ヒスイ色

大阪の東洋陶磁美術館へ行ってきた。

大阪へ行くJRの車中からは ブルーシートを屋根にかぶせている家がたくさん見受けられた。
6月の大阪地震?それとも今月初めの台風21号?
おそらく台風の強風によるものだろう。
あちこち被害が多くて修理業者もなかなか来てくれない、ということも聞いている。
ブルーシートに石などで重しをしているよう・・・・

明日また大型台風24号がが接近するとの予報、あのような家はますます被害が大きくなるのでは?と気の毒。


秋雨前線の影響で連日雨ばかりだったが 今日は快晴。
大阪は人が多い。

50代初めての海外旅行で 台北の故宮博物館で見た青磁の色の美しさに魅せられ、 青磁に興味を持った。
透明感のある青緑色(こんな色の表現では言い表せないが・・)が 何とも言えず美しい。

高麗青磁の作品約250点。
さすがに見ごたえがあった。

一部撮影禁止の作品もあったが 可能なものいくつかをコンデジで撮った。
ガラスケースの中のものを写しているので せっかくの作品の良さが半減されているが
思い出に残すためにもここにアップしておく









この模様は上部の波模様も含めすべて 象嵌。
びっくりしたが 今回の作品の多くは象嵌の模様が多かった

この細かい模様もすべて 象嵌

今回最もひかれた作品のうちの一つ
水注
画像で見るより実際の方がもう少し細型だったよう・・

上の作品
やはり実物より丸く写ってしまう


写真では色がうまく出ていなくて残念!

ヒスイ色が比較的わかりやすい作品
捩り花の模様の間に花が描かれている

これは枕

この字も象嵌の手法

水滴
こんな水滴をつかったら書のうでがあがったかも?

この二つも水滴

唐草の透かし模様

大きな蓋つき容器の中に小さな5点が入るようになっている

この3つの精巧な模様!!

2種類の土を混ぜて焼いている
(簡単に言うとマーブルチョコ!!みたいなもの)


梅瓶(めいぴん)
大名クラスの人が使う容器を梅瓶というらしい
これには蓋があったはず・・と。

水注
タケノコ型が面白い

承盤(水注とセットで使われる)
水注の中のものを温めるかもしくは冷めないようにするもの
しかし、この承盤は 水注とあまり大きさが変わらないため
持って運ぶ時のお盆のような役目をしているのかも?とか

陶板
これも象嵌
色も柄もすてき!!



このフォルム!!
下の部分は8つにわかれ2種の花が交互になっている

舎利容器つまりブッダの遺骨を入れるもの
高さ7,8㎝

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