勝負への執念

年末放映されたドキュメントを見た。


葛西紀明選手、 ソチ五輪への出場。 
7回目のオリンピック出場だというからすごい。彼の名前を聞いて「え?あの時の?」と思い新聞で写真を見て 「あれからずっとジャンプをしているんだぁ~」と 感慨深かった!


長野五輪は1998年、当時90才前だった亡き母はすごくスポーツ音痴だったが
テレビでジャンプを見て 原田選手のファンになった。
原田選手がテレビに出てくると機嫌がよくなった。
その後も長い間  原田選手を応援していた。


葛西選手は あの時の五輪にはけがで出場できなかったが 今回このドキュメントを見て 「あの時の悔しさが ばねになって 今もジャンプに挑んでいるんだ~」と知った。


あの時には 20歳の舟木選手が出て 勝負を決める舟木の滑走の前に原田選手が 吹雪の中 泣きそうな顔をして 「フナキ~~」と祈るようにつぶやいていたのが印象的。 
金メダルが決まってインタビューを受けた時にも 原田選手は長い時間涙が止まらなく何を聞かれても涙、涙/・・・・・だったのも誰が覚えていることだと思う。


原田選手は その前の大会で自分の失敗で団体優勝できなかったことをすごく悔やんでおり またこの五輪の時にも1回目は飛距離が伸びず 「また 皆に迷惑をかける~」と 落ち込み悔やんで気持ちの整理ができなかったという。


しかし あの日雪の降り方がすごく  [  危険だ、]   ということでジャンプ競技を少しの時間延期された。 
その時間があったおかげで原田選手は 落ち着きを取り戻し 大飛距離になって金メダルにつながった。
そのことは 我々にとっては すごく感動的な話だったが 葛西紀明選手は その時の気持ちを「金メダルとるな~ 落ちろ~」とみていたという。
今回その時の葛西選手の正直な気持ちを聞いて 「スポーツ選手の本音」を知ったような気がした。


しかし 40歳を過ぎてもなお 金メダルを目指して 日々過酷な努力をしトレーニングに励む姿は 痛々しさも感じた。




ソチ五輪にはもちろん初出場の選手も多くいるが このように努力をしている選手がうれし涙を流す結果を出してほしい。

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