絶対音感

先日来猛烈な暑さが続いている。
ラジオ放送では一日何回となく「熱中症に注意してください。こまめに水分をとり クーラーを適切に使用して休養もとってください」などと放送される。

自然観察の森7月例会の今日、 研修室はびっくりするほど冷房が効いている。
猛暑のせいかどうか出席率はあまりよくないが 出席している子は 元気いっぱい。

同じようにサポーターをしているTKちゃんが 染色のことで新聞に掲載された。

今日の活動は  まずこの森に常備している木琴の点検及び 修理。
竹を切り 各班担当で ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド を並べて 木づちでたたき長さを調節。
なかなか 音を合わせることは難しい。 
たたく係の子は コン  コン  コン と 何度も何度もたたくものだから  よけいだんだんわからなくなってくる、
「絶対音感に自信がある人?」と言うと手を挙げた子もいるが  なんだか怪しい・・・
でも 竹での製作ならこんなものじゃないの?? 
竹が乾燥してくるとまた音程も変わってくるだろうし・・・








外での作業の後は 部屋に入れ少し休憩させてから 森の中を観察。
今の時期は 花は全く咲いておらず 観察する植物は 半夏生のみ。

「何か虫、いないかなぁ?」とキョロキョロするが シオカラトンボとイトトンボ、あとはアリの巣を一つ発見くらいか・・・
しかし クヌギの木に クワガタがいて 大喜び。
もちろん観察のあとは 森に放す。


その後は研修室で 竹の笛つくり。
今の子はこういう時でなければ 小刀を使うこともないのだろう。
四苦八苦してはいたが 何とか笛らしいものができそれぞれ満足していた。




3時間余りの作業だが 終わったらどっと疲れが・・・。
つい「暑い 暑い」と口をついて出る。
夕方のニュースによると京都では38℃を超えたというし、大阪の鉄道は線路の温度が高くなりすぎたので 運休しているとか。
やはり 温暖化が進んでいるということか。



☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


でも 先日来の豪雨被害の人たちのことを思うと 自分たちが愚痴をいうのを控えなければ…と思ってしまう。

平成になってから最大の豪雨被害だという。
11府県に【大雨特別警報】が出された。
14日現在200名近い人が亡くなり 行方不明者も50名近い。
土砂崩れによる家の損壊の戸数もすごいが 床上浸水の家の状態を見ると あの泥を掃除し どうやって元の状態に戻すのだろう…と 同情する。
つくづく 水の威力の怖さを思い知った感じ。
高く積み上げられた家具、電気製品のごみ、食料品などのごみも大量で処理場まで持って行くまでに ハエなどの虫の発生もすごいだろう。
この暑さの中、泥の掃除などしている人のことを思うと 自分がこの暑さを嘆いているのが申し訳なくなってくる。

梅雨がないと言われていた北海道付近に6月末 梅雨前線が停滞していて それが南下した時に九州地方に台風が来たり‥とかのいろいろな悪条件が重なったらしいが  それにしてあっという間に堤防が決壊するのをみると 災害というのはいつどんな形でやってくるのか ・・と思う。
岡山県倉敷市真備町が 浸水している写真が出ていたが 町全体の家がほとんど一階の屋根付近まで水がついており 高齢者や足の不自由な人など非難する時間さえなかったらしい。
今回被害にあった多くの方々も前日まで「まさかここは…」と思っていたのではないだろうか。 

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