やばい

 ここ数日の間に 「言葉の変遷」についての話を ラジオで聞き、テレビで見、新聞で読んだ。

言葉は変遷するものであり 若者によって変わっていくものであるらしい。

「枯れ木も山のにぎわい」ということわざの意味を街頭で聞いたところ、 若者の正答率はかなり低かった。
“つまらないものでもないよりはまし”   という意味であるが  
“人が大勢集まればにぎやかになる”  という意味だと思っている人の方が多いそうである。

表現のしかたについても 略語が多く 変わってきている。

「半端ない」 →  中途半端でない

「とりま」  →  とりあえず、まあ
           今回の安保法案に反対する高校生が  「とりま廃案」とさけんでいたらしい

「それな」 →  そうだよね  そのとおり

「いくめん」 →  いつものメンバー

「秒で」  →  すぐに

「え ちょま」 →  え、ちょっとまって



やばい」という言葉はどこから発生したものかは知らないが 今の若者は 「とても素晴らしい」という意味で使う人が 10代で9割強、20代でも8割近くいるのだって・・・・・
私が 思っていた「やばい」という意味とは真逆の感じ・・・・・(ー_ー)!!



しかし
安全保障関連法案反対の抗議行動に参加した若者たちは ラップのリズムに合わせたシュプレヒコールで 時にはユーモラスで 粋の良いヤジを 必死で叫んでいるようにも思えた。

国会中に 品のないヤジを飛ばす安部首相に比べると ずっと新鮮で 「若者たち、やってくれるな」   「日本の未来も もしかしたら 捨てたものじゃないかもしれない」と思わせてくれた。

参院本会議の議題,安部首相に対する問責決議案。
それに与党はまず 『発言を一回 10分に制限する』動議をだし 可決。
それは野党が長時間の演説をして議事進行を引き延ばすのを封じるためであるが  もちろん長い演説が良いというわけではないが 与党の戦術以外の何物でもない。

なんという卑怯な・・・・
数で押し切ろうとしている・・・・
70年前の敗戦を契機に「もう軍隊は持たない、戦争を放棄する」と 世界中に宣言したのではなかったか。
なのに憲法違反という声が上がっているのにそれを無視して 強行採決した今のジミントーは 一体なんなのか?
安部さんは歴史に自分の名まえを残したいだけではないのか。

安保法案に反対する若者が日本中のあちこちで 大声で叫んでいた姿、やばい のかもしれない。

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