玉ねぎ 50㎏  (*^_^*)

今朝のラジオで 「体重50㎏の人なら 玉ねぎ50㎏食べなければならない」と耳にはさんだ。
え? 玉ねぎ? 50㎏? 何それ?

 〇〇を食べれば癌にならない、血圧が下がる、ダイエットになる、若返る、などの 食品の情報があふれかえっていて あたかも それを食べれば  たちどころに症状が改善されるかのように勘違いする消費者が大勢いるというのである。

群馬大学の名誉教授がそういう情報に警鐘を鳴らしているそう。

玉ねぎ云々というのは 「玉ねぎを食べれば糖尿病が治る」という テレビ番組に対して 「そういう情報は全く量的な事には触れていないことに問題があり 実はその効果が現れるのは ・・・・・」という話しの一部を聞いたようだ。




フードファディズム というらしい。

以下 ウイキペディアより抜粋

食べもの栄養健康病気に与える影響を、熱狂的、あるいは過大に信じること
科学が立証したこと以上にその影響を信じ固執していることであり、科学が立証したことに関係なく食べものや栄養が与える影響を過大に評価することである
科学が立証したことよりもその影響を信じ固執していることである
マスコミで流されたり書籍・雑誌に書かれている「この食品を摂取すると健康になる」「この食品を口にすると病気になる」「あの種の食品は体に悪い」などというような情報を信じて、バランスを欠いた偏執的で異常な食行動をとること




以前  昼のテレビ番組で たびたび 〇〇を食べると 痩せる、健康になれる、血圧が下がる、がんにならないetc. などと特定の食品(たとえば ブロッコリー)を挙げるとスーパーのその日の午後から 食品売り場にその食品がなくなる・・・と聞いたことがあった。

緑茶を毎日10杯飲むと癌にならない、などと言うことも聞いたことがある。
コーヒーも一日5,6杯飲むと ◎◎にならない・・・・  などとも。

大体において 一日にそんなに飲料を飲んでいたら 腎臓に負担がかかって 癌にならなくても腎不全で 命が縮まる・・・・のでは?と思って聞いていた。

誰でも 健康で長生きできれば・・・・と願うのは当たり前だと思うけれど 健康をテーマとする雑誌(月刊)の広告を見ていると  「〇◎を食べれば  ~~だ」 「◎〇で癌が小さくなる 」と
毎月のように出ていて おかしい~と思っていた。

一日三度の食事についても 「朝をきちんと食べることで健康が保たれる」という人がいるかと思えば 「朝食を抜くことが 元気の秘訣」と言う人がいたり 果物は食事の前の方が・・・・という人や
食後の果物は金! などと言う人もいて・・・・・・
その時その時によって 変わってきている。

そういえば 「我が家は朝はほとんど米飯で  納豆をよく食べる」 と話したら   友人が 「納豆は夕食に食べるのがいいんだよ」と 真剣に忠告してくれた。
きっとその頃のテレビ番組で 「納豆は夕食後に食べると・・・」という話題が出ていたのだと思う。

要するに いろいろな食品をバランスよく食べること、できればその季節のものを食べること、そして出来れば 「地産地消」 住んでいるところの近くで採れたものをなるべく食べるようにすることが大切なのではないか・・・・・


テレビなどは視聴率をとろうとすれば 「〇△を食べると痩せられる」などをうたい文句にすると
視聴者が多くなるのだろうし 業界などでも自分たちに都合の良い研究データを流し 利益につながるようにしたい、という意識が働いているように思えてならない。



追記



この本を読んでみると 玉ねぎ50㎏というのは 体重50㎏の人が毎日それだけの量の玉ねぎを食べ続けると  糖尿病に効果がある、ということのようだ。

要するに 食べ物はまんべんなく、いろいろな種類を、食べ過ぎのないように摂取するのが一番よいということ。

私の母は 食べ物を選ぶ時に 値段は気にしていたかもしれないが 添加物などに関してはノーマークだったように思う。
それどころか戦中戦後、大勢の子供たちに食べさせることだけで頭の中はいっぱいで 栄養価(栄養のバランス)さえもそれほど考えてはいなかった・・・・だろう。
でも満96歳まで 元気で生き 亡くなる寸前の10日余り入院しただけだった。
また 姑は 「同じものばかり食べるわけないのだから よほど どぎつい色がついているものなどを避けていれば 何を食べても大丈夫」などと言っていた。 亡くなったのは94歳。

二人とももちろんフードファディズムなどと言う言葉など知らなかっただろうけれど ある意味とても正しい食生活だった・・・・と言うことだ。



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