逃げたっていいんだ


2日連続で新聞に 「男らしさ 女らしさ」や 「男が生きる 女が生きる」ことについての記事があった。
性同一性障害の方たちの同性婚の話などのほか 会社という組織の中では 【男が女を養う】ということが当たり前になっている部分があったり、 家庭の中でも 男は「自分の給料で妻子を養っている! 生活のために妻を働かせるなんて・・・・」 という考えの男がまだまだ多いそうである。

でも、今の世の中 昔と違って 営業成績がいいのに 「肩たたき」に あうこともあり そうなると たちまち生活に困ってしまうが 妻を働かせることに抵抗を感じる男たちが多いのだそうである。

そのような悩みを抱えた男性たちの相談に乗るカウンセラーが 作家レオ‐レオニ の 「ひとあし ひとあし」を読み聞かせる,という。

動物の体の大きさを測る冒険を続けた尺とり虫が 最後に 意地悪な鳥から 「私の歌をはかってごらん」という難題を突き付けられた、出来なければお前を食べてしまうとも言われた、さぁ どうしたと思う? 

男性たちは 「仲間を集めて知恵を絞る」   「歌を採点する」  のような
どう解決するかばかり考えていた彼らは 絵本にある予想外の結末に拍子抜けした、そうである


その答えは 「逃げる」 だそうである  


          ひとあし ひとあし

しゃくとりむしは こまどりに みつかり たべられそうになるが、しっぽの ながさを はかってやり たすけてもらう。

よろこんだ こまどりに つれられ ふらみんごの くび    

おおはしの くちばし 
さぎの あしなどを はかっていく。

あるあさ ナイチンゲールに であい そのうたを はかるように いわれる。
できなければ たべてしまうぞと おどされて。



かたちのない うた どうやれば はかれる?

そのとき しゃくとりむしに いい かんがえが うかんだ。
それは?
  


      *  *  *  *  *  *  *



確かに・・・・・ 
子供が学校でいじめなどにあった時などにも 「学校になんか行かなくったって ・・・・」という考えがあれば 子どもたちの自殺がぐんと減る ということを聞いたことがあるけれど 発想を転換して 「逃げる」という選択肢を 常にどこかに持っていれば この世の中は もっと生きやすくなるのかもしれない。

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