NAO ちゃん

この冬,２月８日から25日まで　平昌で行われた五輪。
もともと運動音痴の私は　あまりスポーツ競技をテレビでも観戦しない。
冬の五輪はずいぶんいろいろな競技があり　ルールも詳しくは分からないものがほとんど。
世間では　オリンピックの話題が飛びかっていたけれど　あまり興味はなかったが　スピードスケートの　高木選手や小平選手のことは　なんとなく認識していて　小平菜緒選手は　顔も私好みで　態度も凛としていて　注目していた。
主将にになったし　「奈緒ちゃんだけ見ればいい」と言っていたが　たまたま　姉のところにいる時に　500ｍで小平選手が金メダルをとった場面をテレビで見た。

日本女子スピードスケート初の金メダル、そして小平選手自身も初のメダル、31歳で頂点にたった。

このところ　将棋の藤井聡太6段をはじめとして　いろいろなジャンルでで若い10代が活躍しているが　小平選手は31歳。　

小平選手は　世間的には遠回りをしていると言われているらしいが　数日前の新聞にインタビュー記事があり　とてもしっかりした考えの選手であることがわかった。

【自分の生き方は目の前の人生を好きな方向に一歩ずつ進んでいくこと】
【高校、大学卒業時に実業団からの誘いを断り　「そうした枠の中では自分は成長できない、何年後かの自分を想像して伸び続けていられるかを考えた。スケート以外の人との出会いや経験を通して人間の幅を広げたいと思った】
【遠回りと言われるのは　すすむべき道を自分で選択してきたからだと思う、周囲に流されない分、流れに逆行しているのだろう、でも自分はこうしたいという心の芯にあるものに従って動いてきた】

スポーツの世界では31歳は決して若いとは言えないのかもしれない。
でも　たった31年しか生きていないのに「金メダルは名誉だけれどどういう人生を生きていくかが大事」　　　何んという名言！！
【多くの人とのつながりが自分の夢に向かう情熱をつないでくれた】

【結果が出なくても自分を見守ってくれている家族や周りの多くの人たちの存在に気づき
結果を出したいという強い欲がなくなったからこそ　今回のオリンピックではメダルをとれた、と思う】

そしてこんなことも言っている
【ガンジーの言葉　「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」に出会い、自分の中に種をまかれたように自力で解釈し、行動に移し　その種を成長させることに楽しみを感じている】と。

オリンピック後の試合については　よく知らないが　その後も精進し続けているのだろう…すばらしい　　奈緒ちゃん応援しているよ～～～


追記　　2018.4.20　　新聞記事