タデアイ
自然観察の森では このところ毎年草木染を楽しんでいる。
その指導者が 『アイは 水でも手軽に染められるので 植える場所があるなら ・・・』と
タデアイの種を分けてくれた。
我が家の庭には 植える場所はないので まずプランターに種を播き 芽がでてきたが それをこの後 どこに植え育てるか 悩んでいるところ。
『アイ』に関する本を SNちゃんが貸して下さったので 下記に少々書き留めておく。
明治8年日本を訪れたイギリスの化学者アトキンソンは日本中が青い色の衣服であふれていることにびっくりした。
羽織り、半纏、綿入れ、着物、手ぬぐい、のれん、・・・・・目にする物の多くは青。
つまりアイでそめられていた。
藍染が日本の暮らしの中に深く根付いていることに感動して アトキンソンは この青のことをジャパンブルーと名づけた。
藍染の着物を好んで着るようになったのは江戸時代初めからで アイ染が身近になったのは木綿の服を着るようになってから・・・
木綿は肌触りも良く 麻などよりも庶民は 値段が紅花ほど高くないアイを使っておしゃれを楽しむようになった。
アイは 全国各地で育てられ、 江戸時代には 『藍 木綿 麻』の3つを 山草(さんそう)と呼んで生活に欠かせない 大切な植物になった。
アイで染めることで 生地が強くなったり 虫除けにもなった。
アイの葉に含まれるのは 透明なインディガンという成分でそれが 空気に触れたり、太陽にあたったりすると インディゴというアイ色の色素に変化する。
インディゴは水に溶けないので インディゴそのものでは布を染めることはできないが そこで生の葉を絞って取り出したインディガンを まず布にしみこませておいて それから インディガンのくっついた布を空気や光に当てることで インディガンをインディゴに変化させて色を出す。
これが 「たたき染め」と「生葉染め」
すくも アイの葉を乾かしてつぶして発酵させ 固めて作ったもの。
葉を乾かすことでインディガンをインディゴに変え これを発酵させることで
水に溶けないインディゴを布に染まりやすい物質に変えている
「すくも」で染めるやり方は 『建て染め』という
すくもを丸めて乾かしたものを『アイ玉』という
長期間保存できる
アイで染めた色
染めの回数が少ないほうから
〇瓶のぞき 〇浅葱 〇はなだ 〇熨斗目 〇藍 〇紺 〇カチン
カラーについては 下記を参照
http://www.colornavi.net/52/dic.html
その指導者が 『アイは 水でも手軽に染められるので 植える場所があるなら ・・・』と
タデアイの種を分けてくれた。
我が家の庭には 植える場所はないので まずプランターに種を播き 芽がでてきたが それをこの後 どこに植え育てるか 悩んでいるところ。
『アイ』に関する本を SNちゃんが貸して下さったので 下記に少々書き留めておく。
明治8年日本を訪れたイギリスの化学者アトキンソンは日本中が青い色の衣服であふれていることにびっくりした。
羽織り、半纏、綿入れ、着物、手ぬぐい、のれん、・・・・・目にする物の多くは青。
つまりアイでそめられていた。
藍染が日本の暮らしの中に深く根付いていることに感動して アトキンソンは この青のことをジャパンブルーと名づけた。
藍染の着物を好んで着るようになったのは江戸時代初めからで アイ染が身近になったのは木綿の服を着るようになってから・・・
木綿は肌触りも良く 麻などよりも庶民は 値段が紅花ほど高くないアイを使っておしゃれを楽しむようになった。
アイは 全国各地で育てられ、 江戸時代には 『藍 木綿 麻』の3つを 山草(さんそう)と呼んで生活に欠かせない 大切な植物になった。
アイで染めることで 生地が強くなったり 虫除けにもなった。
アイの葉に含まれるのは 透明なインディガンという成分でそれが 空気に触れたり、太陽にあたったりすると インディゴというアイ色の色素に変化する。
インディゴは水に溶けないので インディゴそのものでは布を染めることはできないが そこで生の葉を絞って取り出したインディガンを まず布にしみこませておいて それから インディガンのくっついた布を空気や光に当てることで インディガンをインディゴに変化させて色を出す。
これが 「たたき染め」と「生葉染め」
すくも アイの葉を乾かしてつぶして発酵させ 固めて作ったもの。
葉を乾かすことでインディガンをインディゴに変え これを発酵させることで
水に溶けないインディゴを布に染まりやすい物質に変えている
「すくも」で染めるやり方は 『建て染め』という
すくもを丸めて乾かしたものを『アイ玉』という
長期間保存できる
アイで染めた色
染めの回数が少ないほうから
〇瓶のぞき 〇浅葱 〇はなだ 〇熨斗目 〇藍 〇紺 〇カチン
カラーについては 下記を参照
http://www.colornavi.net/52/dic.html
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