植物観察の山歩き

普段は あまり山歩きをしていない京都在住30代女性に頼まれ 釈迦岳近辺を歩いた。
暑くもなく 寒くもなく 雨の心配もなく 絶好の日和で 時々木々の間から見える景色は遠くまで見渡せ素晴らしかった。めずらしく琵琶湖の湖面の色まで十分見ることが出来た。 
歩きなれていない人と一緒だったので ゆっくりなペースだったから なおさら 景色の素晴らしさを堪能出来た。

「ピークをめざす山登りではなく 木々をみたり景色を眺めたい」と言う希望通りの山歩きが出来たかもしれない。
今日は 天気も心配なく最高だけれど毎回 そういう日ばかりではないので まず、靴、そして着るものなど きちんと山用のものを そろえていくように・・・・と の助言も素直に受け入れていた。

シロモジ、ナナカマド、ヤマボウシ、 ブナ、 柏、シャクナゲ、ツバキ、 ヤシャブシ、杉、ヒノキ、ススキ、ウルシ、クヌギ そしてアスナロなど いちいち夫の説明を聞きながら 学習?? していた。

普段歩き慣れていないのに ゆっくりなペースとはいえ、 総歩行時間は 5時間を超えていたけれど あまりしんどがることもなく 若いっていいなぁ  と しみじみ感じさせられた。

「リフレッシュできた~」と とても喜んでもらえ 我々もほっとした。
来週からまた仕事にがんばってもらわなくては・・・・・





ママコナ


タツナミソウ
タツナミソウには種類が多いが こんな時期に咲いているのは珍しいのでは? 




ヤマボウシの実
今年は花が豊作だったから 実もものすごくたくさん


木をゆすって実を落としてだいぶ食べたが
すでに落ちているものの方が甘くておいしい・・ということがわかった
このヤマボウシの実をしゃぶりながら彼女 曰く
「父が家を新築するのですがこの種を植えたら生えてきますか?」
さすが~若いなぁ・・・・ 
種を植えて木が大きくなり実がなるまでには何年もかかるぅ~
そういえば 椿の実も見つけて それも家に帰って植えてみる! と。





ナナカマド
これまで見たことがないほどたくさん実をつけている
青空に映えてとてもきれい

すでに紅葉していたブナ
ブナの葉は 谷の部分が葉脈があるらしい


八雲が原にたくさん咲いていたウメバチソウ
木道からしか写せないのが残念

彼女はトリカブトを見たのも初めてだったよう・・・・


八雲が原から 金糞峠への 沢沿いにあったツリバナ
風に揺れていて きれいに写せなくて残念



金糞峠からの下りは一番緊張したそう・・・正面谷も青ガレへの下りも
そりゃ 初めてだと怖いと思う。
途中「カクレ滝」にも寄り今日の山行の〆


      ☆ ★ * ✿ ☆ ★ * ✿        ☆ ★ * ✿ ☆ ★ * ✿ 

下山してきて アイホンを見たら 「御嶽山噴火」のニュース!

何度も行ったことがある山だし 鈴鹿の山々からも天気の良い日には 御嶽のどっしりした山を見てはほっとしていた・・・・・


とてもショック!!
あのきれいな青色のたくさんの池や コマクサ群生地はどうなるの???
ハクサンイチゲもたくさん咲いていたよね・・・・・・

でも 惨事のニュース画像を見たらそんなこと言ってる場合じゃない。
福知山や広島の土砂崩れなど災害続き。     
自然はやはり恐ろしい









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