認知症って改善するの??

これまでの常識として 早い段階で治療薬を服用すると 認知症の進行を防ぐことができる、と思われていたが NHKのクローズアップ現代で フランス生まれの「ユマニチュード」という方法が紹介され 認知症患者がわずか数十分で改善が見られた、例を見て びっくりし 涙が出てきた。
フランスでは35年も前から研究されているという、
患者さんとのコミュニケーションを豊かにすることにより 症状を改善しようとするもの 》である


認知症の患者は 【記憶する機能が弱まり 自分が置かれている状況がわからなくなり それにより 暴力や暴言、不眠やいらだちなどを引き起こしている】との考えから次のような4つの観点から
患者さんと接することによって 改善が見られる、というのだ


【見る】 ベッドのわきから見下ろすのではなく本人の正面から近づき見つめる

【話す】相手が心地よく感じる言葉をやさしく話しかける

【触れる】 手を握るのではなく 相手の動作がしやすいようにやさしく触れ 下から支える

【立つ】人間は立つことで筋力が鍛えられ 呼吸機能の劣化を防ぐ


◎そばに行って話しかけるときにも 立ったままでなく かがんで下からやさしい言葉で話す
◎タオルで体をふくときなども 「今から暖かいタオルで・・・」とか【横を向いてもらいますね~】など声をかけながら作業を進める・・・・・
                         etc.



実際の患者さんにこの方法で接している場面が放送された。。
それまで家族に対しても暴言を吐いていた男性が ほんの 10分程度で きちんとした言葉で応対するようになり ついには ピース!  まで・・・・・



「何もわからない」などと思ってはいけない!! きちんと接することによって 患者さんが ここまで相手にきちんと対応できるのだ!と感動した。

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