家族ぐるみの・・・・・

この野洲市に住んでおられるSK氏は目が不自由だが 長年フルートほかの笛を小学校などに出向いて子供たちに聞かせたり あちこちでボランティアをしておられる。
世界的に有名なピアニスト辻井伸行さんの ピアノの音色もすばらしく どうしてこんなにたくさんの曲を暗譜していられるのか・・・・・不思議だけれど この坂井さんもレパートリーは相当数ある。
目が不自由な代わりに 素晴らしい音感を神様はお与えになったのだろう・・・

友人MR氏は 彼と他の二人とで カルテットを組んでいて 今回は10周年記念チャリティコンサートを開いた。
チャリティーの対象は県内盲導犬ユーザーの会 「びわこハーネスの会」


この4人組は 草津市で湖南ギターアンサンブルのメンバーで20年以上 コンサートを開いていて 我々も何度も聞きに行っている。

さきらの 中ホールは何人収容できるのか分らないが 今回は ほぼ満員。
内容もすばらしかったし リラックスして聞かせてもらえ 命の洗濯が出来た。
4人それぞれが 何回か トークもしたが皆とても自然体。

目が不自由なSK氏の奥さまはどのコンサートの時にも 必ずそばでエスコートしているし、次の曲の笛も手渡しておられ、まさに典型的な夫唱婦随は有名である。 
4人の似顔絵は メンバーMR氏の奥さま作だが とても特徴をとらえておられる。
また 代表 IT氏の奥さまは 2部の曲の間中 スクリーンに その地のスライドショーを
工夫を凝らして 映し出してくれた。
プログラムを作ったのもここの奥さまらしい・・・・

3人は年齢も全く同じだということだが 10年間こうして一緒にやってこられたということは 音楽に対する熱意はもとより お互いの信頼関係もすばらしいものだろうし 家族ぐるみのお付き合いもしておられる、ということだろう・・・と 思いながら 「すばらしいなぁ~」とつくづく思った。

MR氏は 若い頃から誠実そのもの、数年前には初めて奥様に出会い、お食事をご一緒させていただいたが 奥様も気さくでいて おしとやか過ぎず、はしゃぎ過ぎず、とても感じのいい方だった。

こんなコンサートを開こうとすると 日々の練習量はきっとすごいだろう・・・・・
音楽は生まれつきのものもあるけれど 楽器の演奏はやっぱり一にも練習,二にも練習!!なのだと思う。

どの曲もよかったが個人的には
 久保田早紀さんの 「異邦人」と「アレグロ=マンドリン協奏曲」「チャルダッシュ」が よかった。
MR氏は マンドリンが専門であるが ギターのトレモロも よく響いていて素晴らしかったし
アンコール曲のコーヒールンバでは 得意のマンドリン の聞かせどころが よかった~

もう一曲のアンコール曲「ラディツキ―行進曲」の時に会場の人の手拍子が うまく合っていなくて
かえって気の毒。 
皆乗っていて喜んでいるのは分かるが もう少し抑えておさえてオサエテ・・・と思いながら ちょっとひやひやした。








コメント

このブログの人気の投稿

牛乳パックで小物入れ

リリアン編み

熊!!あらわる   そして 山を守る使命感!