いつの間にか秋・・・・
市内にある大笹原神社は 本堂が国宝に指定されている。
そこの奥に アケボノソウが咲いているとの情報が入り 見に行ってきた。
すでに男性一人が 本堂に手を合わせていた。ここをお参りする人はめったにいないらしくいろいろ聞かれ、ご自分のことを 「数え年84歳だけれど 雨以外は毎日のようにここにきている。500回になる」と話してくれた。そして火災のための防火装置として 火が出ると自動で消火栓が働き 噴水が起きるような装置が設置されているということも教えてくれた。檜皮葺の屋根のカーブは美しい。
横に「寄倍の池(よるべのいけ)」と説明のある池があった。底なし沼があり 昔水不足が続いて神輿を二基沈めて祈願したら 日照りが続いても枯れることがなくなったのだそう。
「アケボノソウは 奥にある」と聞いていたので 林の中に入っていく。でも 「日の当たるところにあるはずだから あまり茂っているところではないはず・・・・」など思いながらきょろきょろ歩く。
あった~~~それもたくさん 1mくらいの高さになっているのもある。
アケボノソウはリンドウ科センブリ属
この花を見るといつも思う。どうしてこのような不思議な色合いなの?この点の色の違いはなぜなの?
『クリームがかった白い花冠を夜明けの空に,暗紫色の小さな点や 緑がかった黄色の点を星に見立てたところから 名づけられた』のだそう、この大きめの点は蜜線でここに虫たちが集まってくる。
少し離れたところには 高く伸びたものがあった。わかりにくいが右、中央、左すべてアケボノソウ。
アケボノソウが固まっていたところに セキヤノアキチョウジもすごくたくさん咲いていてきれいだった。この色もとても素敵。秋らしい。
また 林の中の方には 「ハグマ」の仲間だとおもわれる花があった。上の方は枯れていて終わりかけだが・・・・
先日横山岳で見た「モミジハグマ」だろうか? ずいぶん葉に光沢があるので違うかもしれない
また違う場所ではツリガネニンジンが美しく咲いていた。キキョウ科ツリガネニンジン属 この花も秋を感じさせられる
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