アイゼンの落とし物

明日から数日間天気が崩れる、という予報。
武奈ヶ岳へ…というお誘いをうけ、同行させてもらうことにした。

我が家7時出発。イン谷口から 8時10分発。
歩き出すとすぐ暑くなりそれぞれ上着を一枚ぬぐ。
青ガレ近くなったら 雪が少し・・・
風がほとんどなくて歩きやすい。
青ガレの雪

正面谷には このようなツララが何ヶ所か・・・

金糞峠近く

金糞峠までは先行者の足跡があったが その後は今日の一番は我々のようで  新しい足跡をつけながら歩く。

いつもの『武奈への近道』を登る。
キョロキョロ木々の上を眺めるがやはりキノコはもうなさそう・・・・


 モリアオガエル
先頭者に踏まれたらしいが
なぜこんなところに???
冬眠していたのに昨日まで暖かかったから出てきていたのかしら

昨日この辺りも冷えて 少しミゾレ状のものが数回降ったので 比良の山も昨日の雪が積もっているのだと思う。

コヤマノ岳近くなったら真っ青な空に わずかな霧氷が見られ 「アイゼンをつけるほどの雪はないけれど 冬山気分を味わえ、 景色を見渡せ、今日はサイコー!!」といいながら歩く。




白山が 見える



伊吹山

これも白山



下に見えるのは
琵琶湖

もうすぐ武奈ヶ岳頂上

3時間10分弱で頂上に着いた。
御嶽山 乗鞍岳 が 見える
せっかくの景色なのに 液晶画面がはっきり見えなくて
よい画像を写せなくて残念


遠くの景色が見渡せ、「あれが〇〇ー」「あれが〇ー」と言っていると そばにいる人が話しかけてきた。
長野県(東御市 とうみし  ←全国難読市ランキングトップ)から来たという男性は 「100名山のうち90くらい登っているが 滋賀県の山に登りたくてここに来た」そうで 明日は霊仙山に行くとか。
醒ヶ井駅まで行ったらよい、との説明を受けていた。

もうひとり 京都からきたという女性には AG氏が 「ぜひ青葉山へ行ってみてー。あそこにしかない花が咲くから」と出身地の山の宣伝をし、 〇〇には ヤマシャクヤクが・・・・○○には キクザキイチゲが・・・〇〇にはクマガイソウが・・・と説明していた。


冬の武奈はいつも風が強いが 今日は穏やかで風もほとんどなく暖かいのでじっくり景色を見ながら昼食をとることができたし こうやって 出会った人たちと情報交換もできた。 

帰りは八雲が原を経て北比良峠,ダケ道を下る。
2時間半くらいかかったかな。

26,000歩くらい
サザンカがとてもたくさん花をつけていた。
色がとてもきれい!


登りで金糞峠を過ぎて 急登を歩いているときに 雪の中に落ちているアイゼン(モンベル製 12本爪)を見つけた。
おそらく昨日の登山者が 帰りにアイゼンを外し 後ろにぶら下げて下山しているときに 落としたのに気づかなかったのだと思う。
片方では 役に立たない。
どこかで落としたのに気づいても戻る余力がなかったのかな、気の毒。
傷もついていなく おそらくとても新しいアイゼン。

帰りに下の事務所の前に置いてきた。
もし 落とした方がこれを見て取りに行ってくれたら…と思い  あえてここに記載。

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