男の子と虫

森の講座の日。
今日は竹馬つくりの日。
竹をそれぞれのこぎりで自分好みの長さにカット。
のこぎりの使い方は 最初ぎこちない子でも 2度3度と使っているうちにだんだん上手になっていく。子どもはすごい。 
紐をつけ 好きな柄に着色。
出来上がった竹馬に嬉々として乗って歩いている子もいれば 「もういらない」と さっさと森の竹馬置き場においてくる子もいて・・・・












30分足らずの森の中の観察では 男の子たちはクワガタを見つけ大騒ぎ。
クワガタを見つけると一気にテンションがあがる。

さすが 自然たっぷりのこの地には カラスか何かの鳥にやられたクワガタの死骸があちこちに落ちているし(半身でまだ 動いているのも・・) あっという間に2匹のクワガタを捕まえた。
ここでは動植物の捕獲を禁止されているので そっと森の中に放すよう、うながす。
名残惜しそうにしながらもどの子も 「ここではとってはいけない」ことを理解しているので 逃がした。





ナギ
葉の左側に写っているのはほかのものの葉!!
ナギは 子どもたちへのクイズに出されていたものだが 葉脈を観察させる目的。
マキ科ナギ属だそうだが 私も初めて観察しきれいにそろっている葉脈に感動した。


午後は 「子どもたちに接するうえで 困っていることや 教えてほしいこと」を 講師の方にお聞きした。
私はここでのサポーター歴は14年目になる。
子どもたちはそれぞれにかわいいし、森で一緒に活動することで私も多くのことを学び、感じさせてもらっている。
今の社会情勢は我々の子育てのころとはずいぶん変わってきている。
若いお母さんの中にもとてもしっかりしている人ももちろん多いが ?? と思うような保護者も中にはいて おこがましいが「今の親が伝えられないことを少しでも伝えることができたら・・・・」という思いでこの活動を続けている。
今日は我々サポーターが感じていることを話し それに講師がアドバイスしてくれる形をとる話し合いだった。
その時その時に対応の仕方も違うだろうし 子どもによっても違うので 一概に言えないことも多いと思うが いろいろな意味で大変参考になった。
「けがをさせないように…」ということはこのようなボランティアをするうえで大切なことだと思うが なるべく子供たちに任せ手を出しすぎない、ということも頭に入れておかなければならないことで その辺りの兼ね合いはむずかしい。 
基本的には 「子どもたちへの愛情があれば…」との思いで ふだんの活動ではサポートしている。

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