幼児期の頭の中

昔4歳年下の妹がまだ幼いころ 家族でトランプの「神経衰弱」をやった。
私も兄たちも 前に開かれていたカードを覚えていられなくて 妹が次つぎ さっさと
おなじ札を2枚ずつあけるのを見て「!!!! この子はひょっとして~~!!」と思ったのを覚えている。
その妹、今は普通の大人、ちょっとはその辺の人より いろいろなことの理解力が早いようだが・・・・


そしてわが息子。
幼いころ「この子はすごい!!大人になったら??」と とても期待していた。
今は普通の大人。 
成人したころ「あんたの頂点は幼稚園時代だったね~」とからかったこともある。



今わが孫娘は 6歳。この春から小学生。
ピンクのランドセルがうれしくて 買ってもらったスーパーで すぐ背負い売り場を走り回ったような女の子。
まだすらすらと字は読めないし、 書けるのは自分の名前の一文字だけ。
ちょっと遅れ気味か・・・・そうでもないのか・・・・


その子と一緒に先日山に登り 急な坂道を下りている時のこと。
カ~カ~と すぐ上をカラスの鳴き声。 
「カラスが 〇ちゃん頑張ってねって言っているのかもしれないよ」と言うと
「でもね、カラスは名前までは知らないと思うよ」
「カラスって賢いんだよ。名前もわかっているかもしれないよ」 と言うとそこから 彼女が以前見たテレビ番組「ダーウインがきた」のことをしゃべりだした。


◎カラスがゴミ箱をあさるのは 見えているからであって 匂いはよくわからないらしい。
◎すごく目がよくて高いところからでも食べ物を見分けることができるようだ。
◎エサの偽物をゴミ袋に詰めたらそこには行かなかった。
◎カラスに見えないように新聞紙でくるんだら エサはとられなかった。
◎カラスは 人間では判断できない紫外線でエサの選別をしているらしい、紫外線の実験をしてこ のことがわかった
訂正  紫外線ではなく赤外線である



坂道を転ばさないように気にしながら手をつないで歩いている私が 集中して聴くことができないような話を 6歳の子が次々よどみなくしゃべる。 
すべてを理解してしゃべっている。

このテレビを彼女が見たのがいつ頃の事なのかは知らないが とにかく テレビでもしっかり理解しながら見ていることに感心!!

しかし これはきっと幼児期独特の集中力と言うか理解力と言うか……なんでしょうね。



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