キモトタケサキ

自然観察の森の第2回講座の日。   「がりがりプロペラを作ろう」


木元竹先(キモトタケサキ)とは
木を割るときは元口から、竹を割るときは末口から
その方がきれいに切れるのだそうである。


まず竹用のこぎりで竹を切り なたで竹を割く。
竹用のこぎりで等間隔に削り金属ヤスリで溝を作る。
プロペラは なたで竹の厚みを薄くする
プロペラを釘でがりがり棒に取り付ける。

受講生たちに竹を切らせたが 「森の子」の活動に参加している子どもたちも 大勢いるので のこぎりの使い方も皆上手。

なただけは 子どもたちにさせるのは危険を伴うので 我々サポーターが 支えていたり
木槌をうつ段階だけ子どもたちにさせたり…

プロペラを均等の薄さにするのが大変で やすりで 気長に削っていく。
そういう部分は子供たちの方が上手。

だれのプロペラが一番きれいに長くまわるか 競争することは 時間切れで 出来なかったのは残念。
大勢で作業していたし いろいろな刃物を使用するので けがをさせないように気を付けた。
幸い 誰も指一本傷つけなくてよかった~~





プロペラがよく回っている!!


その間に 水源涵養(すいげんかんよう)のことを学んだ。
①森は緑のダム
②森林は生き物の家
③森林からの恵み
④森林は地球を救う




画像にあるような2種類の山(森林のある山 森林のない山)を用意して 同じ量の水をまき(雨を降らせ) 川に流れていく水を観察させた。

実験に先立って 

Ⓐ出てくる雨水の量
Ⓑ出てくる雨水のスピード
©出てくる雨水の色

これらを受講生に考えさせ  予想を発表させたが どの子もしっかり ほぼ正解に近い答えを話した。

ただ この狭い山でさえ、かなりの時間差があることに皆 感動していたようだ。

雨がほとんど降らず 活動できて 幸いだった。


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