2往復しているのは知っていたし、雨でも傘をさして登っている人だが その瞬間「違う山に行ったりしているのに??それもいれている?」と思ったが ご本人によると「午後も登って一日4回のこともあるから」だって。立ち止まってほかの登山者とあまりしゃべることもなく ただひたすらせっせと登っておられる人だが 年間730回を目指していたとは・・・   県内の1,000m級の山にも年間数回は登っているらしい。  この彼とは十数年前頂上で初めて言葉を交わしたときに「65歳で定年退職し、その次の日から毎日登っている」と聞かせてもらい、 私もしょっちゅうこの山に登るきっかけになって回数を記録するようになった。ちなみに「自分に負けたらあかん!」とよく言っている。 ある50代の女性、土曜日曜しか会わないのに 平日登山道で出会ったので「あれ?お仕事休み?」と聞いたら 「土曜日こけて腕の骨が折れ、ギプスをしています。足は何ともないので・・・」だって。右腕のけがなので何もできず仕事を休んでいるらしいが 夫は思わず「もしまた何かあったら大変なのに」と伝えた。 もうずいぶん前には この山を一日で8往復した人もいる。百名山を踏破した人で その目標がなくなったためだったか? ひょっとしたらまだ 一つか二つ残していた時期だったかもしれないが・・・・「2,000mとか3,000mの山を登るのと また違いますか」と聞いてみたら 「そりゃ、ずっとこっちのほうがしんどい。もう二度としない」との答えだったが どうして 8往復しようと思いついたのだったか???聞いたかもしれないが忘れてしまった。 5年前に「この間 肺がんステージ4の診断を受けた」と言って出会いだした女性、登るのも早いし

おいしくできた

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 去年しこんだ手作り味噌を 甕から出した。いつも「カビは大丈夫だよね?」と思いながら蓋をあける。 3日間大豆を水につけ、やわらかく煮てつぶし 2月9日に塩とともに甕に。重石をしてきちっと蓋をし、ほぼ一年間床下に保存していた。 2019.2.4しこんだ日にブログにアップしたが その味噌を開けたのは2020.1.22 その時もとてもきれいにできていて おいしかったので 続けてまたしこんだ。 大豆1㎏ 塩320g 9分づき麹850gは前年と同じだけれど これまで何回か作ったみそより色が濃いような気がする。でもちょっと味見をしてみたら とてもおいしい。手作りはちょっとした加減で色も味も変わるのだろう。 これまでの自分で作った味噌にはつぶしきれていない大豆が チョコチョコ目についたが今回はやわらかく煮たせいか ほとんどきれいになっている(みそ汁の時に 残っている大豆がポロンと入っているのも悪くはないけれど(^_-)-☆ この2つの容器のちょうど倍量ほどできた。冷蔵庫で保存する。 「よかった~」とか「何に入れるかな?」などブツブツ言いながら 作業しているのを見た夫が 「また〇〇に送るんだろ?」と。 去年何か送るついでに パックに入れ味噌を送ったときに 息子の嫁〇〇が「おいしくて感動した」と言ってきたものだから・・・  たくさん送るわけではないのだから いつか何か送る時に また食べてもらおう。

漢字であらわす

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年末にその年を象徴する漢字を清水寺貫主が揮毫する。 昨2020年の漢字は「密」だった。これまで私の記憶に残っているのは「金」「令」「災」など。 ベネッセが 子どもたちにアンケートをとったそう。 小学生が選んだ2020年の漢字 票数 主な理由 笑 284 コロナでも笑顔で頑張れた 幸 250 学校に行ける幸せを感じた 新 178 新しいチャレンジ・発見をした 嬉 165 嬉しいことがたくさんあった 悲 164 コロナで学校行事が中止になった 友 161 友だちと仲良くなれた 苦 130 コロナで苦しんでいる人がいる 恋 123 好きな人ができた 心 117 人にやさしくできた 鬼 97 『鬼滅の刃』にはまった すごいなぁ、とても前向き。なんだかほっとした。  昨年2月学校すべてが休校になってしばらくたった時だったと思うが 近所の元中学校教師の男性が「子どもたちがかわいそう・・・」と悲愴な面持ちで言っておられ、その時の表情が忘れられないが 案外子どもたちは うまく適応していたのだろうか・・・? 新聞の声欄にもこんな記事が・・・ この記事に出てくる先生のコメントにも 胸が熱くなる。こんな大人ばかりだったらいいのに・・・ また 別のサイトに 若いお母さんに今年の漢字のアンケートをとりその結果が載っていた。 上位は1位「幸」38人、2位「変」22人、3位「新」21人   今年初めてランクインしたのは「家・病・禍・命・籠」という5つの漢字。 【回答された理由をみると、新型コロナウイルスの 感染拡大 防止による 外出自粛 などの出来事が色濃く反映している】とある。 ちなみに 私も考えてみた。2020年の漢字は    ①怖  3,4月頃は正体がわからない感染症と思い 怖かった   ②怒  政府の対応が悪すぎる!   ⓷呆  後手後手の政策に呆れる 3つともコロナ関連になってしまった!!   ちょっとこじつけもある(笑)   子どもたちを見習って 【この年齢でも元気に普通の生活をできていることに感謝】して   ④ 幸   を入れようか

自然の造形

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登山口近くの道の駅に集合し いつものメンバー5人で御池岳へ。 一年前までは同乗していたが 新型コロナのせいで・・・車中でのおしゃべりを楽しむことはできない。 駐車する場所にはすでに4台の車。 8時過ぎから登山開始。15日から5日しかたっていないが雪の量はすごい! 歩き出してすぐから 上を見上げると木の上に氷が ♬ 15日と同じくらいの場所で 霊仙山を・・・ 途中からは「きれい きれい♡」「しあわせ~シアワセ~♪」ばかり・・・・ 「こんな景色は自然しか作れないよね~~」 「目で見るようには写せないけどね」と言いながらも やめられずシャッターを。 中央奥にうっすらと 御嶽山が見える しつこく画像をアップ。 前回は見えなかった 白山が左側に。右に御嶽山。 真ん中が私。後ろにはREちゃん。写真を写すのが多く、遅れています"(-""-)" かなり傾斜があるところだけれど 下から写すとこうなるのかな? 鈴北岳直下に雪庇が 三人で 素晴らしい景色に見とれている 風紋 わずか2時間ちょっとで到着 前回は3時間半くらいかかったのに・・・ この後私ども二人は スノウシュー装着。 三人は「後ろをついていくから・・・」と。 しかしそのうち「二人とも軽すぎるから 踏み固まれていない!!」と めいめい好きなところを歩く。 雪がキラキラ✨✨光っている きれいだった~~ 奈良から来たという二人連れ 上の画像の直後 カメラのレンズの方向で空の色がこんなに変わって写る 御池岳頂上(1247m) 11時過ぎだったが 風がほとんどなく 伊勢湾が見える場所に移動し 昼食。 今日歩きながら「15日に足慣らしができたから今日はしんどくないのかな。写真を何枚も写したのにずっと短時間で頂上に来ることができた」って思っていたが ベテランUE氏も「15日はしんどくて鈴北岳まで3時間もかかった~」と。 あの日は雪の量が中途半端で 砂利の部分もあって歩きにくかったのかな?? 今朝私は4時起きだったから心配だったのに睡眠不足のことなどすっかり忘れていた。景色にうっとりしていたおかげかもしれないが・・・・・ ウサギの足跡 ドリーネの部分に雪庇ができていた                アルプスが見える景色ともお別れ 帰りは気温が上がってきて 木々の間を通るときには 何度もボトンボトンと雪

予測変換

●「こ」と打ってコロナと 予測変換 し スマホまでもがコロナ禍にいる   高校3年  そうそう!!  コロナって出てくるよね~~見たくないのに…😎 テレビのニュースも毎日毎日 「今日の感染者は〇〇名」ばかり。新聞記事もしかり・・・ だんだんどんな数字にも驚かなくなっている自分がいる。なんだかそれも怖い。ここ滋賀県も医療はひっ迫してきているらしいのに・・・ コロナの記事でも川柳などだと ちょっとプっとなる。    ◎都道府県対抗みたいな昨日今日    指標くらべばかりだよね    ◎この一年何してたのと問うコロナ   ホントニ・・!    ◎雪道を間隔開けてランドセル     これはかわいらしい姿が想像できる    ◎五輪旗は そろそろ半旗の処遇かな   そう、どこの国から来る??    ◎五輪無理みんな言うてる知らんけど                     【 知らんけど は関西の方言。関西以外の人にはニュアンスは伝わらないかな】          ◎対策の遅れをムチでカバーする    そんな感じの罰則規定 こんな俳句も・・・    ◎マスクずらし一口飲んでまた戻す そして短歌も・・・    ◎言う方と言われた方と寂しさは              どちらが強い「帰省はやめて」    ◎あんなにも大騒ぎした第1波 グラフの山の何と小さき    ◎「危機感を共有せよ」と危機感のない大臣が国民に言う 毎年東洋大学が応募し、入選作を発表する「 現代学生百人一首 」34回目の今回は6万5千首の応募作の多くにコロナを題材にしたものがあったそう。 最初に記した 「予測変換」の句もその中の一つの入選作。 つらく大変な日々を送りながらも高校生や中学生の中には前向きにとらえている子もいてほほえましい。 ●この先に今年があって良かったと思える日々があると信じて  高校1年  ●「行ってきます」奇数の君からライン来て「気をつけてね」と偶数の私  高校1年      分散登校だったのだろう  そしてインドア派の子供は ●政府から「不要な外出控えてね」時代が僕に追いついたようだ  高校1年  そのほかの高校生の句 ● 自粛中一人でいること多かった自分の声を忘れていたよ  高校1年 ●街中で咳き込む人を睨みつけ私は既にコロナ脳なり  高校2年 ●コロナ流行り「気をつけろよ」の友のLINE

もう黄砂?

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先週大寒波だったがこのところ平年並みの気温のようだ。 久しぶりに山行を計画。どれだけ歩けるかわからないけどアイゼンとスノウシューを用意。登山口まで入るのに雪が積もっているかもしれないので トランクにはスコップも積んだ。 どうやら工事の車が入っていてそのため、ずっと除雪してあってほぼ登山口近くまで行くことができた。車が一台あり UE氏が来ているようだ。 9時半ころ出発。 最初からアイゼン装着。気温は高め。 久しぶりの降雪期の登山なのでルンルン気分。しかし、アイゼンをつけているせいか なかなか進まず 「こんなに遠かったっけ?」と思いながら歩く。 途中横を見ると雪で覆われた山が見える。 「霊仙山だ、こんなに近くに見えるなんて~」空気が澄んでいたからかほんとにすぐ近くに感じられた。 11時過ぎUE氏が下山してきた。「あれ?声掛けたらよかったね~」と。 「いえいえ、トレーニング不足なので 今日はマイペースのゆっくり歩きで行けるところまで歩くつもりで来ています」 UE氏は 7時に登山開始したという。天気が良すぎて樹氷も何も見えないので鈴北岳で引き返してきた、そう。 左に霊仙山。中央奥は伊吹山。 このあたりから いつもなら 白山や御嶽山が見えるのに どうやら黄砂が飛んでいるようで何も見えない。 雪庇だけはずいぶんあちこちにできていた。 3時間半近くかかってようやく鈴北岳(1182m)到着。スノウシューをかついできたけれど どうやら出番はなさそう・・・・ 残念だけどここで引き返す。 ほぼ同時に登山口に着き  一言挨拶を交わして先に登って行った青年が 「御池岳まで行ってきた」と戻ってきてまたちょっと話した。どうやら浜大津から来ているらしい。アイゼンスノーシューはもちろん防寒具もいろいろ背負っていた。「万全な対策してますね~」というと「今日は 暖かいから無駄でしたね~」と。 夫が「山で出会うにいちゃんは 皆いい子に見えるな~」だって。たしかに~~ 私たちは 1000m級の山に昨年12月は全く登らなかったし 雪の山も去年2月以来のこと。 「やはりトレーニング不足だよね」「しかし これくらいでこんなにしんどいとは・・」「スノウシューを背負っているから(帰宅後スノウシューの重量をはかる  ちょうど1.5キログラムだった)よけいかもね」と言いながら来た道を引き返す。 朝より雪はだいぶ減っていた