洞窟

サッカーの練習をした後、仲間の誕生祝をするために洞窟に入り その後の大雨の流入で
出てこられなくなっている…というニュースを聞き 「なんとむごいこと!」と
当然助からないものと思っていた。

タイのこと。
二日前に「13人全員無事で見つかった」とのニュースが流れ よかった~」と、と思うと同時にびっくりした。

穴の入り口から 5㎞も奥にいるらしい。

そんなに長い洞窟があると思わなかった。
一人の指導者が 少しの食べ物(誕生祝のためお菓子があったらしい)を皆で分かち合っていた、ということと 水分は洞窟内で補給していたらしい。
しかし 洞窟内には増水した雨水がたまっている場所が何ヶ所かあり、水深10m近くもあるところもあるのだそう。

13人元気だとはいえ、体力は当然落ちているだろうし 長距離を連れて助け出すのは無理があるだろうし 外から岩盤に穴をあけ 救出する方法についても検討したとか。
しかし 外からでは 避難している場所を特定も出来ないし 洞窟が崩落する危険性もあるということで 穴をあける救出方法は避けるらしい。

もちろんポンプで 水を排出しているが水位は徐々にしか下がらないらしい。
タイは今雨季らしいが 何とか排出量より多い雨が降ることのないように・・・。

浸水している5㎞もの距離を伝って外に連れ出すのは 相当の技術を要するとのことで 
少年一人一人に潜水訓練をうけさせ 一人につきダイバー二人がついて 救出する方向になっているとか。

暗黒の場所で 10日近くも不安な時間を過ごした精神力もすごいと思うが 25歳の指導者が 「体力を消耗しないように無駄な動きはするな、 水は上からしたたり落ちてくるものだけを飲むように・・・」などのアドバイスをしたというし 少年たちだけではなく良識ある大人がいてよかった~ 
窮地に追い込まれたときに 冷静に判断に行動できる人ってすごい!!すばらしい!!


体調を診る医師も少年たちに会い、もちろんゼリー状の栄養剤などを口にすることもでき 見つかってからは 体力も回復してきているそうだが 全員救出には相当の日数を要するだろう。
最後の一人まで ぜひ 元気に救出 出来ますように。



しかし、世の中全く何が起こるか分からない。  この頃特に・・・・

これまで どこかで地震や土砂崩れがあると 「滋賀県は何もなくていいところだよね~」という人がいるが  断層が多いこの地域にだって我々が生きている間に 大地震が起こる可能性も十分あるし 数日前には県内で竜巻の被害を受けたところもある。
今日も明け方からかなりの雨が降り 県内でも大雨警報が出ている個所がたくさんある。
大きな被害が出ないことを祈る。
ラジオを聞いている途中に 何度も何度も「番組の途中ですが ここで気象情報を・・・」と中断される。
兵庫、大阪、京都などで 避難指示がでているよう・・・

まさかここは何事も起こるまい…などと思ってはいけない、ということだと思う。
 



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